進展著しく

先週まで、内部の造作工事が粛々と進められてきましたが、いよいよ外部の工事も始まりました。 外壁鋼板張り作業です。外部の作業は、これに樋が付き完成になりますので、かなり完成に近づいたように感じます。

足場が外れると、周囲にも住まいとしての顔を現し「こんにちは、宜しくお願いします。」と言った所でしょうか?

バルコニーも防水が施されました。FRP防水、施工当日は相当強烈な匂いを発しますが乾くまでの我慢と言う事で、今週の打合せは匂いを我慢しての打合せとなりました。

内部では大工さんによる造作家具工事が始まっています。

詰めが甘くならないように、各部の取り合いなどにも気を配っております。

外壁鋼板

外壁鋼板は黒が好き、と言う住まい手さんのリクエストから選択しました。

FRP防水 バルコニーのFRP防水も、この日、1日で作業終了しています。

造作工事 内部で進む造作家具工事。長いカウンター天板の裏面です。

 

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さりげない気遣い

大工さんが変わってから、履き替え制となった現場ですが、住まい手さんも現場用にとスリッパを置いておられました。 これまでは、出番待ちの材料の上がスリッパ置き場でしたが、それらも出番を迎えた今、端材で作られたスリッパ立てが、さりげなく上り口に吊り下げられました。

職人さんによる、さりげない気遣い。住まい手さんにしてみれば、ちょっとしたサプライズになるのでしょうか?

スリッパ立て

って、ここでバラしてしまうとサプライズでも何でもないんですが・・・。

もっとも、ウチではそんなの当たり前と言う工務店さんもいらっしゃるかもしれませんが・・・。

一方、ピアノ室にも変化が見られました。下地の状態だった壁面ですが仕上げが施され、すっかり音楽室?っぽくなりました。

住宅街ですので、周囲にも気を配り防音対策には配慮しています。

ピアノ室

音や熱の逃げ道となる窓は、法的に必要な採光面積を確保できる最低限のサイズにしていますので部屋は、さほど明るくはありません。市販の防音システムを採用すると何百万円も必要のようですので、ここは頭を働かせ、断熱と防音を兼ねて壁面には比重の重いセルロースファイバーを採用、界壁も同じ仕様とし、天井には2階への音を断つ目的で、グラスウールを200㎜敷き詰めました。床も当然防音対策を施し、さてうまくいくかどうか?

既に、この部屋に入った段階で空気感が全然違うので全く効果が無いことは無いと思います。

ここで思う存分ピアノのレッスンや夫婦そろっての演奏楽しんで頂ける事を期待します。

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連休中も現場は動く

世間では、ゴールデンウィーク真っ最中ですが、現場は動いています。 工程によっては大きな音のする仕事もあり、隣家との距離によっては気を遣わないといけないのですが、幸いそんなに大きな音の出る仕事もなかったり、片や隣家との距離も空いていたりするので、最大限に気を遣いながら仕事が進められています。

そんな中、今日は「高台のピアノ教室のある家」にて住まい手さんとの打合せ。

毎回、親が打合せ、誰も相手にしてくれないお子様にとっては退屈な時間なのかもしれませんが、今日のお子さんは少し違っていました。

買ってもらったプラモデルを作りたいと、現場で開封。

あらら「(パーツ)無くさんようにしいや」と声を掛けた後は、必死で熱中。帰宅の時間までは、ほぼ無言で説明書とにらめっこしながら無心に模型作りに励んでおられました。

隣では、大工さんが家づくり、お子さんは模型作りと、2つの物づくりが進む現場でした。

さて、模型は無事に完成したのでしょうか?又、完成品を見せてもらう事にしましょう!(^^

下地窓 写真は、リノベーションの現場です。窓を設ける位置の土壁が落されました。竹小舞の骨組みが現れた下地窓の状態です。

リビング

片や、こちらは新築現場。キッチンになる位置から眺めるリビングスペース

さて、又新たなお仕事のお話を頂きました。連休、既に少しだけ休ませて頂きましたので、徐々にアクセルをふかして参ります。

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プレゼン&打合せ+α

本日、午前中にプレゼンを終えました。建替え、リノベーション、模様替え、どのパターンの組み合わせが最も効率よく複雑な要素を整理出来るのかを考えました。 工事の順序も考えないと無駄な費用が必要になります。さて、一旦家族会議にて、方針を検討して頂く事になりました。 箱

