Narito Ashida Narito Ashida

足元をカバーする

今回、紹介させて頂く写真は

私が開業して数年後の現場のものです。

工事も終盤の外構工事

高さ設定の際に少し高い位置を

グランドレベルとしたため

外構が仕上がっても

基礎底の一部が少し見えてしまう事態に

なったのですが、

こうなったのは敷地レベルの把握が出来ていなかった

ことが原因の一つですが

基礎底の形状を今とは違った形状にしていたことも

原因です。

勿論、今は測量機械があるので

敷地レベルが大きな現場では

前もってレベル測量するようにしています。

そして、その足元を何とかするために思案していた所

見出したのが使わなくなった瓦

この瓦は、もう使わなくなったからと

敷地の端の方に積んであった物です。

それを立てて使う事で、足元をカバーできると

思い仮に置いてみたのが下の写真です。

そのようにして出来上がったのが下の写真です。

この後、立てた瓦との間に砕石を入れて完成しました。

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面を取る

「面を取る」ってもしかしたら

専門用語なのかもしれませんね

被っていた、お面を外すことではありませんよ。

木材などを柱や梁などに製材すると

正方形や長方形断面に仕上がる訳ですが

そのままだと角が直角になっていて

手で触れると角が立って手が痛いとか

物に当ててしまうと、角の部分が

直ぐに傷んでしまうと言うデメリットがあります。

それらの対処方法として

角を落とす作業を「面を取る」と言います。

で面を取る方法は幾つかあって

最も簡単な方法はサンドペーパーで

ひたすら擦り続ける方法です。

カンナの刃を少しだけ出して

さっと1~2回カンナを通すだけでも

面が取れますし

トリマに面取りビットを装着して

面を取ることも出来ます。

従って面の形も様々で

カンナを通すだけなら、三角形に面が

取れますし、トリマのビットには

様々な形状の面取りビットがあります。

ひょうたん面や銀杏面と呼ぶ

面の形状もあって、そのネーミングの

ユニークさに感心させられるのですが

実はそれらは装飾性が強くて

そこに装飾性を求めていない私には

あまり用いることが無い面の形状となります。

丸い面を取ろうと思うと

ボーズ面と呼ぶビットを使うそうですが

一般的には3Rと呼ぶ面の半径が3ミリの物が

一番小さいそうですが、実は手触りとして

3Rは少し大きいそうでして

それよりも小さいRは無いのかと

探していたら、ありました。

2Rと言う物があるそうです。

値段を見ると、3Rよりもウンと高い!

写真が少しピンボケしていますが

以前、テスリとして加工して頂いた物の

残りの材です。

上は面取りと言うよりも

手触りが良い様にR加工して頂いています。

そしてそれ以外の3つの出隅の角も

少し面取り加工してあります。

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高さの動線整理

昨今の住宅ではバリアフリーが

当然のこととされているため

家の中では、段差が無いのが

当たり前なのかもしれませんね。

しかし、昔の建物は土間から家に上がるために

大きな段差を乗り越えるのが当然でした。

床下の通気を優先したからなのかもしれませんが

現在とは違いますね。

さて庫裡の改修工事も予定期間の残り1カ月を切り

追い込みの状態です。

写真の部屋は元造り付けの浴室があった場所です。

今回は別の場所に新たにシステムバスを設けたため

この場所は、もう浴室である必要が無くなります。

これまでにも何度か増改築を施されたであろう

痕跡があちらこちらに拝見出来ますが

そのため、建物の中には大きな段差や小さな段差が

多く存在します。

今回は出来るだけ、そのような段差を最小限に

とどめられないかと思い設計前にレベル測量をした訳ですが

触らない部分の元の大きな段差は解消できないので、

あくまでも今回触る範囲で高さの動線整理をしています。

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55%!

衆議院選挙も終わり結果が判明しましたね。

皆様は投票に行かれましたでしょうか?

又、投票した候補者は当選されましたでしょうか?

私は期日前投票に行ってきました。

しかし、投票率は戦後3番目に悪いとか

これだけ有名人やメディアが投票率を

上げるために一生懸命に行動されていて

こんな結果なんだ!と私は驚きでした。

国民全体の55%しか投票に行かない

そんな理由は知る由もないのですが

政治に興味が無いと言う方が

大半なのではないでしょうか?

