真っ白な空間
「駅前の家」は先週、住まい手さんによる
塗装作業が開始されましたが、その三分の二ほどの
作業を終えられました
床には養生シートが敷かれているため
見えているのは壁と天井です
その壁と天井が作業面であるため
見えている範囲は、全て真っ白です
ここだけ見ると私が設計した家らしくない
と思えるかもしれませんが
床は杉ですので、らしさは失われていない
と思います
もっとも、こちらの建物
北面に窓が多く、肝心な南面は隣家が目の前
と言う条件なので、白い部分を多くすることで
より、明るさを感じられるようになっています
以前の状態と比べても、明らかに室内の
明るさは向上しています
さて塗装作業も、もう一息です
大変とは思いますが、連休中に終えられるかな?
写真左手の大きな窓は東面の窓です
右手の小さな窓は南面の窓ですが、
幸い、この窓の向こう側には隣家の建物が被さっていません
こちらは1階です
こちらの壁、天井はクロス仕上げとなっています
親子二代
ゴールデンウィーク突入となりましたが
今年は、あまり関係ないのかもしれません
「家に、居ましょう!」
現在は某プロジェクトの概算見積もりのために
図面を作成中です
そんな今日は「丁寧に暮らす家」の定例日でした
現場は床板貼り工事が進行中です
今回の床板は杉板の上小節(じょうこぶし)材です
文字通り小さな節が時たまある程度の綺麗な材料です
そして未だ工程的には、かなり早いのですが
建具工事の職人さんも、確認したいことがある
とのことで、打ち合わせに参加されました
実は、この建具屋さん、私が開業間もなくの頃に
設計させて頂いたお住まいで、この職人さんのお父さんに
建具を作成して頂いたことがあったのです
そして、今はそのお住まいの目の前に住んでおられる
とのことでした
19年も経つと、そのようなこともありますね
そんな、ご縁に期待して良い建具が出来ることを
待ち望んでいます
写真が、上小節のフローリングです
木は赤味が多いほど芯に近い材料なんですが
芯に近づけば、それだけ節の少ない個所も
獲れにくくなり、高価な材料となります
経験上、「上小節」とだけ指定した場合は
このように白い部分が多く、時々赤い材料が
入ると言った傾向があるように思います
塗装作業
「駅前の家」(リノベーション)の現場では
連休を前に、住まい手さんによる塗装作業が始まりました
作業開始前に職人さんの説明と作業実演を受けて
自らの手で作業開始
作業範囲は2階の寝室と子供部屋、トイレ、廊下
の天井と壁、結構な面積になります
特に天井を塗るのは、上向き作業となるため
肩や腕、首がつらくなることが明白で
主に、ご主人が担当されていました
スタートは失敗しても目立ちにくい
ウォークインクロゼット内からです
住まい手、自ら作業するのは
コストダウンのため、と思われるかもしれませんが
今回の目的は違いますし、塗装作業だけをしても
大したコストダウンにはなりません
本当に、この作業でコストダウンを狙うなら
パテ埋めやパテ押さえ、シゴキと言った
塗装作業よりも辛くて地味な割に重要度の高い
下仕事から始めないと意味がありません
今回は、自分たちも工事に関わったと言う
思い出作りのための作業と言う意味合いが強いです
無理のないように、お進め頂きたいと思います
写真は、階段部分で足場のない危険個所のため
先にプロによって作業を終えている部分です
断熱工事
「丁寧に暮らす家」のリノベーション現場では
壁面の断熱工事が始まりました
先週、窓が入ったばかりで、現場内が
徐々に「密」になりつつあります
しかし、窓は開け放しているので
完全な密にはなりません
既に施工済の柱際の断熱施工について、
少し是正していただきましたが
その後は、丁寧に施工して頂きましたので
帰る頃には、良い感じに白い綿布団のような
断熱材が壁を埋めていきました
下写真の段階では未だ、
全ての断熱施工が済んでいる訳ではありません
そしてリノベーション工事において
大事な「気流留め」も施工して頂きました。
下写真の丁度配線の先にある
木材が「気流留め」です
床下の空間と壁面が空間的に繋がらないように
するため、空気が行き来出来ないようにするための
材料です
テレビ出演か?
