特別編
働き手の声
「自然光が美しい写真館」
「住まい手の声」として綴っているこのシリーズですが、今回は特別編「働き手の声」。
2012年9月のリノベーションから10数年が経過した「自然光が美しい写真館」にうかがいました。
スタジオ外観のファサードがとても印象的な岡本写真館さん。
店内に入ると、1階カウンター横には、商品サンプルが並ぶディスプレイ・スペース。
奥には、撮影成果のスライドショーが観られるセレクト・スペースが設けられています。
撮影スペースのある2階へは、入り口右手の、ファサードに似た飾り柱のある階段を使います。
階段をのぼると、着付けや化粧を行う控室を経て、撮影スタジオへ。
撮影スタジオは、タイトルになっている「自然光」を取り込む大きな窓と白い背景の撮影スペース。
さらに右奥に回ると、ストロボなどライティング機材とバック紙を備えた型物(かたもの)写真用の撮影スペースが並びます。
写真撮影に来られる方は、ファサードを見ながら木に包まれたやさしい空間の店内でリラックスし、光に満ちた撮影スペースにたどり着くころには、ほどよい緊張感をまとって撮影に挑まれるのではないかと想像します。
岡本写真館
京都府福知山市北本町にある写真スタジオ。創業は昭和10年(1935年)。
今回、ご協力いただいたご夫妻は3代目にあたります。
赤ちゃんから年配の方まで、幅広い年代の方を被写体に、スタジオ撮影や近隣のロケーション撮影を行っておられます。また、ビジネス・ポートレートや商品撮影・建物撮影など幅広いジャンルに活躍の場を広げられておられます。
人を迎える場所
聞き手(以下、—)
お二人とも「10年以上も経ってる気がしない」と、しきりにおっしゃいますね。
岡本写真館 岡本憲一さん(以下、岡本さん)
なんででしょうね、仕事場というか撮影スタジオで、常に人に来てもらうための場所なので、生活空間とは、時間経過の感覚が少し違うのかもしれません。
何かしら改良点やメンテナンスする箇所が、ずっとあってマイナーチェンジというかアップデートを繰り返してますからね。
芦田さんには、何か依頼するほどでなくとも相談したり、コンタクトを取っています。もう10数年経過していると聞いて、あらためてびっくり、という感じですね。
岡本さんの奥様(以下、奥様)
2014年の洪水の時、幸い写真館は被災しなかったのですが、芦田さんに駆けつけてくださいましたし。
芦田成人さん(以下、芦田さん)
あの時は当時のご自宅がたいへんでしたね。
わたしも施主さんの状況を確認するため、この地域を回っていたのですが、いつも通る峠が通れなかったり、渋滞があったり。
みなさんが大変な状況でした。
岡本さん
そうでしたか、自宅が被災したので、周りの方の状況にはまったく気が回りませんでしたね。
—
それはそうでしょう。大変な思いをされましたね。
控室にある出窓を利用した飾り棚には、その昔、当時の写真修整に使われていた器具が置かれていました。
—
豪雨被災は免れたということで何よりですが、それ以外にマイナーなアップデートはたくさんされているとうかがっています。
岡本さん
はい、コロナ禍が始まったころに、空気の入れ替えをするために網戸・換気扇を設置しました。
昭和時代のなごりの出窓があるのですが、いまは出窓にも網戸が付けられる、というのにはおどろきましたね。
ファサードの木(もく)部分は、クリーニングと塗り直しを行いました。
3年ほど前に、エントランスの外に庇(ひさし)をつけました。その影響で壁面にあった切文字の看板の位置をずらして、作り直しています。
—
いろいろありますね。
岡本さん
変更というのか、メンテナンスは避けて通れないですね。
メンテナンスのポイントは、めんどくさがらず、手作業が基本です。
やはりめんどくさいですが。(笑)
「ファサードの木(もく)部分は、クリーニングと塗り直しを行いました。」
「メンテナンスのポイントは、めんどくさがらずに手作業が基本」
岡本さん
撮影スペースの床面はDIYでつくりました。
一度塗った塗料が黄色くなったので、別の塗料で塗り直し。またそろそろ塗り直しです。
前回塗ったとき、たいへんだったので電動のサンダーを買おうかと思っています。
芦田さん
木が反ってきているので、もしかしたら手のほうがよい可能性がありますね。
岡本さん
なるほど。
表面の、靴のあとを消すのは、メラミンスポンジを使っています。施工者の方に教えてもらいました。消しゴムよりもずっときれいになります。
という感じで、こまめにメンテナンスをしていますので、竣工時と今を比べて、どこがどう変わってるか、曖昧になってるのかもしれません。
撮影者の目線で要望をたくさん伝えました
—
改装の構想当初は、単に窓を大きくしたい、というご相談だったそうですね。
芦田さん
はい、そうでした。ご希望をおうかがいするうちに、大掛かりなリフォームに変わっていきました。
岡本さん
私は写真館の3代目にあたるのですが、私が父親から代を引き継ぐタイミングでした。
スタジオも古くなってきていたし、いろんなことを変えていく必要に迫られていました。その時期に、知り合いに芦田さんをご紹介いただいて、設計事例をウェブサイトでたくさん拝見していました。
—
芦田さんが設計された住まいはご覧になりましたか?
