気になること
先日、茅葺作業の見学に行ってから
どうしても気になることがあって
投稿してみます。
とても小さなことですが
茅葺見学に行った際、地元新聞の記者による
インタビューを、とある参加女性が受けていました。
インタビューの最後の方で、記者がその女性に
年齢を尋ねたようで、その女性は拒まれたようでした。
私は、少し離れた所でいたのですが
その拒んでいる時の声がたまたま耳に入ったのですが
記者は強引に年齢を聞き出そうとしていました。
若い記者だったので、未だ人の話を聞き出す
テクニックを備えていなかったのかもしれませんね。
この出来事を目にしてからと言うもの
新聞やテレビで人物を紹介する際
殆ど名前の後にカッコ書きで年齢が書いているのですが
これは何のためなのでしょう?
特に年齢がなくても成立するような話題でも
それ必要なのかな?と思うようになりました。
先の茅葺の見学の話題も年齢が無くても成立する
ことだと思いますが、
果て、マスコミ業界では、これは何かの慣習なのでしょうか?
玄関考 3
最近ではミニマリストと呼ぶ
自身の持ち物は必要最低限で暮らす人が
以前よりも増えているそうです。
断捨離と言う言葉も流行りましたが
物持ちの良すぎる私には憧れの生活です
いや本当に
多分、本気になれば減らせるはずなんですが
いつ本気になるのか・・・?(笑
そんなことは、さて置き
そんなミニマリストの方だと
玄関もそんなに大層な設えは必要になりません
今日、紹介させて頂くお住まいは
下駄箱は不要とのことでしたので
腰掛を兼用し、その下に靴を置けるように
考えました。
もっとも、こちらのお住まいの場合
玄関を出た直ぐ外に、雨に濡れない所に
屋根付きのガレージがあるので、
玄関で賄えない物はそちらに置くことも出来ます。
玄関考 2
玄関と勝手口が存在する住まいでは、
その役割は、もしかしたら家人の出入りは勝手口から、
来客が玄関からと、考えてみると不思議な現象が
起こっていないでしょうか?
かく言う私の家も、そのような出入りの方法になっています。
勿体ないと言えば、それまでですが
分からなくもない状態です。
実は先日紹介させて頂いた写真の住まいも
もしかしたら、そうなのかもしれません。
屋根付きの駐車場から一番近い、先日の写真のスペースは
勝手口兼土間収納と非常に使い勝手の良いスペースなのです。
で肝心な玄関は、スペースを抑えました。
コンパクトな住まいなので、どれもこれもを
大きくすると際限なく広がっていくからです。
実は、昨日の写真にも、このスペースが少し写っていました。
コンパクトではありますが玄関戸の右手に収納スペースを設けています。
玄関考
今回は、住まいにおける玄関の在り方について
少し考えてみたいと思います。
今回は造り手目線の考えになります。
日本の住まいは、玄関で靴を脱いで
大きく一段上がるのが特徴ですが
これが日本の住まいの清潔さを
保っていると言っても過言ではないでしょう。
所が、断熱をする上で、この段差が実に
悩ましい時があります。
基本的に、断熱材は外気に面する壁面に
入れるのですが、玄関はコンクリートの
基礎も壁面の一部となる個所が発生します。
木の壁の部分は木材の奥行で断熱材が収まりますが
基礎の部分はコンクリートのため木の壁と同じように
断熱材が収まる訳ではありません。
コンクリートよりも内側に断熱材を貼り付けることになります。
と言うことは部屋内側の面積を圧迫することになります。
広い玄関なら未だしも狭い玄関が更に圧迫されるのは
辛いものです。
基礎コンクリートの外側で断熱うればいいのですが
屋外側に断熱材を貼り付けると適面にシロアリの
ターゲットになりそうで心配なのです。
で結果として今日の写真ですが
とある住まいの勝手口になります。
左端に写っている踏板の少し上に
長靴などが置かれている金属製ラックの後ろにまで
回っている不自然な木の板がありますが
これ、実は基礎の立上り部分に
断熱材を貼り付けた上からモルタル塗りで
仕上げたため、壁よりもかなり出っ張って
いるため、このようになっています。
山へ
週末は山の中での半日でした
目的は、獣捕獲用の檻の見回り
今年度、当たっている村役員の仕事のため
ですが、来年は更に檻を増やすそうです。
猟師さん、曰くは箱罠(檻のこと)よりも
括り罠の方が効率が良いとのことです
確かに、改めて檻に入るとなると
警戒してしまいそうですし
気付いたら掛かっていたロープの方が