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午後、前回の定例日に消防団出動のため緊急帰還された大工さん、どうしても確認させて欲しいんですとの事で、急きょ打合せとなりました。

打合せ後、「すっきりしました、これで安心して工事を進められます。」との事でした。

暑過ぎず、寒過ぎずのこの時期、バルコニーから眺められる高台の景色、最高です。

バルコニーから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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飛び出す

高台に建つ2階建て住宅。 住まい手のご希望は端正な切妻屋根。

屋根形状に似合う形で2階部分が飛び出しました。

この骨組み、結構イレギュラーな組み方になるのですが、高台の景色を取り込むには良い選択となりました。

リサイズしたこの写真では分かりませんが、原版には遥か上空に二羽のトンビが舞っています。小さな黒いゴミのように写っているのが、それです。

いつか飛べるかなあ? とアホな妄想をしています。

でも、時々夢を見るんですよね、夢の中では飛んでいます。

飛び出す

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動脈静脈

順調に工事は進んでいます。フロアーの材料が届かないので、先に入っていた壁のボード貼りから進んでいます。壁と床の納まりが関係する部分もあるので、ボード貼りは天井から下へ向けて進められ床の手前で一旦ストップ、床を張ってから壁を下まで貼り下ろす手順となります。ボードが貼られると仕上がりの空間に近いイメージが描けることから、かなり進んだ感じがします。今回は新しい大工さんが、いつもやっているスタイルで石膏ボードを貼る専門の業者さんに依頼されています。なるほど、仕事が精密で綺麗な仕上がりです。

ボード貼り

一方、大工工事と並行して設備関係の工事も進行しています。

今回、高台の景色を尚生かすために、生活のメインスペースは2階に配置しました。そのためメインの水回り設備も2階にあります。ですので通常1階の床下配管される設備配管も、レベルアップします。 配管ルートは1階の天井裏、給水ヘッダーも天井裏に配置します。

給水ヘッダーとは写真のようなメインの給水管を枝分かれさせ各機器の水栓に1対1で配管出来、メンテナンスが必要になった時には、その系統1本だけを交換すればよく、最近の給水給湯配管では主流になっていると思います。

こうやって写真を見ると、まるで心臓から送り出される血管のように見えます。この配管には青とピンクがあり、青は水、ピンクはお湯の系統です。水が無いと生活は成り立たない、まさに家の血管のようなものです。青とピンクが揃えば正に動脈と静脈のようにも見える、このライフライン大切なものなんです。 ヘッダー配管

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抜き差しなる木造建築

「高台のピアノ教室のある家」も、先週末より再稼働し始めました。新しく来て頂いた大工さんは仕事に取り掛かる前に、綺麗に現場を掃除することに3時間掛けられたそうです。 お陰様で、綺麗な現場で気持ち良く打合せをさせて頂きました。こちらは先ず断熱材を抜き差しして再発進しました。 断熱施工

そして「古民家リノベ」も解体の段階を経て前に進む様子が目に見える段階に入りました。

進行できる所から徐々にと言う事になりますが、大きく間取りを触る工事ですので、所々の柱や梁を抜き差し、しないといけません。

しかし、そう言った事が可能なのも木造建築の長所なのです。

そんな抜き差しの第一弾が、次の写真です。赤く印を入れた位置には、元々柱がありましたが、梁で小屋束を受ける事で柱を抜き、その部分が通路として利用できるようになりました。 柱の抜き差し

もっとも、どんな柱でも自由に抜けると言う訳ではありませんが、2階を設けなかった事が大胆に柱を抜けた事にも繋がります。もし2階があったなら、もう少し現在の柱位置に影響を受けたプランを検討していた事と思います。

さて、次の抜き差しは、この工事で最も目玉となる梁補強になる事でしょう。

 

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意地の戻す作業

戻す作業、計3日目。 本日でほぼ全ての戻す作業を終えました。4月に入ると、とてもそんな時間は取れそうにないために3月は少々無理をしてでもと作業をしていたのですが、途中「すいませ~ん」と声を掛けて頂いたのは、現場のご近所の住人の方でした。長い間、現場が止まったままになっているので、「どうしたんですか?」と心配になってわざわざ声を掛けて頂いたようです。

