やはり物づくりは面白い
建築は斜陽産業の一つと言われて
久しいですが
でも、無くすことの出来ない産業の
一つでもあると思うのですよね。
普段、模型などの縮尺の世界で
物づくりをすることはありますが
机の上の作業も多い設計の世界です。
大したことはしていませんが
最近、実寸で少し物づくりのような作業をしました。
具体的に何かを作り上げた訳ではなくても
実寸大の作業は楽しいものです。
コロナで人を集めて何かをすることは
難しい世の中ですが、若い人たちにも
この楽しさを伝えることが出来ないかなあ?
と思っています。
私の場合、出来る事は限られていますが
又、少しコロナが落ち着いた頃に
考えてみたいな、と思います。
家と車の関係 その3
車の話題が出たので、実例を交えて
家と車の関係を見てみたいと思います。
こちらは、家と屋根付きの駐車場が
ある、お住まいです。
建物はお互いに別棟で、
家の軒先が深く伸びているため
駐車場の屋根が家の軒下に潜り込むように
配置しています。
建物は構造的に繋がっていませんが
背面から駐車場に入れば雨に濡れずとも
車に乗り込むことが出来るようになっています。
ビルトイン形式でなくても、
このようなパターンもありですね。
駐車場の真後ろには和室の続き間が
存在しているので、採光のために
家の屋根と駐車場の屋根の間には
写真で見る以上に空間が空いています。
家と車の関係 その2
先日、車に関係する話題をアップしたので
引き続き、車に関係する話です。
但し、今回は家に絡めた話ですが
実は一か月と少し前に、家と車の関係
と言うタイトルで記事を挙げていました。
今回は、その続きでではなく
全く違う切り口で、家と車の関係をみてみます。
皆様のお宅では、自動車を何台所有されていますか?
都会では車は無くても十分に生活出来ると
思いますが、地方では一人一台所有と言うのも
稀ではありません。
車を所有するには場所が必要になるとともに
ガソリン代、車検費用、税金などなど
色々と経済的な負担も大きくなるのですが
何よりも車を停めておくためのスペースが
必要になります。
地方では土地も広いので複数台、
車を所有しても停めるための場所は
十分確保できるかもしれませんが
それが無ければ場所を借りないと
いけません。
車を停めるために必要なスペースは
おおよそ、2.5m×5.0mほど必要になりますが
前面道路が狭ければ、自動車の回転半径に
見合ったスペースの奥行が必要になるでしょうし
旗竿地の竿部分が駐車スペースになっていて
その幅が狭い上に、敷地内に電柱などが
立っていたり、塀などの障害物などが
進入路に存在する場合は、
停車するために相当、労を要すると思います。
又2台並列で停める場合、前述の倍程度の
スペースが必要と考えても良いのですが
このスペースだと、
例えばお子さんの乗り降りする場合
勢いよくドアを開けると、
隣の車にドアが当たります。
スライドドアタイプの車にするのも手ですが
スペースに余裕があるなら、
もう少し駐車スペースの幅に余裕を持たせたいですね。
又インナーガレージにする場合は
最低二方向か三方向は壁に囲まれる訳ですので
圧迫感が生まれるため、先述のスペースよりも
もっと余裕を持たせたいですね。
さて、切り口を変えれば
家と車の関係は未だ幾つもありそうですね。
又、機会を見て書いてみたいと思います。
実は、今当事務所のメルマガでは現在
エコについて書いていて、最新号では
車についての話を書きました。
メルマガでは、ブログに書くふわっとした
内容ではなく、ある程度精度の高い
話をお伝えするようにしています。
宜しければメルマガへの、ご登録をお願い致します。
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選択肢
皆さんは、何かを購入される時
欲しいと思ったら即、
購入するタイプでしょうか?
それともじっくり検討の上
購入されるタイプでしょうか?