確率は高そうです。
そして、私自身の目的は
放置された山の現状をついでに見ることでした
手の入っていない森は
陽が射さず、下草も生えないと言われています。
正にそのような場所もありましたし
逆に手入れがされている所は明るくて
下草も茂っています。
戦後の計画造林から50年以上が経ち
切り旬を迎えている木は沢山あるけども
手が入らずに放置されている山と
そうで無い山との差は違うように思いますが
国産材の使用率に少しでも貢献出来るように
なりたいと思うのでした。
見学
今日は、県指定文化財である朝倉家住宅の
茅葺作業の見学ができるとのことと
近くと言うこともあり行ってきました。
初めて、茅葺作業を見学したのはかなり前になりますが
全国でも茅葺職人さんの数も減ってきているそうです。
説明をして下さった職人さんは美山から来られている
そうで、やはり作業期間中はアパートを借りて
近くで寝泊まりされているとのことでした。
昔は、茅葺専業の職人さんは居なかったそうで
農業などをしながら兼業で
茅葺をしていたそうです。
職人の減少と共に、その道具
(葺いた茅を切りそろえるハサミ)を
作ってくれる職人さんも、今や
新潟の燕三条市にしか居ないとのことでした。
さて肝心の茅葺作業は既に終えていましたので
今日の見学は、軒先の不均一な部分を
切りそろえておられる状況でした。
軒先のラインが綺麗に揃うように
少し切ってはバランスを確かめを
繰り返しながら綺麗になっていく様は
人様の作業ながら気持ちの良いものでした。
ものをつくらない、ものづくり
今日は、陶芸家さんとお話させて頂きました。
陶芸家になったきっかけは何だったんですか?
等々ですが、自分の手でつくった物が形になって
世の中に出て行くのは、この上なく喜ばしい
ことだと思いますし
我々も、その気持ちは分かるんです
只、我々の場合は、実際に自分の手で
つくりあげる訳ではない分
もどかしい部分もあります
自分の手で作れるのは建築模型と言う
縮尺のかかったもので、説明のためには
役に立つけども、
生活をする上で役に立つ訳ではありません
一人で完結出来ない分
仕事を任せられる方たちとのチームワークが
大事になってきます
だから工事中も、自分の役割としては
監理と言う仕事もあるけれど
自分の考えを職人さんに伝えるための
手段としての施工図作成と言う
仕事も大事にしています。
ものを自身の手で実際につくる訳ではないけども
効率的に仕事を進めるためや、
家についての考え方をまとめた
図面で、私たちは
ものづくりに関わっています。
浴室考 3
さて、先日に続き今回も浴室についての話です。
浴槽の素材も色々あって
木で出来た浴槽、ホーローの浴槽、鉄の浴槽
FRP、人造大理石、石張りの浴槽などなど
水が貯めることが出来る物なら
何でも浴槽とすることが出来ます。
和歌山には川湯温泉と呼ぶ
河原の石を掘ったら温泉になるよう場所もありますしね
又スタイルも床にバスタブだけを置くタイプの物
五右衛門風呂のように窯を埋めるタイプ
木で組まれた浴槽など、どれも旅先で経験できそうですね。
そして今日、紹介する浴室は
そんな旅先でのお風呂を自宅でも叶えたいとの
ご家族の想いに応えた物です。
浴槽を含め、下半分はFRPのユニットになった物
上半分は自由に作れるお風呂で
この時は、水に強いとされるヒバを張っています。
お風呂に木を使って腐らないですか?
と質問を受けることが多いのですが
オールFRPのシステムバスなどと比較すると
耐久性は劣るかもしれませんが
最後にお風呂に入った後の乾燥や
メンテナンスなどをある程度して頂けるなら
ある程度の耐久性は見込めます。
こちらのお住まいでは、10年は通常の状態だったようですが
その後、カビが目立つようになってきたとのことで
暫く、ご自分でメンテナンスされましたが
メンテナンスに追い付かず、業者の手を借りて
カビ落しをされました。
しかし、板を張り替える所まではいってません。
FRPのお風呂でさえ、目地の部分にカビが生える
ことがあるので、完全な物はありません。
湿度に皮脂汚れ、石鹸カスと、
カビにとって栄養になるものが沢山ある訳ですから
当然と言えば当然ですね。
湿度を下げるには換気
皮脂汚れや石鹸カスは掃除
これしかないと思いますが
それでもカビが増えるようなら
薬品の力をかりることになるかもしれません。
浴室考 2
皆さんのお風呂の入り方はどのような感じでしょうか?