先日、東京ローカル局を名乗る女性の声で
「御社が手掛けられた、〇〇〇についてお尋ねしたいのですが・・・」
(〇〇〇は物件名)
とのこと
おっ、これはビフォーアフター出演依頼以来の
テレビ局オファーか?との思い半分
怪しい電話かもとの思い半分
住まい手さんの顔を思い出し、
取材許可を取って、あれしてこれして
等と私の頭は、会話の先を行く妄想
そして、先方から次に出た言葉は
「〇〇〇のお住まいに開かずの扉や、
扉の開かなくなった金庫なんてないですよね~?」
私の妄想は、あっという間に脆くも崩れ去りました
あっ、そう言う話だったのね・・・
「はい、無いですね~」
と言う事で、チャンチャン!
又、生きてるうちに何らかのオファーをお待ちしています
しかし、あのような番組はそうやって取材先を探すんですね~
違いが分かる?
その昔、コーヒーのCMで「違いが分かる男の・・・」
と流れていたのを覚えてらっしゃる方は
我々の年代には多いと思います。
今日はコーヒーの話ではなくて
色の違いについてです。
建築では度々、色を決める作業が発生します。
色って、見れば見るほど違いが分からなくなるので
住まい手さんに見て頂く際は
「第一印象を大事にしてください」とお伝えしてから
お見せする事もあります。
自論ですが、色を比較する場合、余り長時間見ては駄目です
脳が混乱するのか、長時間見てしまうと
殆ど決められなくなるのです。
上写真は手前に掲げているのは色見本帳です。
そしてその奥にある色と比較しているのですが
上から2番目の「HN-93」の色が比較的近いことが分かります。
そして、こちらの写真は本当に上から2番目が
一番近い色なのかな?と試しに
色見本帳の一番上の「HN-95」と言う色と比べてみた
所です。
これで間違いなく「HN-93」がより近い色であることが
確認できた訳です。
このように直接、単純比較できる場合は比較的
容易なケースですが、外壁の色を決めないといけない
ケースではA4サイズ程度の見本で大きな壁面を
日当たりや、見る方向などを考慮しながら
決めることになり、大いに想像を働かせる
必要があります。
たかが色、されど色
違いが分かるのはいつの日か?(笑
今は観光に来ないで
さて、全国に向けて緊急事態宣言が発せられましたね。
普段以上に外に出ることに気を付けていますが
それでも必要になって買い物に出たりすることもあります。
普段から平日に仕事を終えた後に寄ることが多いのですが
最近は平日にも関わらず、いつも以上に人手が多いのが気がかりです。
兵庫県でも但馬地域では感染者が出ていませんし
丹波でも最初に大阪のライブハウスに行っていた人が
出てからは誰も感染者は出ていません。
しかし、地域の主要医療センターではコロナ感染者用の
病床を5床だけ、確保しているそうで、阪神間で溢れた
患者さんを数名受け入れているとのことです。
これから大型連休を控え、人の移動が活発になると
地方にも人が来る可能性も高く、たった5床では
直ぐに手一杯になること間違いなしです。
しかも、地域の主医療センターがそうなると
他の病気で入院している人が、影響を受けてしまいます。
なので今は我慢して丹波や但馬に観光には来ないで下さい。
地域の医療は、元々心もとない状況なんです。
ウィルスに負けない!
最近、パソコンの調子がおかしい当事務所です。
保存したはずのデータを翌日、再び開くと
作業前の状態に戻っていることが多々
「昨日の作業は何だったんだ!」と言いたくなるような
現象です。
おまけにクラウド上にバックアップ保存したデータを
開いても、同じく作業前の状態に
うーん、パソコンがウィルスに侵されたのか?
