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兵庫県丹波市を拠点に誠実に、これからの木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所 芦田成人のブログです。

住まいづくり通信 7/21号

近頃、色んな所がオープンハウスや見学会と称し、一般のお客さんにも現場を見る機会が増えています。過日、とある建築家が主催するプロ向けの見学会に伺いました。終了後スタッフの方と御話する機会がありましたが、「プロなのに何故?」と少し憤りを感じておられたようでした。

裸足で室内に入られていたのが原因のようです。勿論、私はきちんと靴下着用していましたが。夏で暑いから靴下をはかないのはタブーです。

実は見学会にもマナーがあります。当然ですよね、人様の御宅を引渡し前に借り切って行うのですから、もし自分の家だったらと思って考えてみて下さい。

以下に一般的なマナーを少し紹介しますが、勿論、主催者の指示に従って下さい。

1.リュック等も含み、大きなカバンは持ち込まない。貴重品だけ出して後は預けられるなら預けましょう。(振り向いた拍子等、知らない間に住まいに傷をつける可能性が非常に高いです。)

1.主催者が配った、靴下や軍手は必ず着用する。皮脂からでる汗や脂分が壁や床などに付くと落ちなくなります。暑くても我慢して着用して下さい。中には自然素材の足触りを体験して下さいと言う所もあるでしょうけども。

1.質問は構いませんが、大きな声であからさまな批判はしない。批判もあるでしょうけども一生懸命努力されてきた関係者の事を考えて下さい、外に出て仲間内で話す程度に留めておくのがマナーと思います。

1.主催者によっては小さなお子様の入場を禁止されている所もあります。理由は御分かりだと思います、主催者の指示に従ってください。

1.むやみやたらにもたれたり所定の場所以外に腰を掛けたり、家具を引きずらない。無垢材を扱っている場合はズボンのボタンやファスナ-でも傷がつく場合があります。ですから、必要以上に触り過ぎないように気をつけてください。

1.写真撮影してもいいかどうかは訪ねてからにしましょう。

未だあるでしょうけども、これぐらいは守れますよね、難しい事ではないと思います。あくまでもモデルハウスでは無く、人様の家だと言う事を前提に考えて下さいね。小言のようになりましたが、これであなたも立派な見学者として通用するでしょう!^^)