Before そして After
どこかで聞いたことのあるようなタイトルですが
あえてちょっとだけ変えました
がまさしく、そんな写真です
この春より工事が行われてきた
「自然光が美しい写真館 in 高千穂」の現場
も先日10月7日に土間コンクリート打ちを終えて
ほぼ全ての工事が済んだことになります。
自然光を取り込むための大きな北向きの窓
光の移ろいの影響を受けにくい
北向きの窓は写真館撮影ではもってこいの
条件となります。
そして、その窓の大きさと外観上のバランスを
どう考えるかは設計上の課題でした。
新築とは違い、リノベーションでは、
どこまで思い描いた通りにバランスを
操作できるかも鍵となります。
大きな白い壁の足元を引き締める
木の板壁が優しくお客様を迎えます。
そして、晴れて今日、こちらのお店が
リニューアルオープンされました。
こちらが → 工藤写真館さん のサイトです。
Before
After
上写真はいずれも私の手持ちコンデジで撮影した記録用のものですので
精度は良くありませんが、BeforeとAfterの違いは、お分かり頂けると思います。
クライマックス
春から始まった、こちらの現場
「自然光が美しい写真館 in 高千穂」も
いよいよクライマックスです。
殆ど全ての工事は終えており
残すは外構の土間コンクリート打ちのみ
内部では業務体制を整えるべく
引っ越し作業を続けておられます。
外部の四角いデザインに対し
二階のスタジオや控室では
アールを多用し、インテリアにやわらかさを
プラスしています。
足場が外れた頃から
下校中の女子高生の間では
「かわいい」と評判が立っているとのことでしたが
私が撮影している、その背後で
正にその会話を耳にしました。
当初の狙い通り
写真館っぽさのイメージを少し目線を変え
まるでカフェでもあるかのような外観に
してみました。
外壁に張ったレッドシダー(米杉)も
色味が良い意味で揃い過ぎずに
綺麗なグラデーションとでも言える
並びとなりました。
エイジング塗装が施された控室のカウンター
直貼り
「自然光が美しい写真館 in 高千穂」の現場では
今回の滞在最終日に1階店舗の床貼り作業が始まりました。
土足可能な硬い木、複合フローリングですがオークを
土間コンクリートに直接貼り付ける、直貼り(じかばり)
としています。
写真のようにボンドを塗って1枚ずつ貼っていくのですが
実の部分が硬くて入りにくい、とは職人さん
この日は外壁に貼る
レッドシダー(米杉)も到着し出番を待っていました。
実は、このレッドシダーと言う木は
私達の凄く身近な部分で頻繁に使われています。
どこだか、お分かりでしょうか?
・・・
・・・
・・・
答えは
鉛筆です。
写真が、そのレッドシダーですが、目の通った木は
いかにもレッドシダーと言った感じですが
たまに木目の違う材料があり
「えっ、これが同じ木なの?」
と言ってしまったほど、見た目の違いがありました。
上手く選別して、貼って貰うように
大工さんにお願いしました。
工事も、あと一息
写真館の撮影業務は既に開始されていますが
作業スペースが未だ未完成のため
完全オープンも未だ出来ていませんが
そろそろ、完成も見えてきそうです。
壊しながら創る
「自然光が美しい写真館 in 高千穂」の現場では
店舗部分の工事が進行中です。
2階が撮影スタジオで
1階は事務スペースと接客スペースとなります。
目下、大工工事は1階が主で
2階は内装工事中です。
そして、その奥には住まいが併用しているのですが
一部、解体をして既存躯体の確認作業も進めています。
解体をしてみると、設計段階での予想と
目論見が外れる個所も出現する訳ですが
どう、リカバリーするかも又重要です。
幸い、うまくリカバリー出来そうですが
店舗部分のスケジュールも気がかりな状況となっています。
写真は既存躯体の状況を確認するために解体した2階床
そして、こちらはお店の新たな入り口となる部分です。
大改造
2階の大工工事は70~80%程度進み
目下、1階に主戦の場を移しつつある
「自然光が美しい写真館 in 高千穂」の現場です。
実は、1階が大改造となるのです。
2階の撮影スタジオへの動線を考えて
まずは階段の位置を変えます。
そして住宅併用のため
住宅部へのアプローチを考慮して
駐車場の間口を広げます。
そこにシロアリ被害がプラスされたこともあり
大工さんの仕事も手ごたえのあるものとなります。
さて、この職人さん
型枠も自ら組み、鉄筋の加工や配筋も
自らの手ですると言うのですから
マルチプレーヤーです。
写真は1階の様子です
これから、始まる工事の
手強さを写しています。
こちらは、以前御紹介させて頂いた
空間で2階の撮影スタジオです。
仮の材料が外れたので、
3分割の窓の位置も分かるように
なっています。
天井に開いた穴にはエアコンが
埋め込まれます。
少しだけチェンジ
私共で関わらせて頂きました「自然光が美しい写真館」の 岡本写真館 さんの外観を少しだけチェンジされました。
どこが変わったか、分かりますか?
