這う
「薪ストーブが似合うかわいい家」の現場で進む工事はいわば裏方作業なのですが生活インフラを築く大事な裏方さんなのです。 床下を這い回る生命線、人の血管のようなものです。
写真は湯(ピンク)水(青)と電気(オレンジ)の配管と配線浴室用の物が1階の床下を這っています。
そして、こちらは2階の床下のスイッチ、コンセント配線。1階に天井を張る仕様の場合は通常これらの配線は1階の天井裏に収まるのですが私共の仕様では1階の天井=2階の剛床となる事も多く天井裏がない事もしばしば。
と言う訳で剛床の上に根太を打ち、その上に2階の床を張る事で僅かな空間が出来ます。その空間を利用しての配線と言うのがこの写真です。
剛床・・・1階の構造材の上に24mm厚さ以上の構造用合板と認められた材料を直接張り構造を固めたもので、最近ではこの仕様にする事で作業するための足場も兼ねられるために棟上げの時の安全性が向上しています。
箱とわた菓子
猛暑も途絶えたと思えた、そんな先日でしたが現場打合せを終え帰路に就こうと見上げた目の前の空には、見慣れないモクモクとした高い雲が沸き立っていました。 この空は北の雲です。
帰り道では時折ピカピカと稲光が見えていましたので、どこかの地では雷や雨に見舞われていたのでしょう。
この「薪ストーブが似合うかわいい家」の現場はいつも整理整頓が出来ていて、とても綺麗で仕事の進みが速いために対応も非常に機敏さが要求され
先を読んでの、こまめな打合せが必要となってきます。
外部では建物の表情をつくる箱が付き徐々に仕上げが想像できるようになっています。
表情をつくる箱と申しましたが、ちゃんと機能も備わっていますので単なるデコレーションではありません。
もう少し仕事が進めば、いずれその説明も必要になってくるでしょうけども、又の機会にと言う事で、後ご期待下さい!
白い家
「薪ストーブが似合うかわいい家」でも工事が着々と進んでいます。しかしお盆を過ぎて壁を塞いだ途端に風も吹かなくなった事から現場は蒸し風呂状態の暑さ。じっとしていても汗が滴り落ちます。 屋根ではガルバリム鋼板が葺かれていますが、これまた焼けて暑いのです。職人さん屋根の上での作業ご苦労様です。
そしてこの住まいでは外壁にもガルバリム鋼板が張られる事から現在はその下地作業中で一時的に白い家が誕生しています。
外壁が左官仕上げの場合は一時的に黒い家が現れますが一時的な白い家は珍しいのですが何せ養生シートが張られているせいでその全貌は拝めません。

シートの僅かな隙間から白い家の一部を写してみました。
そして、サッシガラスに張られた10年保障のステッカーには次のような事が書いてあります。「旭硝子は中空層内部に結露が生じないことを10年保障しています」だそうです。つまりペアになったガラスとガラスの間での結露を保障するがその他のガラス表面の結露は保障しないと言うもの。微妙な言い回しですが使い方によっては表面の結露は発生しますから当然と言えば当然の事です。

こんなステッカーって正直現場の人しか見ませんよ。むしろ結露が発生し難い住まい方ガイドブックや窓面結露の原因紹介ブックなんかを作ってもらえる方がよっぽど消費者へ訴える力になるのではと思うのですが如何でしょうか?
樹脂製サッシ
先日は「薪ストーブが似合うかわいい家」の定例打合せ。 屋根面は外側に断熱を施し、通気層を確保し、二重に野地板を張るので少々手間と日数を費やしますがこれは性能維持を維持する上で重要な工程なのでここで時間が掛かっても丁寧に進めていただきたい部分です。
さてこちらのお住まいでは樹脂サッシを多用しています。
建築地の三木市は断熱等級区分のⅣ地域ですのでサッシのみの断熱性能を次世代基準に対応させようと思えば通常のペアガラスのアルミサッシで空気層を調整すればクリア出来るのですが、住まい手の以前の居住地での経験から樹脂サッシを多用させて頂きました。
部屋内側は樹脂の白、外面はアルミと全てが樹脂の物ではありませんが、全てがアルミサッシの物と比すると熱伝導性能面では優れているといえます。
北近畿での実績も多い当事務所でもこれほどの数量の樹脂サッシの採用は初ですが、その分サッシに掛かるコストウェイトは大きくなりますが建築費全体に占める割合からすると何とか調整の範囲と言う事でこれらが取り付けられるのはもう少し先になりそうですが、壁面の色と同一化すれば良くなる事と思います。

