兵庫、京都、大阪で誠実に丁寧に木の家をつくる芦田成人建築設計事務所
兵庫、京都、大阪で誠実に、丁寧に木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所

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兵庫県丹波市を拠点に誠実に、これからの木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所 芦田成人のブログです。

余部鉄橋

今日は、「香住の家」の定例打合せ。

こちらは外部の漆喰塗り作業中、内部も左官仕上げの部分が多いのですが手が足らず、内部に限って言うと暫く停滞感を感じますが明日以降は内部の仕上げに入るとの事で、いよいよ追い上げと言った感じです。

外部は別棟のガレージが明日、形式的な棟上げで、明後日以降本格的に進むとの事でやれやれです。

さて、打合せも順調に終わり、少し気分転換にと現場から20分程度の所にある「余部鉄橋」まで足を伸ばしました。

こちらは間もなく取り壊されてコンクリート橋に変わるとの話を聞いてから久しいので、そろそろ工事の面影が見れるのかなと思いきや全くそんな感じはなく、いつから始まるの?と言った感じですが、先にコンクリート橋が造られて、その後の取壊しと言う事らしく、その雄姿は未だ健在でした。

多くの観光客や鉄道ファンに混じり、私も、記念にと写真を撮り溜めてきました。

余部鉄橋2

 

餘部鉄橋3

 

こちらは有名な1シーンですが、この場所は初めて訪れました。何人もの人たちが三脚付きのカメラで陣取り、列車の通過を待ち構えると言った光景が見られましたが、生憎通過を待っていられる程の時間の余裕はなく景色だけを撮り溜めし、下山しました。

鉄橋の足許にある集落は古い佇まいを残す住まいも多く、その隙間から覗く鉄橋の紅と相まって風景をつくっているのですが、新しい住まいの中にはそれに似つかわしくないサイディングの住まいが建てられ、コンクリート橋への変身と共に集落の住まいの在り方も又変わっていくのかなあ?と言う事を感じるシークエンスでもありました。