兵庫、京都、大阪で誠実に丁寧に木の家をつくる芦田成人建築設計事務所
兵庫、京都、大阪で誠実に、丁寧に木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所

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兵庫県丹波市を拠点に誠実に、これからの木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所 芦田成人のブログです。

納まる

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日本の暮らしは靴を脱ぐ事を前提とします。従って直接、素肌に触れる素材にはより安全で足触りの良い物を選択する必要がありますし先人達はそうしてきた筈です。座の生活が中心だった頃は畳が主流でした。しかし洋風のライフスタイルが定着すると次第にフローリングが主役の座を取って代り、今や畳の間さえない住まいまで存在します。でも我々は日本人だもの、って事でやっぱり一部屋いやコーナーでもいいから畳が欲しいと言う方がいらっしゃるのも事実です。

 

でも畳って、オールラウンドプレーヤーで直接布団を敷いて寝る事も出来るし、食卓を置いて食事もできる、子供が縁に沿って走り回るゲーム版にもなる(小さい頃こんな事してよく怒られましたが先日今の子供達も同じような事をしているのを見かけました)、居間としての機能も供え持っている。

で結構、畳は好きなんですが限られた空間を有効活用しようとすれば大きな物が邪魔になる時があります。そんな時、こんな風に解決してみました。

 

以前から紹介していた収納式の掘りコタツです。収納の仕方を順に

1.テーブルがある状態(木の枠の上にのっています)

2.テーブルを退けて床は木の枠だけにします

3.枠を外します

4.テーブルを沈めました

5.根太を入れて

6.板を敷き

7.畳を敷けばテーブルは床下へ消えました

 

間もなくこの御宅の全貌が明らかに!乞うご期待