軒先では性能面と意匠面を満足させるために鼻隠しにも板金を巻いて仕上げています。
さて、もう直ぐお盆ですね現場も暫くお盆休み。その前に塞ぐべき所は塞がねばなりませんね。
今だけの風景
週も明け、暑い日が再び到来。外を歩くと暑いと言う言葉しか出てきませんが、そんな今日、月曜日は「薪ストーブが似合うかわいい家」の定例打合せの日。 屋根を塞ぐ工事が継続的に行われています。
そんな現場では今しか見る事が出来ない風景があちらこちらに見えると共に涼しい風が吹く方向も肌で確認できます。
写真は平屋部分の屋根(下屋と言います)。
この面は壁で塞がれてしまいますので出来上がってしまうと絶対に見えない1枚でもあります。
周りに見えるカラフルな屋根。周りの住まいは比較的築年数が似通っているのか、外観や使われている材料、古びた感も同じです。

こちらは外観。とは言え足場と養生シートで何も分りませんが、外壁はガルバリウム鋼板で覆われる予定です。
ガルバリウム鋼板の色も決定し、かわいい煙突もアクセントとなる予定です。
穴が空く
屋根に穴が空いたら・・・嫌ですよね。 でも空いてしまったんですよ、しかも2箇所も

こんな感じに空いてます。
空いたと言うよりも意図的に空けたと言う方が正しいのですが、1つは天窓用、もう1つは薪ストーブの煙突用と言う事で
こちらは「薪ストーブが似合うかわいい家」の現場です。
煙突部分の開口はまだ、この時点では空いていなかったのですが、薪ストーブ業者さんにも現場に来てもらって墨出し。
差し矩(棟梁) VS 計算機(私) で墨の寸法出し対決
結果は差し矩の勝ち。負け惜しみですが借り物の計算機では思うようにボタンが押せませんでした。(正しくは借り物のアイホーンの計算機能です。)
何はともあれ工事中の穴あけ工事で良かった。
屋根仕舞い
先週、棟上げを迎えた「薪ストーブが似合うかわいい家」では構造体が雨に濡れてはいけないとばかりに屋根工事の完成を目指し暑い最中ですが急ピッチで工事が進められています。 この日は屋根に設ける天窓の開口や仕様を確認。電動、雨センサー付きのベルックス社製の物ですがガラスの仕様がかなりしっかりしています。
流石、北欧デンマークの会社らしく、LOW-Eトリプルコーティング遮光断熱ペアガラスが標準仕様と言う事で、又このガラスの効果を実証出来ればと思いますが設置面により多少効果に違いも出ると思います。
今回の設置面は北面の屋根。基本的に天窓は北面に設ける方が良いと言われますが北面だから絶対大丈夫か?と言われると必ずしもそうは言えず、真夏の太陽高度はほぼ真上から射す為に場合によっては暑い日射が部屋に差し込む事もあります。
その辺りの事も勘案しての設置位置ですので、このお住まいの場合はほぼ問題なしと言いたいと思います。

