朝鮮張り
朝鮮張りとは、フローリングの張り方の方法で、
比較的短い材料を大引間等に直交するように
張る張り方となります。
何故、このような張り方をするのか
はっきりしたことを存じ上げないのですが、
恐らく長い材料が確保できない中で
生まれた張り方だと推測します。
又、何故この張り方を朝鮮張りと
呼ぶのかも不明ですが、
もしかしたら韓国と北朝鮮が統一されていた
時代の建物では、この張り方が
一般的だったのかもしれません。
この張り方だと材長1.0~2.0m程度の
長さしか獲れない樹種であっても
床板として成立します。
今回、紹介させていただくのは
「中庭のある家」のエントランス部分に
張った天井板で、
1間ごとに構造体である梁が
天井板と直交するように横断します。
天井版の朝鮮張りと言えると思います。
天井に使った材は杉板なので、
もう少し長い材料を確保することも
出来るのですが、天井高さを
ある程度確保したい部分でもあり、
この張り方を選択しています。
最近はヘリンボーン張りと呼ぶ張り方も
人気があるようですが、ヘリンボーンとは
ニシンの骨と言う意味も持つようです。
フローリングを斜めにジグザグさせて張るため結構な
手間が掛かりますが、綺麗な柄が人気でもあります。
中庭のある家
次週末に見学会の予定をさせていただいています
中庭のある家ですが、
既に内部の清掃も終えて
いつでも見ていただける状態である
と言いたい所ですが、
未だソファのクッションが納品されておらず、
完成度で言うなら98%と言った所です。
そんな現場に足を運べる回数も
残り少なくなってくると、
私個人の気持ちとしては、
少し物悲しい感じがするのですが、
住まい手さんにとっては、
ワクワクされているのではないか?
と思うと、引き渡し後は
バントタッチさせていただく
感覚になるように気持ちを
コントロールしています。
さて、そんな先日はテーブルの
納品をしていただきました。
置き家具をいつもお世話になっているのは、
ARIA さんです。
秋の陽射しが差し込む室内に
置かれた丸いテーブルは
デンマークのデザインで
脚の木口が天板と同じ高さに揃って見える
珍しいデザインです。
椅子の納品までは、
もう少し時間が掛るようですが
セットになった時の姿を想像すると
にんまりしてしまいます。
さて、見学会の御予約状況ですが1
0月13日午後6時の段階で、
10月21日(土)は、ほぼ御予約が
埋まっております。
10月22日(日)は未だ空きが
ありますが、少しずつ御予約を
いただいている状態です。
詳しくは、こちら から状況を
御確認下さいませ。
宜しくお願い致します。
エア住宅博
「エア住宅博」?
なんじゃ、そりゃ~?
と思われる方が殆どでしょう。
誰も聞いたことも無い、
やったことも無いことを
することに意味があると感じています。
只今、見学会を予定している
「中庭のある家」に隣接して
建築条件付きでは無い
計9区画の分譲地が販売されています。
(土地の販売担当は別途不動産業者様に委託されています。)
中庭のある家のオーナー様は
この分譲地のオーナーでもあります。
ご自宅の周りに工業製品で出来上がった
家ばかりが建ついわゆるサイディング村
にはなって欲しくないとの思いも
持たれていて、それに共鳴した私どもも
この分譲地の販売に一役買えないかと思い
企画したのが、このエア住宅博です。
ご家族2人~4人を想定した
延べ床面積約22坪~34坪程度の
比較的、現実味のあるボリュームの
プランを9区画に入れてみました。
その模型がようやく完成し、
今回の見学会でのみ展示させていただきます。
又、当分譲地を購入し、当事務所と設計監理契約を
結んで家を建てていただく第1号の御家族には
土地の販売価格に関する特別なキャンペーンを
オーナー様からご用意いただいていおります。
(尚、このキャンペーンについては
販売担当の不動産業者様に問い合わせても無効です。
特別キャンペーンの件は当事務所にお問合せ下さい。)
木造建築の自由度 その2
木造建築の自由度は、間取りの可変性もあります。
昔の家は四つ間にプラスして土間にオクドさんがあり、
トイレやお風呂も四つ間とは分離していました。
しかし、このままでは現代の生活にマッチしないため、
土間に床を張り台所や洗面、お風呂、トイレなどの
床のレベルも上がるようになりました。
但し、こうなると建物のサイズも
