建築の社会性
「建築の社会性」と言う言葉をお聞きになったことは 御有りでしょうか?
この言葉の受け止め方は人それぞれですが
建築が存在する限り、その場にはあり続ける訳ですから
自ずと社会とは関わり続ける、それが公共建築のような大きな物から
戸建て住宅であっても変わりはない。
と言うのが、おおよその解釈で良いと思うのですが
今月、この建築の社会性に関するお話を拝聴する
機会に何度となく恵まれています。
自由で伸びやかな建築を創作されている方
社会性を失わないように、何とかしようと奮闘されているお話
それぞれに問題も抱えていらっしゃるかもしれませんが
どちらの機会にも恵まれることがある自分にも刺激を
受けた内容でした。
絶対これしかないと言った、答えが無いのが建築の
楽しさであり、難しさでもあります。
写真は、決して自分の力だけでは無しえなかった1枚です。
造園屋さんの発想と技術が加味されて完成したと言えます。

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あるかもしれませんが只、木の住まいと限定した内容
になると雑誌でも見かける事は、めったにないと思います。
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アプローチ ビフォーアフター
5月になりましたね、1年の1/3が終わりました。 残り2/3を有意義に過ごせるように頑張ります。
今日は、たつのの古民家リノベーションで
行われた庭写真からです。
ずっとスマホの中で眠っていて、
時々目にしていたのですが、
造園屋さんのお仕事ですが、
アプローチの敷石、左手は元々あったもので
右手に乱貼りされた物が、今回の工事で
造園屋さんがした仕事です。
建物と造園は完全分業でしたので、
庭の設計は、目隠しの位置、アプローチスロープなど
少しだけタッチし、その他は殆ど造園屋さんのセンスですが
流石に上手くまとめて頂きました。
和の趣が格段にアップし、住まいと言うよりも
庭園のようになりました。
1枚目がアフター、2枚目がビフォーです。
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庭工事
先日は「縁望の家」の庭にハナミズキの樹が植わりました。 植えた後の樹は、それまで植わっていた場所と環境が変わるために微妙な時期なのですが、上手く馴染めば1年ほどで適応するようです。しかし、適応出来なけば枯れてしまうこともあるそうで、人と同じですね。転校して馴染める場合とそうでない場合、樹も生きているんだと思います。
そして今日は「たつのの古民家リノベーション」の現場に久しぶりに訪問させて頂きました。
と言うのも、今日から本格的に庭工事が始まると言う事で、2ヶ月の工程を確保されていますが、1.5か月程度で仕上げてしまいたいとは庭屋の社長の弁です。以前のうっそうとした雰囲気からスッキリとした状態になっていました。
特にこのような古民家の場合は家と庭はセットで整って絵になると思います。
メインは南の庭ですが母屋の北側にも坪庭があり、部屋の中からはどちらの庭も眺められます。
そして東側には玄関を演出する庭があります。南庭を挟んだ、その向こう側には補修を終えた綺麗な長屋門と蔵に囲まれたお屋敷です。
道路からは双子のように並んだ隣地の蔵も綺麗に見えます。
現在進行中
すっかり更新も滞ってしまいましたが、最近は日替わりで違う事をしていて、中々まとまって一つの仕事に没頭できていませんが、こんな時こそ集中力で勝負です。 さしずめ短期集中型が求められる訳です。
もっとも、自信は短期集中が、やや苦手なタイプなのですが、プロとして求められる素養でもありますので、やらなければいけません。
来年に向けて、数件の新築の準備やら、新たな取り組み、その他諸々で忙しくさせて頂いています。
そんな中、二期工事中の古民家リノベーション、そして引渡しは終えているものの、残り僅かの外構工事が終わらなくて、もどかしい高台の家。順々に確実に済ませて完工を目指して行きたいと思います。
蔵と長屋門も、本日より腰板よりも上の下塗り工事が始まりました。
そして中庭に面し、蔵に繋がる東棟も間もなく工事完了です。
鳥衾
「鳥衾」と書いて、何と呼ぶか分かりますか? そして読めた所で、「それって何?」って感じですよね。
先ずは、その写真から
鬼瓦の上から、ちょこんと飛び出すラッパのような形をした、ちょんまげのような物。