写真は2階の天井面です。この上に断熱材を置き、通気層を取りと屋根の厚さが増していきます。
ついでに屋根の上に上がってみました。

建物西側を屋根の上から眺めてみました。
遠くまで見通せる景色は最高です。暑くなければね・・・。
このルーフィングは本当は不要なのですが、野地板が雨に濡れて汚くなるのを防ぐために敷いてくれたそうです。
これで3重の防水層となります。
この後に続く屋根板金工事はもう一つ大変でしょうね!
棟上げ
快晴の先日は「薪ストーブが似合うかわいい家」の上棟日。雨に予定を狂わされた基礎工事時に比してこの天気の良さ!と言うよりも暑過ぎます。 昼前に、ようやく2階の剛床が張れて日影が出来ましたが、あのまま日向の昼休憩になっていたらと想像するとぞっとします。
日焼後のしんどさを考えて無理にでも長袖をと思い作業服の上着を羽織っていたらサウナ状態で汗臭くなっておりました。着替えは持って行っていたものの・・・
何はともあれ上棟おめでとう御座います。
写真は2階に、ご家族と職人さんも皆あつまり上棟式直前の様子。
お子さんは私の筆箱の中身や色んなものに興味津々の様子で、この家が出来た頃にはさてどんな顔で喜んで貰えるのか?
年末の完成に向けて頑張らなければいけません。
三角移動
梅雨明けと共に一気に夏モード全開となりましたね。 そんな今日は現場定例会議での移動です。
事務所→つながる家(姫路市)→薪ストーブが似合うかわいい家(三木市)→事務所このルートで移動する事を三角移動と名付けています。
「つながる家」では居宅部分の階段が掛けられ(写真左)、引き続き事務所へつながる階段が施工中です。(写真右)
居宅は足触りを優先し杉、事務所は少し硬めの材料として使用頻度に配慮し、色目を考え桧と材料を使い分けています。
右写真には階段の足掛かり部分に滑り止めの溝加工を施しています。
続いて「薪ストーブが似合うかわいい家」では基礎が打ち上がり、今週末に控えた棟上げを前に土台の材料が搬入されたばかりでした。
さて、夏モード全開の中の棟上げとなりそうですので皆様バテないように、水分補給を充分にして日射病にも気をつけてもらいたいものです。
関係者の皆様へ、現場は蚊が多いです。午後から日影となる場所が近くにありません。充分に対策を!
ようやく
ここの所の大雨で大幅に影響を受けた「薪ストーブの似合うかわいい家」の基礎工事ですが、今日の小康状態を狙ってようやく次のステップへ向けて動き出しました。現場には基礎屋さん総出で、必死に作業が進められる中、アンカーボルトの先行作業と鉄筋のかぶりなどの確認のために現場へ向かいました。

現場では社長を中心にピンと張り詰めた空気が漂い、若い見習いさんには檄が飛びます。これぞ職人の世界と言った感じですが誰もが通る道、止めずに頑張って良い職人に育ってもらいたいものです。
急ピッチで進められている現場への指示も数箇所ありましたが、その場で直せる範囲で比較的綺麗な仕事がされていました。
外構との関係で検討個所が出てきましたが、又宿題と言う訳で、いよいよ現場は棟上げへと進む準備が整いつつあります。
そろそろ、梅雨明けのようですね。
と言う訳でそろそろあの準備もしなければ・・・。
配筋検査
「薪ストーブが似合うかわいい家」は擁壁工事も終え、基礎の配筋検査へと移っています。 第一種低層住居専用地域と言う法的に居住環境を一番重要視される地域では建物の配置や高さまで制限される事になります。具体的には壁面後退や北側斜線と言った規制になるのですが、今回は壁面後退1.0M、北側斜線も南北面へ流す切妻屋根とする事でクリア出来ています。
さて、配筋検査に並行して地鎮祭の時に投稿した敷地前の電線の支線移設の打合せも現地で行いましたが、未だスケジュール的に余裕もある事から関西電力側にて検討して頂く事になりました。担当者の方との雑談で電柱は地上に出ている長さの1/6だけ地中に埋まっているそうですので、あの電柱は7~8M程ありそうでしたから深くても1.3M程度が地中と言う事になります。これを浅いと見るのか、深いと見るのか?
私は意外に浅いんじゃあないのって思いました。
工務店さんが受ける瑕疵担保の検査員さんも見えて、この日は設計(私)と瑕疵担保のダブル検査となったのでした。
さて肝心な配筋検査も鉄筋の太さ、ピッチなどに始まる所定の検査項目を確認、数点の指摘を伝え現場を後にしました。
来週の天気予報はほぼ毎日雨マークです。トホホ
今月、快晴の上棟となりますように!
一手間かける(選木作業)
いつもの一手間を惜しまずに、今回も選木作業。(この作業については、もう何度か登場していますのであまり詳しくは申し上げませんが・・・) 「薪ストーブの似合うかわいい家」の構造材を選別した先日ですが選木作業をご存じない方のために少しだけ簡単に解説。
どの材料をどの向きに見せて使うのかを材料の木目や節、赤味や欠け、割れを見極めながら選りすぐっていく作業です。
材料検査も兼ねているので、ここで悪すぎる材料があれば、この現場では使わないで欲しいと言う事も言えます。
いつもこの作業では写真を撮り忘れる事が多いのですが、今回も途中の過程は殆ど撮れていません。むしろ撮れないと言った方が正しい。何故なら作業に没頭しているので気付いたら終わっていると言う状態だからです。
と言う訳ではありませんが、今回は心強い味方がいましたので、成果品は又お目見えする日がくるかもしれません。
と言う事で、今回の作業は久々に春日町の「おぎもく」さんで御世話になりました。