かくかく云々で、大工さんが引き上げてしまった旨を説明すると「あ~、あの人たち挨拶しても返してくれなかったしね~」と、ちょっと同情ともとれるお言葉。 見られていますよ~、仕事が出来るか出来ないかよりもまず挨拶、実に大事です。

「心配をお掛けして申し訳ありません。」と会話を続けていくと、実はウチも古くなっているので外壁の塗り替えとかも、そろそろどうかと考えているとの話もされていました。そうなんです、現場って、ちゃんと近所にも配慮できていれば、次の仕事が舞い込むチャンスが幾らでも転がっているんです。何せ4~5か月の間、何のお金も掛けずに宣伝できる場所があるのですから。

我々、設計事務所の場合は少しハードルが上がるかもしれませんが、工務店さんの場合、確実に転がっています。生かすも殺すも考え方次第と言う訳です。 戻す作業

そんな、戻す作業をすっかり終え、面戸板部分の気密施行に挑戦。30分でこれだけの事が出来ました。恐らく2時間も掛ければ全部出来ます。これで手間が掛かる事を理由に渋る理由は無くなったと言う訳です。 面戸気密施行

さて、新しい大工さんも決まり4月からは再スタート出来るかもしれません。

目の前の桜の樹も間もなく開花か?と言った所まで来ました。新年度と共に良い再スタートを切りたいものです。

 

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先日、とある本で見つけた記事に建築家の堀部安嗣さんが「私の失敗談」と言う内容で記事を書かれていました。 独立後、初の物件でのこと。大工さんの加工場に刻みを見学に行った際に柱が図面よりも60cmも長く刻まれていたので、その事を伝えると「この辺りの風習では、これが当たり前、やってられない」と言うニュアンスで怒り、この仕事はしないと投げ出したそうです。その後、何とか丸く事はおさまったそうですが、はてそれってそれだけで怒らないといけないことか?

とも思いましたが誰にでもそのような経験はあるのかもしれません。

何せ、自分で描いた図面を人に委ねるのですから無理もありません。人の感情をコントロールする事程難しいものはありません。

さて、当方も失敗と言えるかどうかは、あと何年か先に思うのかもしれませんし、思わないのかもしれません。

ようやく、図面を見ながら出来るよ、と仰って下さる職人さんに現場を見ながら条件面の確認をして頂く事になりました。

上手く行くことを願うばかりですが、いきなり手戻り工事からお願いします、と言うのも酷なので戻せる範囲まで戻すことにしました。

工務店さんに面倒見て頂きたい所ですが、忙しく人手も足りていないとのこと、じれったい気持ちも抑えながら時間をみながら戻す作業を始めました。

何とか前へと期待を込めて!