肩までしっかり浸かるのか?
半身浴で入るのか?
それともシャワーだけで済ませるタイプですか?
季節によってお風呂への入り方が違ってくるかもしれませんね
私が、初めて浴室付きのマンションに引っ越したのは
24歳の時でしたが、そこでは3点式と言って
浴槽、便器、洗面のこの3点が一つのユニットの中に
全部ある、いわゆるビジネスホテルの部屋のような
あれだったのです。
もっともビジネスホテルほどの広さはありませんでしたが
お湯も水とお湯を出しながら温度を調整しないといけない
タイプだったと思います。
最近ではサーモスタット水栓と呼ぶ
温度設定さえしておけば、あとはレバーを捻ると
適温のお湯が出るタイプの物が主流かと
思いますが、古いタイプのホテルだと
未だに水とお湯を調整しながら適温を探らないといけない
水栓だったりします。
余談は置いておき、そのようなタイプの浴室でしたので
ゆっくりと湯船に浸かることもなく
毎日がシャワーの日々でした。
シャワーはシャワーでマッサージ効果があって
悪くは無いのですが、たまにはゆっくりと
浸かりたい時もありました。
さて今でこそ、一つの浴槽で座面の深さを変えて
片側に腰を掛けると半身浴が出来
もう一方に腰を下ろすと肩までしっかり浸かれる
タイプの浴槽があります。
又高機能なシャワーヘッドも販売されていて
美容にも良いとかで売れているそうですね。
値段は、そこそこするようですが・・・。
今日の写真は、こちらも昨年訪れた
クアパーク長湯と呼ぶ温泉と療養施設、レストランなどが
併設された施設です。
前回のラムネ温泉と同じ日に訪れたため
こちらには入浴しなかったのですが
面白そうな施設でした。
この周囲には温泉旅館も沢山あって
山の中にひっそり佇む
隠れた名所と言えそうな場所でした。
浴室考
キッチン、トイレと来て
次は、何にしようかと思いましたが
水回りで、もう一つありました
浴室です。
只、私どもで採用している浴室は
パターン化している訳ではありませんが
バリエーションは、そんなに多くありません。
ハーフユニットバスに木の板を張るパターンか、
ユニットバスになっているのが現状です。
しかし、考え得るパターンは無限にありますので
考えを述べる事も含めて書いてみたいと思います。
先ずは個人の住まいの浴室の話題の前に
温泉や銭湯などのお話です。
私が、大学生の時は、風呂なしの下宿でしたので
ほぼ毎日が銭湯通いでした。
当時は120円程度からスタートし、4~5年の間に
あっという間に360円くらいまで値上がりした
覚えがあります。
燃料の高騰が原因だったのか、あれには驚きました。
こんなスピードで値上がりすると、毎日風呂に通うのが
金銭的に負担になるのでは?
と心配していたのですが、不思議に毎日通っていましたね。
風呂付のマンションに引っ越したのは24歳の時でしたので
家で風呂に入れるありがたさを実感しました。
トイレに続き風呂もプライベート空間に変わった瞬間でした。
只、広いスペースで入るお風呂の気持ちよさに
気付いた瞬間でもありました。
今日の写真は、昨年訪れた大分のラムネ温泉です。
シュワシュワと体にまとわりつく炭酸泉の泡が、
何故か心地よくて、昼の日中から温泉に浸かる
贅沢さを味わいました。
2枚目の写真は男湯の入り口です。
トイレ考 2020完結話
住まいの計画をする上で
最も気を付けたいことの一つが
トイレの位置です。
ご飯を食べているスペースから
戸を開けるとトイレの中が
丸見えになることのない様に
いつも考えています。
簡単なことのように見えて
コンパクトな住まいでは
廊下を極力減らしたいですし
意外に簡単ではありません。
ホテルのように
サニタリースペースとして
洗面所などと一緒にまとめてしまう
ことも方法の一つです。
今日の写真は、その一例ですが
このパターンの欠点は
このスペースが風呂の脱衣室も
兼ねているため、
風呂上がりのタイミングと
トイレ使用のタイミングが重なると
気まずい雰囲気が生まれるかもしれない
ことです。
そのため、このケースを採用する場合
トイレをもう一カ所、
別に設けることです。
例えば、サニタリーが1階になるのであれば
2階にトイレを設けるなどです。