トイレ考
相変わらず、おっちょこちょいな芦田です。
調査にお伺いした先のお宅に、
持参したスリッパを置き去りにして帰ると言う
失態をし、又引き返すと言う
何とも効率の悪い働き方をしています。
さて、今回はトイレについて考えてみたいと思います。
トイレを、どのような位置付けで考えるかで、
その在り方が変わると思うのですが、如何でしょうか?
用を足せれば良いだけの場所なのか?
自らの健康を把握する上で重要な場所なのか?
不浄になりやすいだけに常に清潔にしておきたい
場所でもあります。
昔は家の外にトイレを設け
生活の場から切り離していましたが
水洗化が進むと、生活の場の中に
取り入れられるようになりましたね。
又、最近では便器と言えば白い色を選択するのが
定着してきたように思いますが
私が独立した頃は、本当にその選択肢も
カラフルでしたので、どの色を選ばれるのか
ハラハラしながら見守ったり、
諭したりした経験があります。
と言う訳で、今日の写真は
私が、独立数年後に設計させて頂いた
お住まいのトイレです。
特段、変わったことはしていませんが
手洗いは、料理で使うステンレス製の
ボールに穴を開けた物です。
この頃は未だタンクレス便器が出ていたのか
忘れてしまいましたが、このような便器が
一般的でした。
無垢床にウレタン?
無垢材の床板にウレタン塗装を施すと ベタっと、冷っと
うーん、何とも残念な足触りに早変わりします。
無垢材の床板を使うと言う事は、傷を受け入れる
寛容な心が必要なんです。
傷つくことを気にするよりも、足触りや温かみ
の恩恵の方が遥かに大きいはずで
そのまま寝転んでも気持ちいですし
夏は靴下など履かずに素足がめちゃ
気持ちいんです。
傷は水で濡らした布の上からアイロンで
温めると、少々の傷なら、
あらっ、元通り なんです。
所が、ウレタンなど塗膜を張るような塗装を
してしまうと、こんな補修は出来ません。
だから、私共の住まい手は皆さん、杉や桧、
松などの無垢材のフローリングの上には
蜜蝋ワックスや浸透性の塗料で仕上げています。
梁と垂木
一つは登り梁方式、
もう一つは垂木方式です。
前者は梁ですので構造体としての骨組みです。
力を直接、柱にそして基礎にまで伝える役割を担います。
後者は垂木ですので屋根荷重を受けることが
主目的です。
どちらが良いと言う事ではありませんので
ケースバイケースで採用方法を検討することになります。
1枚目が登り梁(屋根を支える斜めの材料)で
材料段も太く1本ずつの間隔も広くなっています。
2枚目が垂木で、登り梁よりも断面は細く
間隔も狭くなります。
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十年一昔、と言いますが
全然、そんな感じはしません。
数年おきに時々、
お会いしていることもありますが
建物の劣化具合は全然、
そんな感じはしませんでした。
と言う訳で今日は、工務店さんの発案により
「楽しい家」10年点検の立会いでした。
庭のハナミズキも毎年、
花を咲かせてくれるとのことです。
今年は春先に剪定出来なかった、
との事で、少し上に横に伸びた
とのことでしたが、
木自体も幹が太くなり随分と
大きくなったように思います。
足元からは別の株も伸びて、
生命のたくましさを感じました。
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張るか張らないか
白い天井の部分にはダウンライトを
埋め込むんだり、配線の送りスペースにするために
天井を張りました。
又吹抜けを持つ空間でもあり、
全ての天井が高い必要はなかったため
天井を張って少し天井高さを抑え
吹抜けの部分とのメリハリをつけました。
そして、玄関ホールから続く天井であったため
その連続性を持たせたかったことも
天井を張った理由の一つでもあります。
このように設計には全て理由があります。
現場で、こうしたいからと変更してしまうのは
簡単ですが、一つストーリーを覆せば
他のストーリーが無くなってしまうこともあります。
沢山のストーリーを担う部位の現場での変更は
慎重に検討すべきと思います。
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内と外を繋ぐ
内と外を繋ぐ場がデッキ、縁側、バルコニーになるのですが そこは私共が想定していた通りに使われていたり
あるいは、そんな使い方があるのかぁ、など
いい意味で裏切られるような様々なシーンが
繰り広げられていて実に楽しげで、ゆとりを感じます。
そんなシーンの一端を今日から、少しだけ御紹介します。
最初は楽しい家です。

家族のためだけに機能すると思っていた
デッキですが、お子様の友達が玄関から
ではなく、このデッキから来ると言うのです。
敷地の三方が道路、残る一方は青空駐車場
と言う立地です。つまり四方から丸見えなんです。
確かに、都会の完全にシャットアウトする
外構とは違い、緩く目隠し程度の塀で、
あっちも、こっちも空いています。
パトカーに追われたミニバイクに乗った
ヤンキーの兄ちゃん達がバイクを捨て
庭の中を駆け抜けて逃げていったと言う
話を聞いた時は、流石に驚きましたが・・・。
伸び伸びとした雰囲気でいられるのも
地方の良さでもあると思います。
因みに、この方向にデッキ材を張ると
「切り目縁」と呼ばれることがあります。
◆ 編集後記
昨日のWBC、大勝とお感じの方
辛勝とお感じの方、WBCって何?
と言う方、様々いらっしゃると思います。
私は、もう少し楽に勝てると思っていたのですが
プロの世界で1勝することの難しさを
みたような気がしました。
私も、この世界で1つずつの積み重ねを
大事にしたいと感じました。
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