私も、凄く興味がある訳ではありませんが

政治は自分達の暮らしに直結すると言うことは

分かっているつもりなので、行ける限り

投票には行っています。

特に消費税は、建築に大きく関係する項目です。

現在の税率10%って、とても大きいんですよ。

だって、ほっておいても ✖1.1倍 の金額になる訳ですし

その 1.1倍で資金計画が変わる方もいらっしゃるでしょう。

せめて建築にはそんな大きな税率掛けて欲しくない

と言う声を上げようとすれば、これまた政治なんですよね。

私の一票ごときで何も変わらないかもしれないけれど

そう思っている人も、残り45%が投票に行けば

何かが変わると思うんですよね。

せめて質の高い住宅を建てたなら

これ以上税率が高くならないとか消費税は掛からない

と言った思い切った施策が出来て欲しいなあ。

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栄枯盛衰

過日、京都に行く機会があったので

二条城に寄ってみました。

前回、訪れたのはいつの日だったかは

忘れましたが、二の丸御殿の唐門が

綺麗に修復されていて

鮮やかな色が蘇っていました。


蘇ったと書くと当時を知っているようで

誤解を招きそうですが

綺麗な金箔と赤や緑の色遣いは

日光東照宮を彷彿とさせるものでした。

二条城は大政奉還の舞台となった場所でもあり

徳川時代の終焉の場とも言えますが

細かい歴史はともかくとして


見学出来た、二の丸御殿は

建物が雁行に配置されていて

進めども進めども奥にたどり着かない

そのような感覚がしました。

只、今回言いたいのはそんな

感覚的な事では無くて

建物の複雑さなんです。

それを現わすのが上の写真です。

3つの建物が建っているようにみえますが

実は、これ一つの建物で全てが繋がっています。

と言う事は屋根が複雑に重なり合っていて

その重なっている部分は

山あり谷ありになっていると

推測できます。

屋根に谷の部分が幾つも存在すると言う事は

それだけ雨の管理が大変になるのですが

それが瓦で葺かれているとなると

いや、考えただけでも大変だろうなあと

想像してしますのですが

実際の所は、どうなのでしょう?

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何か足す

さて工事期間が、あと1カ月と少しになった

庫裡の改修工事ですが、あちらこちらに

建ってからの時間を感じる部分が出てきます。

差鴨居を抜いた後の柱に空いた

ほぞ穴の中には蜂の巣のような物が

残っていましたし

それ以外にも、以前の仕事の跡が

あちらこちらにあり、相当な断面欠損の状態で

見るからに大丈夫なの?と言った

状態になっていたため、添え柱を加えて貰いました。

添え柱とは、書いて字の如く

既存の柱の横に添わせるように設ける柱の事です。

この柱の半間右側にも新規に

柱を設けているため、この梁から受ける

荷重はかなり分散されているとは思いますが

座屈防止のためにも設けています。

そして、この柱は栗の木です。

栗の木はタンニンを多く含むため

虫害にも強いので、昔は土台などで

よく使われていましたが、

最近は国内で獲れる量も、うんと減り、

専ら中国産の物が多いと聞きますが

さて、これはどこ産の物なのかは確認出来ていません。

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とりま 出来る事

若者言葉で「とりま」と言う言葉が

あるそうですが、その意味も良く分かりませんし

今回は、そのような話ではありません。

タイトルは、ド直球になるのを避けるため、

あえて若者言葉に掛けたようにしてみました。

えっ、若者言葉になっていない?

と言われても仕方がありませんね。

今回は、電動工具のトリマのことです。

トリマーと伸ばす表現の方が

馴染みやすいのかもしれないのですが

商品の箱には「トリマ」と表現されていますので

このように表現させて頂きます。

トリマとは本体その物は回転する機能しか

ありませんが、先端に取り付けるビットと呼ぶ

刃物が付いたアタッチメントを付け替えることにより

木に穴を開けたり、面を取ったり、

木に様々な加工を施すことが出来ます。

この機能を応用すると、何と仕口の加工が

出来てしまうのです。

仕口とは金物を使わずに木と木を組み合わせる

ことが出来る加工形状のことです。

写真のフレームだとか

それが、もう少し大きくなれば

建具の框組なども、出来るようです。

強度が必要な家具は、どうなのかは

分かりませんが、色々使い道の多そうな

トリマ重宝しそうです。

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丸テーブル

最近、欲しい物の一つに

丸テーブルがあります。


コンパクトな住まいで提案するのに

直径1.0m前後の物が丁度良いのですが

大人数が集まる機会が多いお住まいでは

少し小さなサイズになります。


もっとも、私は竣工写真撮影時に

このサイズのテーブルがあれば

凄く場への納まりも良く重宝すると

言うのが大きな理由ですが

当然、実用にも耐えられる物が

必要になります。


但し、事務所には既に立派なテーブルが

2台もあるので、未使用時の保管が

課題になるので、出来れば未使用時は

コンパクトな状態に出来る物が

欲しい訳です。


所が、これだ!

と思える物は簡単には出てきませんので

であるならば、自分でデザインしてみようと

空いている時間を見てはスケッチに勤しんでいます。


炬燵の脚のように捻じ込む形式の物

若しくは職人さんが現場で作業台を造る時に

2枚の板を十字に交差させ、その上に板を載せる

形式を応用した物など、いずれも脚と天板を

分離させる事は技術的に難しくはなさそうですが

収納時のサイズを出来るだけコンパクトに

且つデザイン的にも見栄えがして

コスト的にも出来る限り抑えられる物を


又進展があれば

ご報告出来ればと思います。



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ポジション 2

前回の「ポジション」の記事を未だ

お読みで無い方は、是非そちらもご覧いただいてから

この記事を読んで頂くと良いと思います。

ある方が多くの建築家を集めて

自邸のためのコンペを開くと言う話がありました。

そこに、第三者のプロによる目は誰も介在しない

ようでしたので、私はそこへの参加は辞退させて頂きました。

理由の一つはコンペ参加での報酬は無しと言う事

無料で提案してくれる事務所もあるのですが

当方は基本、提案時点でも幾らかの費用は

頂くようにしています。

もし、あなたは私のために無料で仕事をしなさい

と言われたなら皆さんは、どうしますか?