これが「鳥衾」なんです。
で、読みですが「とりぶすま」と呼ぶそうです。
単なる装飾のように見えますが、鬼瓦に鳥が留まって、鬼瓦に糞を落とさないようにするための意味もあるそうです。
納得です。
この「鳥衾」にも色んなデザインがあります。
こちらは、蔵の鬼瓦につく鳥衾です。写真が小さくて分かり難いのですが、鳥の羽が風になびくような形をしています。
意図しない所でデザインが主張されるのを嫌がるのは、設計者としての性で、これまでも鬼瓦には「カエズマタ」と呼ぶ彫の無い物が選択肢のベースだったのですが、色んな古民家などを見るにつれ、このような選択もありかと思うに至りました。
それにしても南西のこの角度から敷地全景を見渡すと、何とも大きな屋敷ですね。
古民家であって古民家でない
今回の見学会には「古民家」と言うキーワードを聞きつけ、お見えになられた方もいらっしゃいました。 古民家と言うと大きな黒い梁が存在感を示す重厚感をイメージされて、お見えになられた方には今回の建物では少し違ったイメージを持たれたことと思います。
もっとも、そのような存在感のある梁や歴史を感じる建具などが存在していたなら、それを生かす設計にしていたはずですが、今回はそうではありませんでした。
そうではない、と言うのは今回我々が住まいの歴史をリセットする以前、恐らく数十年前と思いますが、既に大きくリセットされた痕跡が随所に見られました。それが悪いと言うことではありませんよ。
先ず、大きな空間であるリビングダイニングとなった以前の和室続き間は竿縁天井を持つ線の細い材料で内装が施されていました。元のままなら、こんなに断面の小さい材料ではなかったと思います。又廊下を挟んだ、その北側には明らかに経年の違う構造材で部屋が間仕切られていました。中廊下が存在する間取り自体も後の時代であることの証拠でしょう。元のままなら廊下を設けずに田の字型のはずです。
そして何よりも決定的となったのは、既にコンクリートの基礎が打たれていたと言うことです。当時のままの状態であるなら石の上に柱を置いただけの、俗に言う、石場建てと言う工法であるはずですので、一度建物を持ち上げてコンクリートの基礎が打たれたものと思われ、それと同時に増築や内装のやり替えも行われた、即ち今回の工事で大きなリセットが行われたのは少なくとも2度目と言うことになると思います。
ですので、側は古民家であるけども中身は古民家でなく、ほぼ新築に近い状態と言うのが「古民家であって古民家でない」と例えたことの答えになります。
写真は最初の物が和室の続き間、現代風の細い断面の材料で内装が施されています。 そして2枚目は解体時に出てきた、コンクリート基礎。今回の工事で打ったのではなく、既に打たれていたものです。 又写真の状態では、この部屋の構造体の梁を抜いたり足したりしていません。
見学会御礼
週末は好天にも恵まれ、無事に見学会も終了しました。 足をお運び頂きました皆様、どうも有難うございました。
生憎、初日のみの出席となりましたので日曜日に、お見えになられた皆様とは、お会いできませんでしたが多くの皆様に、ご覧いただけましたことに感謝致します。
そして何よりも、快く会場をご提供を頂きました、住まい手様に感謝致します。
さて今回ご覧いただけ無かった皆様に、少しだけ紹介をさせて頂きますが二期工事も引き続いており、引渡しまでの間しばしの時間が御座いますので、ご連絡を頂けましたらご案内をさせて頂くことも可能です。
写真はダイニングと玄関です。
ダイニングは元々二間続きの和室があった場所です。写真の向かって右手には床の間や仏間がありました。書院に使われていた欄間は2つ目の写真のように玄関に持って行きました。玄関は新築とリフォームの違いが最も現れた部分でもありました。既存構造材の存在によって想定通りの天井高さが確保出来ず、当初の予定を変更せざるを得ない個所が多かった部分でもあります。空間構成はメリハリをつけることを意識ました。天井は高いばかりが尊ばれる傾向が強いようですが、私はそうは思いません。低い所があって始めて高さの恩恵を感じられるのです。ですので天井の低い廊下を通り、リビングダイニングの大空間を目にした皆さんの反応を見ていると、殆どの方が「うわぁ~」でした。これは私の練った作戦が成功したのだと思っているのですが、さてどうなのでしょうね~?(^^ これからも、高低作戦はどんどん使っていきたいと思います。


















