建築の社会性
「建築の社会性」と言う言葉をお聞きになったことは 御有りでしょうか?
この言葉の受け止め方は人それぞれですが
建築が存在する限り、その場にはあり続ける訳ですから
自ずと社会とは関わり続ける、それが公共建築のような大きな物から
戸建て住宅であっても変わりはない。
と言うのが、おおよその解釈で良いと思うのですが
今月、この建築の社会性に関するお話を拝聴する
機会に何度となく恵まれています。
自由で伸びやかな建築を創作されている方
社会性を失わないように、何とかしようと奮闘されているお話
それぞれに問題も抱えていらっしゃるかもしれませんが
どちらの機会にも恵まれることがある自分にも刺激を
受けた内容でした。
絶対これしかないと言った、答えが無いのが建築の
楽しさであり、難しさでもあります。
写真は、決して自分の力だけでは無しえなかった1枚です。
造園屋さんの発想と技術が加味されて完成したと言えます。

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住まい建物づくりにおける、お金の話は雑誌で見る事が
あるかもしれませんが只、木の住まいと限定した内容
になると雑誌でも見かける事は、めったにないと思います。
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自分なら
既存建物をフルリノベーションする場合 単純に今ある壁の張り替えや塗り替えでは
済みません。
フルリノベーションになると、間取りも変わるだろうし
水回りの位置も変わるでしょう
更に階段の位置も変わるのなら、構造体である
梁の位置に注意しておかないと、思う位置に
階段を変えることは難しくなります。
そのため、梁がどのように組まれているかの
確認作業が必要なのですが
天井が貼ってある場合は、天井裏を覗き込むか
天井の一部を壊して確認するなどしないといけません。
但し、天井の一部を壊したからと言って全貌が
理解できる事は少ないので、分からない部分については
図面から推測することになります。
今日の写真は、その推測した梁伏図と呼ぶ図面です。
力学的に考えればスパン(材料支える距離)が短くなるように
梁を掛けるのが理に叶うのですが
実際、現場で解体作業が進むと、必ずそのようには
なっていません。
時には、そりゃこんな向きに梁を掛けると
たわみが大きくなるのは当然だよな、と言う事も
あります。
当時の人が何を考えて、こうしたのか?
を読む作業は一筋縄ではいきません。
階段の向きを変えるとなると、この梁の向きが
大きく関係するので、とても神経質になるのですが
小梁と呼ぶ柱で受けていない梁を抜くのは
比較的簡単であるため、出来るだけ小梁を
何とかすれば、掛けられる位置に階段を
移動させることを考えます。
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