そこそこ大きなボリュームになります。
私も診断や調査などで沢山の古いお住まいを
拝見して来ましたが、
田舎の家はどれもそこそこの面積があります。
これらを購入して全てに手を入れるとなれば、
面積に比例する形でコストも膨らみます。
コストを抑えるならば、出来るだけ
コンパクトな建物を選択できると理想なのですが、
根気よく探すこと、タイミングを逃さないことが
重要です。
もし、そんな都合よく適度なボリュームの
物件に巡り合えなければ、
滞在時間が長くなるであろう部屋をメインとして
ヒートショック対策にお風呂、洗面、トイレに
力を注ぎこんで手を入れ、
残りは住んでから考えるという方法も
コストを抑える手段として考えられると思います。
木造建築の自由度
先日、確認のために御伺いさせていただいた古民家では、
建物を上に増築された形跡を発見しました。
1階の梁の煤け具合に対して2階の屋根を支える梁は
そうでも無い点から、そのように判断しました。
敷地にゆとりがあれば一般的には建物は
横に横に広がっていきますが、
今回のケースでは上へと言う事で、
木造建築の自由度を感じるケースでした。
但し、幾ら自由とは言え、昨今では
耐震性も考慮する必要があり、それらを守った上で、
どう安全性を確立させるかが重要です。
上に増築するケースでは1階になる部分が
負担する重量が増えるため、
その安全性の担保を確認する必要も生じます。
又横に増築するケースでは
今ある屋根と新しく造る屋根が、
どうつながるのか?重なるのか?
に気を付けておかないと雨漏りの原因を
つくることになります。
一旦スケルトンまで解体して
屋根ごと掛け替えるのならば、
そのような不安は減らせますが、
コストが増えることに対して、
どのように折り合いをつけるかが
課題になったりと、
自由な割には考えておかないといけない点は
沢山あります。
建築は実物を見てなんぼ
建築は実物を見て初めて見たと言えます。
確かに写真やネットで見る事も出来ますが、
その場合サイズ感や細かな納まり、
空気感、建物が放つ雰囲気など
五感で感じ取れるものは何もありません。
名作住宅と呼ばれるような住宅には
割とコンパクトな物が多いと言います。
逆に、その大きさに感動したのが
丹下健三さんが設計された国立代々木体育館や
東京カテドラル聖マリア大聖堂です。
後者を初めて見たのは団体行動で、
その周辺をウロウロしていた際に
たまたま通りがかると写真で見たことのあった
独特のフォルムとシルバーの輝きに、
あれやっ!と感動したのですが、
いかんせん団体行動でしたので、
その時はそこまででした。
次に訪れた時は必ず中に入ってやる
という意気込みで訪れたのですが、
改めてその異様な大きさに感動し、
中に入ると宗教建築っぽい荘厳さと
厳かな雰囲気に圧倒されたのでした。
いやあ、あの時代にこんなボリュームの
建築を図面でコントロールし、
それが実際に建つなんて、
丹下さんの、やってやる精神のようなものを
感じたのです。
今の時代ならパソコンであらゆる
シミュレーションもし易くなっていますが、
当時の設計者並びに現場に望まれた方々の
魂と言うべき建物であると感じました。
一方、私どもが関わる住宅では、
人を圧倒するほどのボリュームはありませんが、
その中に居て人が落ち着いたり、
日射しや風を感じたり、
そしてなによりも家に入った途端に香る木のにおいが
何とも言えず、その香りは何年も続きます。
写真やネットで得られるのはレンズを通し
フレームで切り取った、ほんの一部に過ぎません。
自分の目で見て初めて建築を見たと言えるのです。
造園工事
10月になり、めっきり秋っぽくなってきましたが、
同時に中庭のある家では造園工事を
進めていただいています。
つい先週まではガランとした中庭でしたが、
植物で密度が高まり引き締まった感じと
高級感が増した気がします。
その合間を縫って、私は庭園灯の位置を
決めるために家の中に入ってみたり、
庭に出てみたりを
何度となく繰り返していました。
とある著名な建築家が造園工事の費用が
でない仕事は請けないと仰っておられましたが、
家の中から庭を眺められるようなプランだと
家と庭はセットになって成立すると言えます。
元来、自然と共に生きてきた人間にとって、
やはり自然に近い環境が身近にあると
リラックスした気持ちになると
言るのではないでしょうか?