こんな時にウィルスと言いたくないですが・・・
さて、今日は大人しくデスクワークの日でした。
先日、発送した郵便物の追跡をしました。
何と、先方集配基地局への到着時間は
午前3時前になっていました。
郵便物って、そんな時間に動いているんですね
物流関係者の皆様、有難うございます。
そして、その郵便物は午前10時過ぎには
目的地まで到着していました。
医療関係、物流関係、日用品、食料品など
我々の生活は、このような機能がストップしてしまうと
たちまち困ってしまいますね。
建築関係も大手ゼネコンは現場をストップし始めました。
さて、小さな現場はどう対処していくことになるのでしょう?
隙間
そして今日は「丁寧に暮らす家」の定例日でした。
一旦、外壁が剥がされた現場は、ガランドウの状態です。
剥がされた部分は一時的にブルーシートで覆われています。
真冬の工事でなくて良かった、と
この段階では、そのように感じます。
こちらのお住まいは全面工事では無く
部分的に既存の部屋を残して工事をしてますので
解体していない部分があります。
洗面、お風呂、トイレが該当部分になりますが
解体していない部分に、当時の建築手法が
見られます。
今日の写真は、そんな1枚です。
土台の上に解体していない壁の向こう側の部屋の
床を受ける根太が載っています。
根太と根太の間の空間が床下と壁の内部と
繋がるために空気の出入りは自由ですし
これくらい空間があればネズミなども自由に
出入り出来るのです。
当時は、気密や通気と言った概念は無い時代でしたので
住まいの裏側の至る所、例えば床下や天井裏は
隙間だらけだったんです。
今は壁の中に床下などからの気流が流れると、
それが結露の原因になり得ることが分かったので、
このような隙間は殆どありませんし、
ネズミが天井裏で運動会をする等と言う事はありません。
リノベーション工事ではこのような
既存部分との折り合いを、どのようにつけるかも
課題の一つとなります。
蜘蛛の巣
外出自粛要請が出ている中、それでも時には
外出せざるを得ない時があります。
現場の確認作業は現場に出向かないと
出来ませんので、1つの現場で週に1回程度を
目途に外出の機会があります。
そんな機会に合わせて、他の用事も済ませるように
している今日この頃です。
そんな今日は「駅前の家」の現場定例の日でした。
おおよそ、現場打ち合わせは済んでいるため
沢山の打ち合わせ事項は無かったのですが
今後の工程などの確認になりました。
2階では、次工程へ向けての準備作業が進んでいました。
2階は、今月下旬から住まい手さん自らの手によって
塗装工事が行われます。
塗装はクロス貼りにするよりも、更に下地の精度が
求められるために、より平滑に仕上げなければいけません。
そのためにボードの継ぎ目部分の処理が重要になります。
写真の白い模様のような部分が、そのパテ処理の跡です。
粉上のパテ材を水で練り、それをボードの継ぎ目めがけて
擦り付けては伸ばし、と言った作業を続けないといけません。
簡単そうに見えて、実は大変体力の必要な作業なんです。
何せ、当事務所はパテ処理から私自身が施工したので
その大変さと難しさは実感しています。
塗装をする工程よりも、この工程の方が技術と時間が
必要なので、この部分はプロにお任せする訳なんです。
まるで蜘蛛の巣のようなこの痕跡が消えれば内装工事が完了します。
ピンチはチャンス?ピンチは大ピンチ?
ヒノキ花粉の飛散も最盛期らしいですが
最盛期と言う事は減衰期に向かうと言うことで
少し嬉しいこの頃です。
とは言いながら、夜になると鼻詰まりに
悩まされているため、あと少しの我慢です。
さて、そんな今日は粛々と
デスクワーク
非常事態宣言が出された今
堂々と内勤に勤しめるのです。
そんな今は、じっくりと考えることが
出来る時期でもあり
家づくりを考えられている方にとっては
今は実はチャンスなのかもしれない、
と言うと不謹慎になりますが、
考えること自体は誰に被害を与える訳でも
ありません。
実は、設計事務所で家づくりを考えられている
方にとって、じっくりと向き合えるチャンスなのかもしれません。
勿論、対面での打ち合わせは避けた方が良いとは
思いますが、ピンチをチャンスと捉えるか
ピンチを大ピンチにするかは気持ちの持ちよう
考え方次第だと思います。
人知れず、あなたのライフスタイルを
考える機会にしてみませんんか?