中庭のある家 あと一息
中庭のある家の現場も、
あと一息と言う所まで来ています。
内部では大工工事はほぼ終わり、
建具、家具の搬入取付、
そして外部の外構工事と造園工事を
残すのみとなっています。
只、未だ床には養生のためのシートが
敷かれているため家の中に入っても
全貌までは分かりません。
何となく感じがつかめるように
なってきた部分のみを少しだけ
紹介させていただきます。
外部のデッキが出来上がり、
植栽が加われば目指すべき姿になります。
中庭に面する大きな窓のある室内。
床の養生に加え窓ガラスにもシートが
貼ってあるため現段階では
外の景色が全開とまではいきませんが
シートが外れれば開放的な空間になります。
OPEN HOUSE Q&A
私どもが開催させていただく住宅見学会は、
そう頻繁に開催できる訳ではありません。
又開催地域も同じ地域内ばかりで出来る訳でもないため、
どこで開催するにしても非常にレアケースになります。
今回はたまたま私の居住地域内になりますが、
次はどこになるのかも分かりません。
見学会へ行ってみたいけども
何かしらハードルを御感じ頂いている方が
いらっしゃるかもしれませんので、
少しだけ説明を兼ねてQ&A形式で
お答えさせていただきます。
Q1. 今すぐ家を建てる予定はないのですが
見に行っても良いですか?
A1. はい、今すぐご予定がなくても
全然見に来ていただいて構いませんよ。
家づくりのペースは皆様のペースでお進め下さい。
過去には20歳代のお若い御夫婦が
見に来られた事もありましたが、
これからお子さんが出来ると
ライフスタイルも変わるでしょうから、
そんな急いで考えなくてもいいのではないですか?
とお伝えしたこともありますし、
見学会へお越しいただいた数年後に
ご依頼いただいたこともあります。
勿論、絶対に当方で建てて下さいと
言うつもりは、ありません。
こればかりは、ご縁だと思いますので
皆様のご判断でお選びください。
Q2. 見学会に行くとしつこく営業攻勢を
掛けられそうで不安なんです。
A2. 厳しいノルマを課せられた営業マンなら、
そのようなこともあろうかと思いますが、
私どもにはそのような行為に時間を費やす
人手がありません。
次の見学会のご案内等をお送りさせていただく
ことがあるかもしれませんが、
Q1の答えにもありますように、
家づくりは皆様のペースでお進め下さい。
Q3. 新築を考えている訳ではなく
リフォームで検討しているのですが
見学に行っても良いですか?
A3. 勿論、是非お越しください。
リフォームでも参考にしていただける
部分も沢山あると思いますし、
今回は庭も良い感じに仕上がると思いますので、
エクステリアを触りたい方にも、
是非お越しいただきたいと思います。
秋の丹波は来る意味がある
毎年、秋祭りの頃になると食卓に並ぶ
丹波の秋の味覚と言えば、
地元の人なら分かるはずですが
他所の方には?かもしれませんね。
それは「黒豆」、一旦黒豆の味を知ると、
居酒屋で食べる普通の(白)枝豆の味が
水臭く感じて食べられなくなるほど、
コクがあって幾らでも食べられるんです。
お酒の好きな方にはアテに最適。
黒豆を嫌いと言った人に会ったことがありません。
それに、この黒豆、秋になると
どこででも買うことが出来るからありがたいんです。
スーパーや農協は勿論のこと、
道の駅などの物産館に加え、
何と道端でも買えてしまうんです。
おかげで、ある場所では、そのための
渋滞が発生することもあります。
黒豆に加えて有名なのが「栗」です。
これも又黒豆ほどではありませんが、
比較的どこででも買うことが出来ます。
そして地元のスィーツ店では
栗を中心にした商品展開で、
売り切れ御免の状態になることもあります。
そんな丹波の秋も間もなく、
黒豆の解禁日が毎年10月第二週末になります。
そして丁度、それらが解禁された後に、
当事務所の見学会も開催します。
見学のついでに、それらを求めて来られるも良し、
遊びのついでに見学に来てみるのも良し、
とにかく秋の丹波に来てみませんか?
見学会で何を見る?
秋になり、最近めっきり住宅見学会の広告を
多く見かけるようになりました。
かく言う当事務所も、およそ1ケ月後の
見学会に向けて本日SNS広告を挙げた所です。
さて、タイトルにあるように見学会では
一体何を見れば良いのでしょう?
間取りでしょうか?
そこに使われている設備や内装でしょうか?
人によって答えは様々ですが設備や内装は、
見学会に行かなくてもショールームでも
見ることが出来ます。
間取りは確かに確認したい部分ですが、
その間取りをそのまま皆さんの敷地に
当てはめた所で敷地のサイズや方位が違えば、
あまり参考にはなりません。
私なら何故、このプランになったのか?
を設計された方に尋ねます。
プランとは間取りも含む家の形やサイズ感などを
総称したものですが、敷地や周りの環境によって、
その家を設計するに当たり、
どのように向き合い、考えたのか?
と言う事が一番大事になります。
当然、考え方は千差万別で2つとして同じ家が
出来る訳では無いので、
何が正解と言うのはありませんが、
私ならどう考えたかなあ?