岡本さん
はい、結果的に一軒だけだったんですが、芦田さんが設計された店舗兼住宅の見学会の際に現地を拝見しました。そのときお任せして大丈夫だ、と判断しました。
—
構想は、どのように進められましたか?
岡本さん
当時、これから撮りたいビジョンがあったので、それはしっかり伝えましたね。どのように撮りたいか、それをどう実現できる場所にするか、という撮影者の目線で要望をたくさん出しました。
自然光をたくさん取り込むこと、なるべく天井は高く、大きな窓の桟は、大人が腰掛けられて、赤ちゃんは、つかまり立ちができるような高さ、などなど。大雑把なものから細かなことまで、いろいろだったと思います。
じっさいの建物にどう落とし込むかは、芦田さんにまかせっきり、という感じでしたね。
リフォームだったのでやはり制限が多く、私たちにはできること・できないこともわからないですから、その判断を仰ぎつつ、できないなら、代わりの解決策もさぐっていただきながら進めました。
—
壁面を緑化するというアイデアもあったと聞きました。
芦田さん
それは確かにおもしろいアイデアでした。ですが、北向きですのでやはり緑の生育を考えると厳しい。それの代わりに提案したのが、ガルバリム鋼板と木のファサードを用いた外観でした。
自然光をあやつる
—
大きな窓が北向きにあるおかげで、自然光を活かした写真が撮影できるわけですね。
芦田さん
はい。もっとも光を安定的に取り入れることができます。
岡本さん
撮る側からすると、大きな窓のあるところで撮れば自然光の写真ってわけではなくて、自然の光をどう使いこなして撮るかが大事になってきます。
—
「自然光」ってブームっぽいというか、聞き心地のよい言葉ですね。
岡本さん
じっさいは、とてもマニアックな世界です。光の回り方や強さや角度を、調整して撮影します。
光はほんとうに繊細なもので、たとえば、郵便の配達員さんの、赤い軽バンのトラックがお店の前を通ったら、そのときシャッターを切った写真は、若干赤みがかります。
—
スタジオは2階ですし、車道とは結構な距離があるように思いますが、それでも影響を受けるんですね。
岡本さん
はい、そういうものです。
もちろん、自然光の利点を活かすことの良さのほうが圧倒的に多いです。
遮光のロールスクリーンを反面だけおろして、光の幅を狭めて影を出したり、10年以上経った今でも、未だに工夫しながら、発見しながら撮影してます。
新しいアイデアを探るために、他の写真家の方を呼んで、このスタジオでワークショップをすることもあります。
撮影スタジオから階段を降りる手前に設けられた子ども用のゲート
幅広い年齢の顧客層
—
写真スタジオには、幅広い年齢のお客さまが来られますね。
奥さん
はい。子ども用のゲートに、幼い子どもさんの子育て真っ最中のご両親に感心されます。
岡本さん
写真撮影の主役が5歳でも、きょうだいがおられることも多いので、もっと幼い子が来られる。
幼い子どもは階段に行きがちです。
危ないよ、というとかえって興味が湧くんでしょうね。
芦田さん
そのために、ゲートの上部でロックをしてます。
岡本写真館さんのあとに設計している保育施設のプロジェクトでは、さらにアップデートしたものにしています。(→わんぱーくあおがき 認定こども園あおがき第二園庭/2023年)
ところで、お客さまが転落されたケースは今までにありましたか?
