防災の日
早くも9月となりました。毎年9月1日は
「防災の日」です。若い方の中には何故
9月1日が防災の日なのかをご存じないか
もしれませんね。
かく言う私も、それが発生した日には生
まれていません。1923年に発生した関東
大震災に因んで、9月1日が防災の日とさ
れています。
最近の自然災害は地震だけでなく、台風
や大雨、それらに伴う土石流、その内、
日照りが続く干ばつも災害になるかもし
れません。
これらの災害の中で、唯一事前に予防で
きるとするならば、地震による建物の倒
壊を防ぐ耐震性の向上ではないでしょう
か?と思うのです。
最近は耐震だけでなく免振や制振と言っ
た新しい技術も生まれ建物被害を減らす
ことがより、し易くなりました。
私が関わることがあるのは既存木造建物
の耐震化ですが、ここでも何度もお伝え
していますように皆様が想像されるほど
耐震化にコストを書けずに出来るケース
も経験しています。普通乗用車の中グレ
ード1台分くらいのコストで耐震化出来る
なら、命がそれで救われる可能性も高ま
ります。
兵庫県では昭和56年5月以前に着手したこ
とが証明できる建物では無料あるいは格安
で簡易耐震診断を受けることも出来ますの
で是非、一度ご検討下さい。
補助金の枠を増やす方法
かなり挑戦的なタイトルですが、もしかしたら
皆が意識を高く保てば実現する可能性のある方
法です。
何度か、このブログでも書いていますが、私は
丹波市と言うか兵庫県の(木造の)簡易耐震診
断員をしています。
丹波市も、そうですが他の市にも同じ制度があ
り、又耐震補強工事に対する補助金制度も整っ
ています。
ただし各行政によって補助金には枠(数)があ
ります。その枠の数がどのような方法で決めら
れているのかは不明ですが、多分過去の実績も
評価される点の一つと思います。
残念ながら丹波市の昨年の耐震補強工事で利用
された補助金申請の数はゼロだと聞いています。
所が今年は、元旦に能登で起こった地震が大き
く影響しているのか、既に補助金の枠は無くな
ったそうです。
そうです、皆さんの意識がある時は利用者が増
えるけれども、そうで無い時は利用者が無い。
このムラが補助金の枠(数)に影響を与えてし
まうと思います。
補助金は毎年コンスタントに利用する人が居て
初めて、その実績から枠が増えると思うので、
常に地震に対する意識は持っておき利用すべき
権利を行使する。
こうすることでより多くの人が補助金を利用で
きるようになる。皆の意識が多くの人をハッピ
ーに出来る可能性を拡げてくれる。
素晴らしいと思いませんか?今だけ焦るのでは
なく、常に意識に置いておき、そのための蓄え
を増やしていき、利用できるようになったタイ
ミングで使う、これを皆さんに提案したいと思
います。
そのための第一歩が耐震診断になります。
簡易耐震診断その後
既に、何度かここで触れていますが私は丹波市の
簡易耐震診断員として年に何件かの診断に訪問し、
既に4~5年が経ちます。
特に昨年は9件の診断を、今年は既に5件の診断を
し、更にあと数件の予約をいただいています。
診断結果で一応、建物が倒壊しないとされるのが
表題の「評点1.0」です。要するにそれ未満の評点
の場合は、大きな地震が来たら、やや危険か又は
更に評点が低ければ大倒壊の可能性があると言う
ことになります。
昭和56年5月31日以前に着工した戸建て住宅や長
屋住宅、共同住宅が無料診断の対象で、既に通算
するとこれまで40件以上の診断をさせていただい
ていると思いますが、これまで一度も評点1.0に達
した、あるいは超えた建物は1棟もありませんでし
た。
それほど昭和56年以前の建物の耐震性が低いと言
うことになります。実は、つい最近ようやく評点
1.0を超えたお住まいがあったのですが、それも
2020年に全面リフォームした際に耐震補強もされ
ていた建物を購入されたための評点1.0超えに過ぎ
ません。
兵庫県では介護リフォームの補助金を受けるのに
簡易耐震診断を受けることが義務付けられていて
最初の頃は、その補助金を受けるために仕方なく
受ける方が多かったのですが、最近ではやはり耐
震に関する関心が高くなっていますが、結果を見
て落胆する方もいらっしゃれば、どうせ後何年か
しか住まないので、耐震工事しても仕方がないと
言って、そのまま放置される方もいらっしやいま
す。
しかし昨今では耐震リフォームをされていること
が売りになって次のお客さんに売りやすくなると
言う不動産屋さんも出て来ています。耐震って命
に直結することですから当然と言えます。
又当方では、その後の補修計画にも力を入れてい
て、出来るだけ工事費を抑え易い方法を用いて計
画を立てています。他の事務所とは一味違うため、
昨年頃から耐震補強の計画策定依頼も増えていま
す。
一番福
宵戎の昨日、朝9時過ぎに地元の戎神社にお参り、
したまでは良かったのですが
未だ準備中で神主さんも10時頃になるとのこと。
従って、吉兆も福笹も未だ売ってない状態でした。
一先ずお参りだけは済ませて一旦戻ってきました。
一番福を狙った訳ではありませんでしたが、
出直しとなりました。
午後からは、今年初のお客様の訪問があったため、
夕方に再訪。
出直し福を貰いに再度、お参りして来ました。
一応、非公認ながら一番福と思っております(笑)。
さしずめ、「自称福男」と名乗らせていただきます。
と言う訳で半ば強引に自称福男の今年の目標は、
既存住宅の耐震性と温熱環境の向上を
昨年からの引き続きとなりますが唱えて参ります。
勿論、新築住宅においてもこれまでのレベルを
下げることはしません。
丹波市では昭和56年5月31日以前に着工した
住宅などについて、無料で簡易耐震診断を
受けることが出来ます。
私は、その耐震診断員ですが
我々は県から診断費用を
いただいて行動していますので
ボランティアでやっている訳ではありません。
昨年は、市内の簡易耐震診断に
9件御伺いさせていただきました。
その内、一応倒壊しないとされる評点1.0を
クリアしたのは1件もありません。
一番、高い評点でも0.6程度です。
昨年、市内で診断を受けられた件数は
おそらく24~25件です。
私が1/3以上を診断したことになりますが
他も、恐らく同じような結果ではないかと
推測しますが、それほど築年数の古い建物は
耐震性に乏しいと言えます。
能登半島で起きた大きな地震によって
毎日のように被災した住まいの映像が
流れてきます。
このような時期に、相応しい
内容では無いかもしれませんが、
記憶にある今こそが
皆さんも真剣に捉えやすいと思います。
無料の簡易耐震診断の制度は、
何も丹波市のみでやっている訳では
ありませんので、少なくとも兵庫県下の方は、
皆さんがお住まいの行政に
問い合わせていただくと、
同様の制度があると思います。
今こそ、真剣にお住まいの
耐震性について考えてみませんか?