購入したい物の金額によるとは思いますが
大きな金額になればなるほど、
人は失敗したくないと言う心理が働き
より慎重になると思います。
私は正にそんなタイプです。
そのような意味で
住宅も大きな金額以外の何物でもありませんね。
話は変わりますが、1年前に自動車を買い替えたのですが
その時も、本当に色々調べたことを思い出しました。
ホームページは勿論のことですが
その時のメインは、Youtubeを利用していたことを
思い出しました。
ホームページでは分からないユーザー視点の
コメントや自動車専門家の高評価や辛口評価
どれもがとても参考になりましたし、
荷物は、どれくらい詰めるのか
インテリアや内部空間のボリューム
燃費などなど、実にメーカー自らが
発する以外の情報はとてもありがたかったですね。
コアなファンの、そこまでするんだ的な
動画も楽しかったです。
これからの、物選びの選択肢になりますね。
さて、おまけとして
そんな中で見つけた面白い車系Youtubeを
一つだけ紹介させて頂きます。
と言うチャンネルで、自動車評論家の方ですが
掴みは「どうも、一生声変わり中の者です」
と言う入り方と
自動車のサイズを動物に例える例え方が
ユニークで、その癖の強さにはまりました。
宜しければ、ご覧になって下さい。
大きな空間
現在、設計中の空間に
3間角(6.0m四方)の間があります。
別に3間角が珍しい訳ではありませんが
この3間角の間の中に、1本も柱が無い
ことが中々のもんだと思う訳です。
この広さの中に柱が1本も無いと言うことは
屋根を支える材料はどんな大きな材料が
使われているのかな?と想像してしまうんですね。
建物の歴史を伺うと、レッカーも何もない時代に
建てられたとのことで
当然、足場は組まれたのでしょうけども
人力で材料を屋根の上にあげた当時の
労力を偲んでしまいます。
今回は、この広間を触るのは、ごく一部で
構造にまで手をつける訳ではないので
屋根組を拝見できるチャンスはなさそうですが
先人に尊敬の念を抱き、設計させて頂いています。
イラスト
先日の今竹七郎展を拝見して
片目だけ描かれた人物のイラストが
印象に残ったので、
久々に人物のイラストを
描いてみたくなったので描いてみました
が、人物を描くことって結構難しいんですよね
建物や町並みは一点透視図や二点透視図と呼ぶ
作図方法があり、立体的に見せることが
そんなに難しい事ではないので
普段の仕事の中でも割と頻繁に
簡単な絵を描くことはあるのですが
人物に動作が発生すると
もう一つ難しさのレベルが上がります
肘や膝、指や首など関節と言う関節が
どのような角度で曲がれば見た目に
おかしくないのか?
どうやったら人物を上手に描けるのか?
ググってみると、ありますね
イラストレーターの方や漫画家さんの
アドバイスが一杯出ていました。
一番簡単だと思った方法は
顔は〇で表現し、身体や手足は
線一本で表現することからスタートする
方法が簡単そうに思いました。
そのようにして表現した人に肉を付け、
そして服を着せる方法で描くんだそうです。
肝心な成果品は未だお見せできるようなものでは
ありませんと言うよりか
ダメ紙の裏面に落書きした程度までしか
出来てませんので又の機会に
今竹七郎展
前回、大谷美術館へ行った話でしたが
今回は、その展示のお話です。
今竹七郎さんの展示があったのですが
それが目的で寄ったわけでは無く
地図を見て「大谷美術館」って、
どんな所なんだろう?
と思ったのがきっかけなんです。
で、行ってみて展示が面白そうなら
入ってみよう、面白くなさそうなら
建物だけ見て帰ろうと
何とも、今竹さんのファンには
失礼なお話で申し訳ないのですが
結局、面白そうだったので
展示も拝見することにしたのです。
今竹さんは西宮で生まれ育ち
大丸や高島屋でデザイナーとして
勤められた後に独立し、
事務所を立ち上げられたそうですが
誰もが知る多くのデザインを残されています。
前回も書きましたが
南海ホークスや関西電力
輪ゴムのオーバンドの箱のパッケージデザイン
メンタームやメンソレータムのデザインなどが
その代表作のようです。
今竹さんは学校でデザインの勉強を
学んだわけでは無く、同時代に活躍していた
デザイナー仲間とは異なる道で
この職業に就かれたそうです。
そのことを、マイナスに捉えず
逆にバネにして自分を高め、
多くの実績に結び付けている姿は
建築家の安藤忠雄さんにも重なって
見えます。
百貨店デザイナー時代の作品も展示が
ありましたが、人の顔を描きながら
片目しか描いていないんですが
何故だか可愛らしい作品が多くあり
深く印象に残りました。
ここには、その写真は載せていませんが
12月6日まで開催されているようですので
興味がおありの方は是非、お寄りください。
「どこの誰だか知らないが、そのデザイン! 誰もがみんな知っている」
が、キャッチフレーズのようです。
月光仮面ですね!
