外構打合せ
「街並みの家」も詰めの工事に備え 外構打合せです。
当初、予定に無かったのですが
道路に面した部分に緑を植えたいと
住まい手さん。
古い街並み沿いの街道筋には、
意外に緑が少ないと思いませんか?
こちらの街並みも例に漏れず
道路に面した地植えの緑って意外に少なくて
ご近所さんの緑は、殆どが鉢植えなんです。
これは、この辺りの土地割りが起因しているからなのですが
土地の間口に対して税金が掛けられていた時代の
街並みですので、どうしても間口が狭くて奥行きのある
土地が多くなります。
その為、緑は中庭、若しくは塀の内側に植えられているのです。
でもコンクリートを打つ前に地植えのスペースだけ
決めておき、その部分に土を入れて
植栽できるようにしておけば、地植えの緑が出来ます。
写真は、今日の記事とは関係なく
先日、完成した階段を昇ってきました。
階高を抑えている為、緩やな登り易さでした。
サンルームへ降り注いだ光が吹抜けを通し
建物の奥深くまで行き渡る計画です。
昇り降り
「街並みの家」も大工工事の追い込みです。 階段工事が始まり、ようやく脚立ともサヨナラできそうです。
小さな住まいなので家具の一部が階段を兼ねている
部分があります。
家具を踏むなんて、行儀が悪いなあなんて
考えるのかな?なんて思いましたが
実際に出来上がってみると
そうでもないなあと、先日1年点検で訪問した
「27坪のワクワクしながら暮らす家」でも感じました。
そうなんです、そちらも27坪と、コンパクトなお住まいですので
家具の一部が階段になっているのです。
さて、ゴールが見え始めた所で
「街並みの家」の見学会の開催に、
住まい手さんの、ご同意を頂けましたので
予約制となりますが、開催させて頂く
予定にしています。
詳細は決まり次第、告知させて頂きますが
おおよそ1ヶ月前後頃のスケジュールに
なると思います。
言いなりにはならない
住まい手さんの言いなりにはなりません。 と書くと独創性のために、住まい手の考えも
聞かずに、個性やアクの強い、
設計をする人だと思われるかもしれません。
只、これまでの実績をご覧頂いても
お分かりのように、決してそのような住まいが
無いことをお分かり頂けると思います。
住まい手さんは、住まいづくりに関しては素人です。
我々は24時間365日、常に住まいや建物のことを
360°色んな角度から考えています。
そんな経験値から
思い付きのアイデアや雑誌のきらびやかさに
誤魔化されることなく、建物にとっての最善を
考えるなら、あなたの考えよりも
こうしておく方が絶対に良いですよ
と言うお話は必ずと言っていいほど出てきます。
そういう意味での「言いなりにはならない」
なので決して偏屈な芸術家を気取っているのでは
ありません。
「街並みの家」も当初、2階にはバルコニーが
欲しいと言うご要望がありました。
しかし、バルコニーの真下は室内であること
雪の降る地域ゆえに、そのような建物を造ってしまうと
長い将来どうなるかは目に見えています。
防水に断熱にと、バルコニーとすることで
漏水の可能性が高まり、建物の寿命も縮めます
コスト高にもなり、旧街道沿いの街並みにも
そぐわない外観が誕生することは明確でした。
又、バルコニーを設けることで
吹抜を通じた導光計画(間口が狭く奥行きのある
建物の奥にまで光を届ける計画)が機能しなくなることも
明確でしたので、バルコニーを設けることには
反対させて頂きました。
代替案として、ご提案したのが室内のサンルームです。
近畿北部では冬季の気温も低く雪も多いため
洗濯物が中々乾かないことが多く、屋内の
洗濯物干場が重宝します。
そのような目的も持たせ、尚且つ建物の高さを
生かし、上部から光を取り込むことで
採光も確保出来る。
そして肝心な洗濯物を外から見えにくくするために
格子で視線を遮ることを考えました。
格子は真正面に立った場合にのみ隙間を通し
中が見えますが、斜めからの視線に対しては
簡単に中は見えません。
しかし、その隙間が狭すぎると中が暗くなり
広すぎると目隠し効果が失われます。
その微妙な頃合いを現場でシミュレーションし
格子の太さと間隔を決めました。
夜になって照明を灯すと外から見えてしまいますが
もっとも夜になれば、どの家でもカーテンやスクリーンを
閉めちゃいますよね。
そのような意味が込められた、建物ファサードです。
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外観登場
「街並みの家」浄化槽埋設の為に一部足場を撤去したため、 一時的に外観が登場しました。
お住まいのタイトルの由来は又後日、説明させていただきますが
田舎とは言え、旧街道筋沿いの街中の建て込んだ条件で
法律の範囲内で、ほぼ敷地に目一杯建つため
浄化槽を埋設出来る余地も、放流先との関係で
建物の目の前の、ここにしかありません。
ここは普段、住まい手さんの駐車スペースとなります。
そして、掘削された穴を覗き込むと、この地域の地層が
見えました。
赤い土の直ぐ下には粘土層があり、その下には
川砂のような層が見えます。
一番底に見える大きな礫は、浄化槽を埋設するための
補強として入れた物です。
考古学や地理学は全く無知ですが、
普段覗けない地層にも興味が湧きます。
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