奥さん
幸い、幼い子も年配の方も、事故はありません。
岡本さん
うちの子以外は……。(笑)
—
落ちてしまった…、上からですか?!
奥さん
一番上からではないと思います。受付にいた私から見えない位置からだったので、少なくとも真ん中より上です。(笑)
大事には至りませんでした。
—
こわい。
受付から見た階段。「私から見えない位置からだったので、少なくとも真ん中より上です。(笑)」
岡本さん
滑り止めの溝では、うちの子には効果がなかったようです。(笑)
ゴムを貼るような滑り止めもありますね。
芦田さん
はい。ただ、年配の人にとっては、貼り付けたゴムが、かえって段差になって登る際に問題になることがあります。
どちらが正解とは言いづらいです。
岡本さん
階段を登れない、という年配の方も撮影にご来店されます。そんなときは、1階のセレクト・スペースに背景を組んで撮影します。裏メニューというか、珍しいので問題ありません。
奥さん
事故と言えば、大きな窓。これもお客さんでなく、うちの子ですね。
内側から、野球のプラスチックのバットが何かの拍子に当たってしまって。二重ガラスの内側にヒビが入ってしまった。
岡本さん
取り替えには、10人ほどの作業員の方が来られて、足場を組んで作業されてました。ガラスを吸盤のようなもので固定して釣り上げて……。
それはそれは大工事。
保険に入っていなければ、50万ほど掛かったらしいです。
芦田さん
フロスのガラスは、どうしても強度が下がってしまいます。
岡本さん
そのようですね。
そういえば撮影でお邪魔する小学校・中学校は、昔すりガラスだった窓は、プラスチックのプレートに変わっています。強化というか、修理費用が安く済みますね。
—
それでは割れた感がなさそうですね。
尾崎豊の「卒業」も生まれなかったかもしれませんね。(笑)
竣工時の編集スペース。「変えられたらいいと思うこともありますが、作業フロー上のコアな部分がしっかりしていればいい。」
作業フロー上のコアをしっかり
—
写真スタジオといえば、まずは撮影ですが、その後の編集は、業務上けっこうなウエイトを占めますね。
岡本さん
はい。
受付カウンターの背後、収納を挟んだ向こう側が編集スペースです。制作に掛かりきりになるときは、まる一日、ここで過ごします。
—
エントランスや店内の気配が常に感じられる場所ですね。編集作業に差し支えることはないですか?
岡本さん
私はスペースを遮断しなくても、問題なく集中できるタイプです。
気が散ることなく仕事できてますね。これくらいのほうが、かえっていいのかな。
お客さんに応対するときもありますし。
—
岡本さんのウェブサイトかソーシャルメディアの自己紹介の「担当」の欄には、ざっくりと「だいたい全部」って書いてある時期がありましたね。
岡本さん
そうです、そんな感じです。ぜんぜん苦にならないです。
奥様
制作する場所に関していえば、作業台として想定していた机が、ちょっとしたものを一時的に置くスペースになってしまったり、セレクトスペースがお客さまがいないときは、作業台になったり。
想定していたこととは結構違ってきていることは、少なからずあります。
岡本さん
確かに、照明の明るさや、電源コンセントの位置や数、棚の高さや幅が変えられたらな、と思うこともあります。
ですが現実的には、いたしかたない、というか、長年この仕事を続けていて、作業フロー上のコアな部分がしっかりしていればいい、と考えるようになりました。
この業界の性(さが)といいますか、カメラやレンズもしかり、周辺の機材は、キャッチアップが常に求められます。新しいものに入れ替えることは、頻繁に、3、4年の単位で起こるのではないでしょうか。出力機やバックアップの仕組みなど、別のものに置き換わったりする場合もあり、それだとモノ自体のサイズが変わってしまいます。
—
プロならでは、の達観ですね。
竣工時のディスプレイスペース。商品サンプルからも、被写体以外の装飾が少ない撮影スタイルであることがわかります。
写真を見返されるときのことを考えて、このスタイルで撮ってます。
—
スタジオや作業環境の変更がたくさんある、とおっしゃるのとは対照的に、写真の作風は一貫されてるように見受けられます。