風で葉が擦れ合う音や、
実のなる木を目当てにやってくる
小鳥の鳴き声など、
森のコテージなどに泊まった朝を
迎えたようで実に優雅です。
模型作成中につき
只今、事務所の打合せテーブルは建築模型作成中につき
作業テーブルと化しています。
パソコン作業以外の作業スペースは
他にもあるのですが打合せテーブルが
最も広いスペースで、周りに模型作成に使うべき
色んな材料を置いておけるため便利なので、
贅沢な使い方をしています。
こうしてしまうと急な来客に対応出来ず、
アポなしで来られた営業さんなどは
申し訳ないのですが、立ち話になってしまいます。
もう少し事務所の断捨離を進め
きちんとスペース分けする必要がありそうですが、
同じような状況は住宅でも起こり得ると思います。
そのような場合、住宅だと短時間のお客様は
玄関で立ち話で済むと思いますが、
家まで上がって貰う必要がある場合は、
ユーティリティーに使える部屋や
スペースがあると便利かもしれませんね。
中庭のある家 あと一息
中庭のある家の現場も、
あと一息と言う所まで来ています。
内部では大工工事はほぼ終わり、
建具、家具の搬入取付、
そして外部の外構工事と造園工事を
残すのみとなっています。
只、未だ床には養生のためのシートが
敷かれているため家の中に入っても
全貌までは分かりません。
何となく感じがつかめるように
なってきた部分のみを少しだけ
紹介させていただきます。
外部のデッキが出来上がり、
植栽が加われば目指すべき姿になります。
中庭に面する大きな窓のある室内。
床の養生に加え窓ガラスにもシートが
貼ってあるため現段階では
外の景色が全開とまではいきませんが
シートが外れれば開放的な空間になります。
OPEN HOUSE Q&A
私どもが開催させていただく住宅見学会は、
そう頻繁に開催できる訳ではありません。
又開催地域も同じ地域内ばかりで出来る訳でもないため、
どこで開催するにしても非常にレアケースになります。
今回はたまたま私の居住地域内になりますが、
次はどこになるのかも分かりません。
見学会へ行ってみたいけども
何かしらハードルを御感じ頂いている方が
いらっしゃるかもしれませんので、
少しだけ説明を兼ねてQ&A形式で
お答えさせていただきます。
Q1. 今すぐ家を建てる予定はないのですが
見に行っても良いですか?
A1. はい、今すぐご予定がなくても
全然見に来ていただいて構いませんよ。
家づくりのペースは皆様のペースでお進め下さい。
過去には20歳代のお若い御夫婦が
見に来られた事もありましたが、
これからお子さんが出来ると
ライフスタイルも変わるでしょうから、
そんな急いで考えなくてもいいのではないですか?
とお伝えしたこともありますし、
見学会へお越しいただいた数年後に
ご依頼いただいたこともあります。
勿論、絶対に当方で建てて下さいと
言うつもりは、ありません。
こればかりは、ご縁だと思いますので
皆様のご判断でお選びください。
Q2. 見学会に行くとしつこく営業攻勢を
掛けられそうで不安なんです。
A2. 厳しいノルマを課せられた営業マンなら、
そのようなこともあろうかと思いますが、
私どもにはそのような行為に時間を費やす
人手がありません。
次の見学会のご案内等をお送りさせていただく
ことがあるかもしれませんが、
Q1の答えにもありますように、
家づくりは皆様のペースでお進め下さい。
Q3. 新築を考えている訳ではなく
リフォームで検討しているのですが
見学に行っても良いですか?
A3. 勿論、是非お越しください。
リフォームでも参考にしていただける
部分も沢山あると思いますし、
今回は庭も良い感じに仕上がると思いますので、
エクステリアを触りたい方にも、
是非お越しいただきたいと思います。