完成見学会(予約制)のお知らせ
「ヘノ字に住まう」(翼を広げる家)の完成見学会を、住まい手のご厚意により開催させて頂くことになりました。 ●概要/街中の整形地に建つ住宅では、建物の形も自ずと敷地に習う形で建築されます。 街中から少し外れると敷地のゆとりから建物の形や敷地に対する構えにもバリエーションが生れます。 「への字」型プランが特徴の、この住まい。街中から少し外れはするものの、周囲は既に新旧の建物が肩寄せ合う環境です。 快適な住環境を求め、敷地を読み解いて導き出した答えは建物が110°即ち「へノ字」に開く事でした。 緩やかに開かれた内角はプライバシーも高く中庭のような雰囲気を生みます。 そんな住まいのオープンハウスを住まい手のご厚意により予約制で開催させて頂きます。 建物だけでなく敷地の特徴も一緒に、ご確認頂きますとプランニングの重要性をお感じ頂けることと思います。
● 開催日時/2016年12月3日(土)、4日(日) いずれも10時~16時
●開催場所/京都府福知山市(詳しくは、お申込み頂いた方に、ご連絡差し上げます)
詳しくは こちら からご確認下さい。
塗装体験
週末の日曜日、温かな休日でした。 「翼を広げる家」では、かつてより計画していた、ご家族による「塗装体験」が行われました。
職人さんには、ここまで時間を掛けてパテ処理時の粉まみれになり下地処理をして頂いたのですが、それらの処理も済み、ようやく塗装が出来る状態にして頂きました。
塗るよりも下地処理や養生が重要であり、大変なのです。
「セルフ塗装すれば安くなる」と思われがちですが、塗装するだけ、ならそんなに安くはなりません。塗装と下地処理、養生までは1セットで、塗装のみでは、その作業の半分以下の仕事量でしかありません。
しかし、今回は安く上げる事を目的とした塗装体験ではなく、将来の補修に向けた予行演習とお子さんに自分たちが家づくりに関わった事の想い出と思い入れを養って頂くための体験です。
1度塗っただけでは下地が薄く透けます。他の部屋を塗っている間に1度目の塗装ヶ所が乾き、2度目の塗装と進めて行きました。ダマが残らないようにしっかりとローラーや刷毛で延ばす。
これがポイントです。

足場をばらす
風邪か秋の花粉症か、約1週間ほど喉のイガイガに始まり微熱、鼻が詰まると言った訳の分からない症状で調子の出なかった先週でしたが、少しずつ調子を取り戻しつつある今週の始まりです。 そんな中、20日に足場の解体を予定していた「翼を広げる家」でしたが恨めしい秋雨前線と台風の接近と天候不順に悩まされ、ようやく今日、雨樋が付けられました。
これでいつ足場を解体してもOKの状態になった訳です。
思えば、上棟時は梅雨明け前の時期で材料が雨に濡れないようにと気を揉み、足場解体時にも天候に悩まされ、と今年ほど天候を恨んだ年はありません。
当方は構造体が、そのまま見える、「現し(あらわし)」と呼ばれる状態で仕上がるので木材が雨に濡れて染みになるのを嫌う訳です。
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本日の定例打合せと重なり、ハーフユニットバスが搬入組立されました。 うっかりと組立完了後の写真を撮り忘れてしまいましたが、当方では外壁面以外にも断熱施工を施しています。
これは浴室に限らず水回りと居室を隔てる界壁面に施しているのですが、近ごろは浴室などもFRP素材などでユニット化されており、普通に壁を造っただけでは使用中の水跳ねの音などが居室側にも響いて漏れてくるため音留め効果を期待していることと多少の保温効果も期待しています。又使用する断熱材が繊維系の場合は水分を含んでしまうと一気に性能が落ちてしまうために防湿層としてフィルム施工をしています。これは同時に気密層にもなる訳ですが、近ごろはこの気密を取りたくないと言う造り手もいます。
どちらが良いと言う議論は、ここではしませんが、繊維系でなくとも断熱材が濡れてしまうと、どうなるのか?人間の体内からは毎晩コップ1杯分の汗が発せられたり、煮炊きものをすれば大量の水蒸気が室内に発生します。これらを極力、断熱材とは隔離したい訳です。