被写体以外の装飾は、極力抑えられてますね。
岡本さん
そうですね。
これは、正しいとか間違ってるという話ではなく、あくまで、いろんなスタイルがあるうちのひとつ、という話です。
撮影スタジオには、たとえば、アンティーク家具とか流木のオブジェのようなものは置かないです。おしゃれなセットも作りません。衣装も最小限にとどめています。
奥さん
写真スタジオなので、写真に写ってる人やその家族の方が、時間が経って写真を見返されるときのことを考えます。
岡本さん
時間が経てば、髪型とか服が古く感じるのはしかたがないです。
私たちの感覚からいうと、それが自分のチョイスだと、「古いなー、ダサいなー」と感じること自体を、おもしろがれます。
それに対して、だれかに無理やり着せられている衣装を見て「なにこれ、恥ずかしい」という感覚は、時間が経って、ご本人さんがおもしろがれるのか、かなり疑問です。まったく生活に関係のないドレスとか、まったく脈絡も何もなく大正ロマン風とか。
とくに幼いうちは自分で選べないし、着せられるしかありませんからね。
—
経年の違和感には、おもしろがれることと、そうでないものがある、ということですね。たしかにそうかもしれません。
奥さん
私も幼い頃は、きらびやかな衣装はすてきだなと思っていましたし、着てみたいのはよくわかります。
愛着のあるモノ、例えば、おもちゃなどをスタジオに持ち込んでくださって、いっしょに撮影される、というのは、あとになって見返して、いろんな思い出話もできるし、楽しめます。
岡本さん
あまり簡素にし過ぎてしまうと、殺風景、と感じる方もおられるでしょうけど。
奥さん
写真撮影を検討してる方に問い合わせをいただいたときには、正直にそう言いますよ。
—
殺風景です、というんですか?(笑)
奥さん
いえいえ、衣装は最小限しか用意してなくて、スタジオの装飾が控えめです、とお伝えしています。
お客さまは、テイストを好んでご来店いただいています
岡本さん
飾り、というと思い出すのが、ある撮影でのショッキングな出来事です。
スタジオ撮影ではなく、会社にお勤めの方が働いてる姿のポートレイト撮影させていただいたときの話です。
おひとりの方が、私が撮影した写真をとても気に入ってくださいました。
日常の働かれているお姿で、充分見栄えのある写真が撮れる、ということにたいへん驚かれました。
—
ビジネスポートレイトをプロの方に撮影を依頼される事業者さんが増えてますね。
岡本さん
はい。
その方は、わたしが撮影させてもらった直前に、どこかの写真館でお子さんの七五三の撮影されたらしいのです。
私が撮った働いておられる自らの写真をお見せしたら「子どもにたくさんの衣装を着せて撮ったけど、そんなことしなくてもよかったのかもしれない」とおっしゃったんです。
続けて、「美男美女でないから衣装がないと成り立たないと思っていた」と。
一同
ああ。
岡本さん
私が撮影した写真をよろこんでいただいたのでよかったものの、そのように考えておられたのが悲しい……。
私たちのものではないとはいえ、「写真館写真」がそういうふうに捉えられているというのは、かなり衝撃で、しばらく前の話なのですが、よく覚えています。
—
インスタグラムなどのソーシャルメディアなどで、写真の出来栄えの標準化みたいなものがなされてる気がします。このような見栄えであるべき、というプレッシャーは高まっている気がします。
奥さん
その流れは止められないでしょうね。
—
ソーシャルメディアで、顔を手で覆い隠すように撮るセルフィーも、その反動として、似たところがあるかもしれませんね。
ほんとうにそのように撮りたくて撮っているのか……。
奥さん
過去にどこかで撮った写真を持ち込まれて、スタジオの背景が気に入らないから消してほしい、と依頼されることもあります。
—
うーん。
セレクト・スペースでもお話をうかがいました。芦田さんの背面のディスプレイ・スペースには、10数年後も一貫した撮影スタイルの写真が飾られています。
岡本さん
幸い、来ていただいているお客さまは、私たちのテイストを好んで、ご来店いただいている感覚はありますね。
