寝室
連休の合間を縫って変わらず現場は動いています。今日は1日で2箇所の現場で打合せ。1つの現場はこのブログでも時折紹介しているのですが竣工間近。今日の部屋は寝室、以前に「おさまり」と言うタイトルで紹介している畳の多目的部屋から繋がる部屋です。加齢に供えたベッドの使用、身の回り品を納めるためのタンス置場、ベッドからそのまま操作できる位置へのスイッチや操作パネルの配置など、ホテルの客室レイアウトを参考に出来るだけ、その空間及び近辺で無駄なく行動が完結するように諸室を配置しています。片流れの屋根の天井の高さを利用して中2階風の空間構成とし西面から降り注ぐ太陽光を和らげる天井のルーバーは光が拡散し間接照明のような効果が得られます。空気の流れや熱の動きを意識した開口部の配置。写真正面の廊下に繋がる2枚引込引連戸には大きな引き手を取り付けました。御父様、御母様の老後を楽しんでいただくための空間です。