あっ、1枚目は工事前ですので
2枚目に掛けて、がらっと変わっているのは当然なんです。
今回は、2枚目から3枚目への変化なんですが、どこが変わったと思いますか?
看板の位置が変わっているのはお分かり頂けることでしょう。
そして入口のドアにも店名が入っています。
メインの変化は、入口ドアの上に庇が付いたことです。
入口は、雨を意識して少し凹めてあったのですが、
それでも外へ出た瞬間、大屋根から雫が垂れてくることが
あるとのことで、お客様への配慮の為に入口の上に庇を付けました。
庇は薄く見えているので製作品かと思いきや、
実はこれ、YKKの既製品アルミ庇なんですよね。
通常、既製品庇って厚ぼったくって野暮で、中々使う気になれないのですが
これ割と薄いんです。
まあステンレスの1枚板を曲げると、もっと薄いのですが構造上、
大きくは跳ね出せないんです。
何とか、仕様に耐え得るデザインで尚且つ、お安いし
跳ね出しのバリエーション豊富。
60㎝程度まで跳ね出せて、長さも結構自由が利く、
と言う事で採用に至ったのです。
これで、せめて傘をさすまでの間は濡れないで居て頂けることと思います。
リノベーションの勘所
さて、新築現場も完成に向けてまっしぐらですが リノベーションの設計では高さをどう読むか
は、かなり勘所になります。
クロスの貼り替え程度でしたら、天井高さは
変わりませんよね。
しかし、一旦スケルトン状態にまでするような
規模の工事では見えない部分を如何に読むか
かなり悩む所です。
一応、現場で採寸した寸法はあるのですが
天井裏の見えない部分や床組など
自分だったら、こうするけども、この当時なら
もしかしたら、こうなっているかも知れない。
そんな勘繰りをしながら、多少勘繰りが外れても
大丈夫なように設計に幅を持たせます。
詰めの作業はあくまでも現場で決定することになりますが
外観のデザインに影響を与えるような個所は悩みますね。
と言う訳で、図面も一つの図面を完成させて次の図面と言う
順には進めず、あれこれ描き進めながら、同時進行と言う感じです。
新築図面の進め方とは多少工程が変わりますが
出来上がる建物は新築以上の感動を覚えて頂けるようで
ありたいと願っています。
新規リノベーションがスタートします
先日、ご契約頂きました。 「写真館、リノベーション」のキーワード検索で
トップに画像表示されていたのが
当方が手掛けさせていただいた仕事でした。
これがきっかけとなり、お問合せ頂きました。
今回は近畿を飛び出し、九州は宮崎県で
お仕事をさせて頂きます。
パワースポットのお力を授かれますように
「自然光が美しい写真館 2 ( in 高千穂)」
工事開始は未だ先ですが、
地域で特色ある写真館さんのお力添えと
なれるように、頑張って設計を進めて参ります。