この地域には、たくさん写真館はあります。もっといえば写っていれば何でもいい、ってことならお役に立てないです。
安くなかったけど、よかった、来て撮る価値があった、と思ってもらえるのが理想ですね。
—
普段着でよい、ということとは違うかもしれませんが、セレクトの仕組みも、ゆったりめですね。
岡本さん
はい、撮影当日は、撮影料だけをいただく仕組みです。
当日に選んでもらった以外の撮影データはすぐに全部削除します、っていう、私たちからすると少しおかしな、お客様を急かすような、追い立てるような、ルールは設けていません。
あとでゆっくり選んでもらえばよい、というスタンスです。
奥さん
そのほうが、ご来店いただいて撮影し、スライドショーをご覧になってご退店されるまで、全体の体験を楽しんでいただけると考えています。
あらたに備えられた、エントランスの庇(ひさし)
—
そういえば、私も以前、撮影していただく立場として来店したことがあるのですが、「いらっしゃい」というお声かけがとても柔らかく、やさしく迎えていただいたのがとても印象に残っています。
撮影前後の雰囲気作りもとても大切にされてますね。
奥様
先ほど夫が挙げたアップデートのなかに、エントランスの庇(ひさし)があったと思います。
これは付けてもらって正解でした。
ちょっとしたことですが、それまでは、雨降りの日、濡れないように気を使うあまり、お客様をお迎えしたりお送りしたりするとき、接し方が雑になってしまう感じがありました。
それが庇によって解消できたように思います。
—
細やかな対応をされていることがよく分かります。
和んでもらえるように整えておく
奥様
先日、知り合いの美容師さんが、ご自宅を建てられた後、その隣にご自身のサロンを建てられました。
彼女がおっしゃったのが、流行りを盛り込んでがんばって作った自宅に飽きてしまった。だからサロンはシンプルに作った、と。
岡本さん
芦田さんと作っているし、私たちはそうはなりませんが。(笑)
意識していないと、そうなってしまうのは想像がつきます。
—
「飽きにくさ」というのはむずかしいですね。
芦田さん
ある程度セオリーがありますが、流行り廃りなく年月を経てもよいもの、というのは、かんたんではありませんね。
奥様
空間に空白をつくるというか、モノを置き過ぎないよう気をつけてる、というのはあります。
岡本さん
無かったら足したらいいしね。
奥様
じつは、このスタジオは、カフェとしても使ってもよいという許可申請手続きも済んでます。
今のところ、夏休みの撮影のない日などに、アイシングクッキーの親子教室を開催しています。
—
カフェですか、なるほど。
こうやってお話をうかがうと、人を迎えて和んでもらう場所を作る、という点では共通することが多い気がしますね。
奥様
私自身、ふだん働いていて多くの時間を過ごすわけですが、飾り柱とかカウンターの木の感じも、眺めていて癒やされるな、と感じます。
岡本さん
写真館の空間全体として、お客さんをお迎えして、リラックスしていただいて、自然体でカメラの前に立っていただく、というのが理想です。
自然にそういう心持ちになってもらえるよう、場を整えておくことは、撮影技術を磨くのと同じくらい大切にしています。
10数年を経て、少しずつですが、お越しいただくお客様には伝わってる実感がありますね。
奥様
高校生の方が、証明写真の撮影で来られて、あーなんかここ好きやわっ、て言ってくれたり。木の仕事をしてるというおじさんが、階段の飾り柱を見て、これ、ええなと木を撫でて、にっこり笑顔で帰られる、とか、ちょくちょくありますよ。
岡本さん
木のぬくもりや自然光は、あくまで全体の一部かもしれません。それらをどうにかうまく、お客さんの、その人らしい自然な表情を撮るということに繋げていくように日々の仕事に励んでますね。
—
その全体で撮影やサービスのテイストが形づくられてるんですね。
これからもご活躍をお祈りしてます!
きょうはありがとうございました。
一同
ありがとうございました。
「その人らしい自然な表情を撮るということに繋げていくように日々の仕事に励んでます」