坂道に建つ家の現場も着々と工事が進んでい
ます。天井や壁に断熱材が入り気密シートも
張られました。2階の廊下の奥にはトイレの
スペースが1畳分と廊下兼手洗いのスペース
が1畳分あり、合計2畳分がコンパクトな空
間として存在します。
廊下はもっと長く続いているので実際には2
畳以上のスペースがあるのですが、その2畳
以外の部分には未だ床がありません。
何故、床が無いのかは未だ、ここでは明かし
ません。床が無いため、この2畳のスペース
が独立した空間のようになっています。
そして、この独立した空間の中に入るとまる
で空気感が違うのです。まるで、空気や声が
壁や天井に吸い込まれるような、そんな感覚
です。
この2畳の空間の壁や天井が断熱材で囲まれ
ていることが原因なのですが、以前セルロー
スファイバーの断熱材で施工した別の現場の
部屋に入った際にも同じような感覚を感じま
した。比重の重いセルロース(新聞紙を砕い
て粉状にした物)は吸音性も高いので断熱材
としても兼用し防音室に採用することも出来
ます。
今回の坂道に建つ家には天井に密度の高い24
Kと呼ぶ断熱材を採用しています。おそらく、
その密度の高い断熱材の効果も手伝い、吸い
込まれるような感覚が生まれるのだと思いま
す。2階のこの辺りは面白いスペースになる
のではないか?と思っております。