外壁側に通気層を取れば、そんなのは簡単に抜けると言う方も居るのですが、ダウンジャケットが水を吸ってしまった場合、放置しておいて簡単に水分が抜けないのと同様に、一度水を吸った断熱材が壁の中に閉じ込められている状況で、何もしないで簡単に水分が外に抜けるとは思いません。ましてや透湿抵抗の高い構造用合板を使っていれば尚更水分は外に排出されにくくなります。これは繊維系でなくとも同じで発泡系の物も簡単には乾きません。実証済です。現場発泡の物でも同じです、気泡がある限り水分を吸います。
このような考えから防湿施工をするようになったのですが、これ即ち気密施行にもなっています。但し、断熱材の厚みは最先端の高断熱高気密住宅をされている方からすれば薄いかもしれませんが、中途半端な断熱施工をしている所よりはしっかりとしています。勿論、2020年に義務化予定の省エネ住宅基準は軽くクリアしています。
このようなことから、使う材料も以前とは嵩が増え、性能を上げています、サッシもその基準は超えられるように仕様を上げています。住宅を取り巻く法令も以前とは変わってきているためにコストアップにならざるを得ない部分もあります。
見える部分のデザインだけでなく、見えない部分も丁寧に造っているからこそお見せできる、工事中の現場写真でもあります。
サーモカメラ
現場も壁面の断熱施工時期に差し掛かりました。 未だ、ほんの一部にだけ施工され始めた所ですが、ここで新兵器登場。
「FLIR」と呼ぶスマホに差し込むだけのコンパクトな物ですが、映画「プレデター」に登場した怪物プレデターの目で見たような画像が現れます。
って、どれだけの方がプレデターをご存知なのかは分かりませんが、ともかく画像を紹介させて頂きますと
このような感じです。
1枚目は1階西面の窓ガラス部で47.4℃
2枚目は同壁面の断熱施工済部で36.9℃
3枚目は2階西面壁で断熱材未施工の部分45.3℃
4枚目は同窓ガラス部で42.7℃
5枚目は同面戸部分で断熱材施工済で38.7℃
6枚目は天井で屋根上で断熱施工しています。ネオマフォーム60㎜厚×2枚重ねで37.5℃
7枚目は同じく天井面の照明器具の為の配線が断熱材を貫通しているため少し高めで40.9℃
と温度の高い所と低い所で色も違って表示されます。只、この色は相対比較のための色ですので1枚の写真の中での色の比較しか出来ません。
又、中間時と完全施工された状態で測定してみようと思います。
着々と
現場も着々と進み、雨の心配も少なくなりました。 今日からは屋根板金工事が開始されています。
そして壁もおおよそ、塞ぐべき所は塞ぎましたので、実際の室内の明るさが想像できるようになっています。
一方、屋根の葺き替え工事が完全に済んだ、神社社務所では内部の床、天井の張り替え工事が始まりました。
既に天井の張り替えは終わっており、次は床工事です。天井板は黒い梁との対比で白木のまま行かれては如何ですか?と提案させて頂き、そのまま受け入れて頂きました。
竿縁の向きが部屋毎に違うのが面白いですが、写真手前の部屋は床差しを避けるためと思われます。又欄間も左右で違うのも面白いですね。


晴れ間が続き
梅雨が明けた途端、晴れ間が続きます。 今日の現場では久々に建物の骨格を見る事が出来ました。棟が上がってからはどんより空が続いた現場ですので雨養生のためにブルーシートですっぽりと覆われた状態でしたので、面材で外壁が囲われ始めると少し安心感が増します。
通常、外壁に張る面材には構造用合板が多いのかもしれませんが、今回は外壁が木と言うことで延焼の可能性のある範囲の下地を不燃仕上げにしないといけません。
又、構造用合板は透湿抵抗が高いため、室内で発生した湿気を屋外に排出し難い性質を持つために、当方では壁面への構造用合板の使用を減らす傾向にあります。
そのような理由から今回、延焼の可能性のある部分にはモイスと言う軽石のような面材を使用し、延焼の可能性のない部分にはもう少し値段の安い面材を使用すると言う珍しいパターンにしています。
しかし、このモイスと言う材料は重いんです。ちょっと触っただけですが、それだけで重さを感じました。























