兵庫、京都、大阪で誠実に丁寧に木の家をつくる芦田成人建築設計事務所
兵庫、京都、大阪で誠実に、丁寧に木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所

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兵庫県丹波市を拠点に誠実に、これからの木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所 芦田成人のブログです。

雷鳴

本日も御訪問有難う御座います。

昨夜から雪混じりのミゾレ空で今朝は随分と冷え込んでいます。おまけに時折、ぴかっと光っては数秒後に響き渡る雷鳴にびっくりさせられながら目覚めつつも、後1分、後1分と布団のぬくもりから抜け出し辛く葛藤する事5分程度、思い切って布団から抜け出すと言う行為を繰り返さなければいけない時期なんですよね。

さて、住まいづくりの中で時折出てくる断熱についての話、「いい家が欲しい」と言った外断熱の優位性を唄った本がベストセラーとなったせいか、外断熱を希望される方が増えているように感じるのですが、地域性もあるのでしょう、又それに対抗するような本も発売され、揚げ足を取るかのような、あからさまな誹謗中傷合戦が紙面の中で繰り返されるともうこれは読者を取り残した筆者の独壇場で、この手の本は途中で読む事に嫌気が差しそのまま本棚へと言った事が続いた為、もうこの手の本を買う事はそれ以降やめてしまいました。勿論技術書として書かれた本ならそれはそれで受け入れたいのですが、でもそこでちょっと待って欲しいのです。

住まいの快適性なんて様々な要素が複合しあって決定されるはずであって断熱方法と言うのはその内の一つに過ぎないと思うのです。ですからそれを前面に出して声高に叫ばれている事に少し首をかしげてしまうのですが。最もそれらは市場戦略を立てる上で細分化した結果なのかもしれませんが・・・。

どんなに優れた理論でも、現場施工の段階で優れていなければ決して所定の性能なんて確保できるはずもなく、むしろそちらの重要性をもっと感じて頂く事の方が重要な事と思います。