芸術の・・・
秋晴れの先日、西宮市にある
大谷美術館に足を運んでみました。
幹線道路から一筋下がった閑静な住宅街
の一角と言っても過言でない場所に
緑に囲まれた建物がありました。
初めての場所は、いつもワクワクがあり
発見があり、刺激を受けますね。
今回の展示は、今竹七郎展でした。
今竹さんは既に、お亡くなりになっていますが
南海ホークスや関西電力などのロゴデザイン
輪ゴムのオーバンドのパッケージデザインなど
数々のデザインを手掛けられていて
とても刺激を受けました。
作品については又次回、紹介させて頂きますが
最近の、このような個展は結構オープンになっていて
今回の展示も、SNSで発信して下さいと
ありました。
写真撮影もOKでしたが、個人で楽しむ分にはOK
とも受け取れる注意書きがあったので、
どこまでブログで公開して良いのかは
少し考えます。
今回は、建物の写真と庭を中心に公開させて頂きます。
エントランスに入った瞬間、
目に飛び込んで来る
ガラス越しの整備された緑と
間接照明によって浮かび上がった
ように見える不思議な壁や天井
どちらも人の手によって
つくられたものですが
このコントラストが
絶妙に見せてくれています。
知らないと損をする
ずーっと変わらないようで
日々進化しているのは、
住まいづくりの現場も同じです。
最近では、異常気象による天災も増えていて
建物自体も、何らかの備えが必要です。
そのような日々の進化に対応すべく
我々も勉強している訳ですが
住まい手の皆さんも、何も知らずに
住まいを考えるよりも、
やはり少しは知識をつけて
取り組まれる方が良いと思います。
中には、造り手よりも知識を付けて
おられる場合もありますが
造り手側も、古い知識のまま
上書きせずに取り組まれているケースがあり
仮に、そのような造り手に当たってしまった
住まい手は、可愛そうに思います。
特に省エネ系の勉強は、不得意や嫌悪感で
手も付けていない造り手がいるのも事実です。
省エネは取り合えず、勉強に取り組んでみて
その後、どのように自社仕様にするかだと
思います。
嫌悪感だけで避けていてはいけない時代ですね。
菅首相の所信表明演説で
2050年脱炭素社会実現を打ち出しておられましたので
今後の住まいのあり方は新築はゼロエネが必須化
するでしょうし、問題は既存住宅かと思います。
既存住宅のストック活用が施策化されていますが
脱炭素化に向けて、既存住宅をどうすべきか
考えて行くべき時が来ています。
さくい
写真の、この黒くて太い梁
かなり頑丈に見えますね。
しかし、私には意外に「さくい」のではないか?
と見えるのです。
「さくい」とは多分、関西弁なのでしょう
「もろい」と表現すれば、
理解して頂けるのでは無いでしょうか?
以前、あるリノベ工事前の調査で
天井裏に上がったことがあったのですが
同じように黒くて太い梁の上にある
天井裏に上がった時のこと
黒い天井板を踏み抜いてしまったことが
あったのですが、その時の梁と
色艶の無い感じがかなり似ています。
カラカラに乾燥した状態なのかもしれませんね。
その時、踏み抜いたのは薄い天井板でしたので
決して梁がどうにかなった訳では無かったのですが
シチュエーション的に似ているのが
もしかしたらトラウマなのかもしれませんね。
乾きすぎると木は、さくくなって
逆に刻みにくい、とある大工さんが言ってたことを
思い出します。
まあでも、これだけ断面がしっかりしていると
恐らく、そんな簡単に脆くならないと思います。