殆どの方が、しないと思います。

それと同じことだと思います。

次に、プロの提出する提案を

クライアントさんがどのように判断されるのか?

疑問ですよね。

そこでコンペを取りたければ

予算がどうであろうと住まい手さんの要望に従うような

提案をした者が有利になります。

あなたの予算ならば、この程度が限界ですよ

と言う提案をしたならば、

おそらくその提案は選ばれません。

そこにプロである第三者のアドバイスが

入るならば、提案の適性の判断は

し易くなるかもしれませんが、

正直クライアントさんが、

そこまで見抜けるとは思いません。

プロだったら絶対に間違えないか?

と言うとプロであっても間違えはあるだろうし

性格によっては仕事をゲットしてから

予算のことを考える人だって居ます。

だからクライアントさんだけで

責任感の無い無料の多くの提案を見てしまうのは

危険だと考えます。

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探し物は何ですか?

いつか受けた、あの講習のテキストに書いてあった内容

あれ、どの講習のテキストだったかな?

と言う経験、皆さんは、ないですか?

と言う訳で、今日もそのような探し物を

午後から1時間半、実に勿体ない時間ですね。

必要を感じて受けた講習なので

そのようなテキストをまとめて本棚に

置いていた所までは良かったのですが

置き方が問題のようでした。

講習時に貰ったテキストを収めた封筒ごと

本棚に置いておきましたが、

受けた講習の数が結構ありまして、

封筒の中から一つ一つテキストを出しては

これは違う、これも違う

これかな?と中を開き、否これも違う

を繰り返すこと数回

結局、欲しかったテキストはいつの間にか

封筒から出し、封筒とは別の所から見つかると言う、

何とも、お粗末な結末でした。

封筒の中から出して本棚に置いておくのも

方法ですが、冊子ばかりでなく1枚物の印刷物

なども含まれていたりするため、

やはり封筒に入れておく方が保管しやすいんですね。

悩みますね。

必要な物をスキャンして電子データにするのも

手なのかもしれないですが、テキストのページ数も

そこそこあります。

何か、良い手はないものでしょうか?

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造り付け

住宅建築において造り付けとは

出来上がった物をぽんと置いて終わりにするのではなく

幾つかの行程を経て、その場にだけしかない

空間や機能を満たすものを造ることを

指すのですが

最も、気を付けないといけないのが

お風呂です。

昨今はユニット化されたものを据え置く機会が

随分と増えました。

しかし、30~40年前になると

造り付けのお風呂は当たり前のように

造られていました。

一番気をつけないといけないのが

水に対する配慮ですが

昔は、防水だけしておけばいいだろうと

防水シート1枚だけを施工して、その上に

仕上げのタイルが貼ってあるだけと言うのが

当然の施工でした。

しかし近年では、防水と同時に

湿度を木に与えないようにする

漏水結露対策なども十分に考える必要が

あると言われるようになりました。

当然ですよね、木は乾いているに限る

と以前、このブログでも書いた記憶があります。

そしてリフォームでよくあるのが

開けてみなけりゃあ分からない

開けてみてびっくり!

と言う事です。

IMG_1702.jpg

今日紹介するのは、

そんな造り付けのお風呂だった場所を

開けてみてびっくりと言う状態です。

床下ばかりを意識していると、

上がこんな状態であることにも

びっくりですが、

材料の幅の2/3程度まで食害されています。

材料は米松であるため、

粘り気を感じませんが

さて、これをどのようにすべきか?

考えます。

兎に角、ユニットバスや造り付け関係なく、

お風呂の使用後はしっかり乾燥させて頂きたいのです。

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ポジション

メジャーリーグベースボールや

日本のプロ野球を見ていて

最近、気になることがあります。

それは主審の立っている位置

即ちポジションです。

本来ならホームベースの中心と身体の

中心が一致するように立つべきと思いますが

気になる方は一塁側や三塁側に少し寄って

立っているんですね。

で、立っている側から遠い側の

ストライク、ボールの判定が微妙に

おかしくない?と思える判定になることが

あるんです。

当然ですよね、目線から遠い位置なんだから

当然、ホームベースからもズレるし

判定もズレる。

これを正すには、簡単なことで

ホームベースの真後ろに立てばいいだけの

話なんですね。

でも選手側から、

それについて何も異論は出ていないのか?

とは思いますが・・・

同様に、建築も見るポジションがずれると

色んな意味で微妙になることが多々あります。

完成写真も、しかりですが住まいづくりの

経緯においてもポジションがずれると

視点がずれておかしな方に走り出します。

それを元に正すためには、

やはりプロの力が必要では無いでしょうか?

と、凄く抽象的な表現で今回は止めておきます。

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