ポテンシャル

某邸リノベーション案

この場所で、どこが一番心地よい環境を享受できそうか?

陽がたっぷり降り注ぐ

見晴らしが良く心地よい風が通り抜ける

美しい山並みを眺めることができる

そのようなポイントに向けて開口部を設けることができるか?

即ち、その土地が持つポテンシャルを探す仕事が設計の仕事の一つでもあると思います。

新築ならば恐らくそれらは容易です。

でも、リノベーションの場合はどうでしょう?

もしかしたら、それは難しいのかもしれません。

でも出来る限りの努力は試みたい。

南面開口で陽が射す可能性が高いポイントはあるのか?

或いは、ふと窓から外を眺めた時に、ほっこり出来そうな景色はあるのか?

そんなポントがあれば方位に関係なく、窓を設けても楽しいかもしれません。

小さくても、お籠り感が出る空間なら、そこにずっと居たくなるかもしれません。

そんな可能性を常に考えています。

今日の画像は、そんな可能性を追い求めたとあるお住まいのリノベーション計画案です。

ダイニングキッチンとリビングの関係を繋げたり、仕切ったりしながら

お互いの部屋から既存庭の景色を楽しむことが出来ます。

繋がった時には、丸い壁が柔らかく間を取り持ちます。

仕切った場合にも、完全に隔離するのではなく、上に残った丸い壁の開口で

欄間のようにつながり、お互いの部屋をやわらかく隔てます。

このお住まいでは、既存の庭が整備されていて、南に面しています。

この庭を生かさない手はありません。

今回の場合は、南面に整備された庭が、このお住まいのポテンシャルでした。

ポテンシャルは必ず自敷地にあるとは限りません。

皆様のお住まいのポテンシャルはどこにありますか?

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