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兵庫県丹波市を拠点に誠実に、これからの木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所 芦田成人のブログです。

住まいづくり通信 7/27号

さて、前回の続きです。金額の妥当性が分からないのは何も安売り屋さんだけに限った事ではなく、この業界に蔓延する慣習的なものでもあるように感じる。

悪名高き談合もその一つだし、さらにもっと細かい事に着目すると、見積書の一式表示と言うのもそうである。一式表示とは、普通見積りには内訳があり物の数量や単価がそこに書き込まれていてそれらが要素となって工事金額が決まって行く訳ですが、そう言った内訳無しに○○工事、一式○○円と言った内容の見積りの事です。

もし工務店からの見積りが手元にあるようでしたら一度確認してみて下さい。こんな書き方になっていませんか?これが悪いと言うわけではないし、実際数量×単価だけでははじき出せない項目もありますが、これが大半を占める見積り書では例え、プロであっても見積もり自体の根拠が分からないので個人的には好ましい物ではないと思う。

特に木造の住まいでは、金額的に大きなウェイトを占める木工事の部分でこの一式表示が多い。木工事の内訳は材木費と大工手間が殆どを占める事になるが一般の見積りではここに含み経費が大きく載せられる事になる。

含み経費とは、一般に健全に工務店経営を行おうとすれば工事費全体の約20%程度を工務店経費が占める事になる、しかし実際に上がってくる見積書には経費10~10数%の数字である事に気付く。つまり残りの数%はどこかにひっそり含まれている事になる。私は、これを含み経費と呼んでいる訳ですが。

但し、これは悪い事ではないし、工務店も慈善事業ではないので、利益を得なければいけないのは当然ですが、物の本当の値段を分かりにくくしている事には違いない。

であるならと言う事で、設計側の仕事としてもう少し数字の根拠になる作業をし、資料や図面を出さなければいけないと言う事になる。

 

そこで・・・

すいません、非常に長い内容ですので続きは次回へ、以降も宜しくお願い致します。