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話し合いました。

先日、話し合いの場を設けました。 誰も声を荒げる事も無く、思っている事をぶっちゃけました。

一つ分かった事実は、職人さんが嫌気をさして引き揚げてしまったそうです。

応援に来ている職人さんだったそうで自社の従業員では無いとのこと、社長曰く今は他に手段が無い情況との事です。

しかし、私も伝手を頼りに図面を見ながら仕事をして頂ける職人さんを探しています。あちら、こちらに声を掛けています。

細かい条件は工務店さんとの話になりますが、材料は工務店さんが支給してくれますので手間受けとなります。

残りは断熱材施工以降の工程で造作仕事がメインになります。フロア貼りも残っていますが。

施工用に全ての箇所の建具周りの枠の納め方などを描いた図面(1:2~1:10程度のスケール)はお渡しします。

これを機に我々のデティールを真似て以後の仕事に生かして頂いても構いません。

我こそはと仰る方がいらっしゃれば、手を挙げて頂ければ幸いです。場所は篠山市内(JR篠山口駅からもほど近く)です。

先に見つかった場合はごめんなさい。

急な話ですので、簡単に受けて頂けるとは思っていません。

ピンチをチャンスに変えたいと思います。

現場の空気を変える必要はありましたので良い機会と思っています。

しかし、こうなると一番困るのは住まい手さんです。

(施主の)「知り合い施工」では、過去にもここまでの事は有りませんでしたが、ちょっとしたゴタゴタは、ほぼ必ずと言っていいほど起こっています。

慣習の違い、仕事の進め方の違いなど様々な違いでミスマッチが起こりますので、以後  (施主の)「知り合い施工」 は手放しでOKしない事にします。

宜しくお願い致します。

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一旦ストップ

協力業者さんが必要な物を付け忘れていたり、図面を見落として妥協案を出して来たり、断熱材の発注ミス(高性能グラスウールが必要なのに只のグラスウールが届いている)があったり、天井高さまでの建具があるのに鴨居も付けずに天井を仕上げていたり、妥協の産物が出来て一番困るのは住まい手さんです。 私も、常に気が気でない日々が続き、精神的にも疲れています。

一度、現場を止めて三者で話し合う事にします。

今回、住まい手さんの知り合いと言う事で施行者さんが決まったのですが、それが甘えになっているのではないか?

何故、図面をきちんと見ていないのか?

これから造ろうとしている家は確実に彼らがこれまでに造ってきた家とは違うはずです。

他の工務店さんが出来て、何故彼らには出来ないのか?気持ちの問題なのか?技術の問題なのか?

仮に契約図面と違うものが出来れば、私は監理ミス、施行者は債務不履行になり兼ねません。

そのようなリスクを背負ってまで現場を進める事はとても出来ません。

こんな事は事務所始まって以来初めてですが一旦、ストップです。

本来、このような事をオープンにする事は留めるべきか悩みましたが、我々を介さずに知り合いの施行者さんに直接頼んで頂くのは、信頼関係が出来ているなら全く問題ありません。

我々が介する事で、目指すべきゴールは全く変わってきます。そのゴールに向かって皆が気持ちを合わせらるのか、ミスマッチが起こると気持ちを合わせることさえ難しくなります。

ですので、知り合い施工の場合は、その点をよく考慮の上ご相談頂きたく思い、公開させて頂きました。

以後、我々もこのようなケースへの対処策として、知り合い業者さんを使って欲しいと言ったケースでは、面接と試験を受けて頂くなどの対応策を講じるかもしれません。

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防音と断熱と

中々、暖かくなる気配が見えませんが、それでも季節は移ろいます。 ここ丹波では昨日、今日の2日間に渡り、三丹一の厄除祭が柏原町で行われ、寒さのピークもこの頃までだと言われています。

私も、高校最後のこの時期に厄神さん(地元ではこのように呼ばれています)の駐車場整理のアルバイトをした思い出がありますが、あの時も雪が振り、とても寒かった経験は今でも記憶に残っています。

そして、今朝も現場へ向かう時間帯には雨が雪に変化していました。

そんな中でも現場は進捗しています。少し間が空きましたが、目に見えた進捗が感じられる工程から次の工程へと移ったために、暫く更新を見送っていたのですが、屋根の板金も葺かれ、内部では断熱施工の段階へ

断熱施工がまずい現場を見ると幻滅しますし、逆に綺麗な施工を見ると、又頼みたいと思います。職人さんの技術差や知識差を埋めるための工法もありますが、コストもそれなりに掛かります。

又、折角綺麗に断熱材が施工されていても、設備工事でそれらを荒らして手直しが、されていないのも幻滅します。一番神経を尖らせる部分かもしれません。

今回この住まいにはピアノ教室があります。しかし周囲には既にお住まいの方々が多くいらっしゃることから、出来るだけ窓は少なめにして、防音への配慮はしっかりして欲しいとのご要望でした。

壁の厚さは限られていて、その中で出来る事と言えば、既知の方法もありますが、断熱と防音を兼ねたセルロースファイバーを吹き込む方法を採用しました。比重の重いセルロースによって吸音させようと言う狙いですが、それだけには留まらずの方策を試しています。次週には、その吹込みがされると言う事で、それが施工されれば又違った空気感を感じる事でしょう。 セルロース施工前

屋根は棟通気の仕舞いを待つのみとなっています。 棟通気の仕舞前

徐々に形が見えつつある現場も、これからは仕上げの工程に入ってきます。

細かな指示図面があちらこちらに貼り付けられた現場も面白いものです。

 

 

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