と言う思いを巡らすのも勉強の一つになります。
色は第一印象で決める
「Courtyard house in Tamba」改め「中庭のある家」
の現場では、内部の大工工事は終えて、
外構工事を残すのみとなりました。
内部では内装工事が始まり完成まで、
あと一息となっています。
間もなく完成見学会の告知を
させていただく予定です。
外壁の色選びの時にも触れていたかもしれませんが、
住まいづくりでは色の選択に迫られる機会が
何度かあります。
私の持論は、「色は第一印象で決める」です。
幾つもの似通った同じような色ばかりの見本の中から、
一つを決めて下さいと迫られても、
どれにして良いかオロオロすると思います。
どれにしようか?と見本をずーっと眺めていると、
どんどん色の違いが分からなくなり、
どれも同じ色に見えて益々決められなくなります。
なので、第一印象が重要になります。
既に何度か書いたことがあるかもしれませんが、
当事務所では、この色であれば、どれを選んでも
先ず失敗することはないであろうと思われる幾つかの
候補を選択しておいて、
この中から選んでいただくと、
ほぼ間違いないですと言う感じで
進めさせていただくことが多いのですが、
このようなサポートが無い場合、
初めての家づくり皆さんは、
一体どうやって決めておられるのか?
少し興味があります。
迎える
仮名のまま進めてきた「Courtyard house in Tamba」を改め
「中庭のある家」と呼ぶことにします。
「Courtyard」が英語で中庭と言う意味なので、
直訳しただけですが、日本人には日本語で
お伝えする方が分かりやすいですね。
さて、こちらのお住まいも工事が
佳境に差し掛かっています。
アプローチはトンネル状になっていて、
そのトンネルを抜けると玄関ドアに至ります。
このアプローチですが、この前までは
天井が貼られていなかったのですが、
ようやくと言うべきか天井が貼られました。
今回も木刷り板天井です。
横断する梁によって一旦、
天井の流れが遮られます。
天井を貼っていなければ屋根に使っている
折板の裏面が丸見えになるため、
ここは人を迎え入れるスペースでもあり、
天井を貼って綺麗に仕上げたと言う訳です。
個人競技、団体競技
夏も終盤に向かっていますが、
未だ暑さも厳しいですね。
先日まで高校野球が熱を帯びていた
と思っていたら世界陸上に
バスケットワールドカップと
スポーツの熱は未だ熱いです。
高校野球もそうですが団体競技は
ゲームの中に流れがあることを
感じました。
何を今更と思うかもしれませんが、
団体競技である野球と個人競技である
陸上、成績は別として一応、両方を
経験した身としては個人競技の場合、
ではどうやって流れを掴むのか?と、
ふと思ったのです。
遠い昔のことなので、
思い起こせませんが、
陸上の場合、短距離種目では
流れを掴む前に競技が
終わってしまいます。
となると、やはり練習の段階で
よほど鍛錬を積み、当日にベストの
コンディションに仕上げる必要がある
のではないか?と思った次第です。
そして、我々の仕事においても
不思議と流れがあるのか、
新築のご依頼が続く時は数年間、
新築ばかり、リノベーションが続く時も
又しかりで、不思議と交互に
ご依頼があることが稀です。
新築とリノベーションでは、
少し使うべき脳が違います。
新築の時はほぼ間違いなく、
思ったように工事が出来るのですが、
リノベーションの場合、
既存の躯体の状態によっては
思ったように工事が出来ない場合があり、
推測能力も必要になります。
勿論、出来るだけ事前の調査によって
現状把握に努めるのですが、
完全に把握することは難しく、
新築との勝手の違いに差を
感じさせられます。
その差を逆手にとって
生かすことも大事です。
設計は完全に個人でする仕事ですが、
設計だけでは単なる絵に過ぎません。
それを実現していただくためにはやはり、
造り手の協力が必要であり、
ある意味、団体競技のように
上手く連携していく必要があります。
流行?
コロナ時は、めっきり住宅見学会の広告も
減っていましたが、最近少しずつ復活しているようで
見学会の広告も良く見るようになりました。
所が、その広告の中で見かけなくなった言葉が
「パッシブデザイン」と言う言葉です。
当時は誰かれ構わず皆こぞって、
流行りのように使っていたのですが、
言葉の本当の意味を知って使うのが、
おこがましく思えたのか、
最近は殆ど見なくなりました。
パッシブデザインとは、直訳すると受け身な
デザインと言うことになりますが、
機械を使って住まいの環境を整えるのと
逆の意味で用いられていると理解しています。
と言う事は機械に負けることのない効果を
自然のエネルギーを利用して得られないと
いけないので、本当は凄く難しいのですが、
南向きに窓を設けて陽射しを取り入れることだけに
スポットを充てて「パッシブデザイン」と
命名していた会社が多かったように思います。
南向きの窓から陽射しを取り入れるのは
パッシブデザインの手法の一つに過ぎません。
又こうすればパッシブデザインだと言う
具体的な方法はないため誰でもが簡単に
使えていたように思いますが、
実は本気で取り組んでいる会社さんが
やっている内容を知ると、
腰が引けて簡単にこの言葉を
使えなくなったのかもしれません。
勉強すればするほど奥が深いのですが、
さて予算と効果の対比で、
どこまでやればいいのか際限が
見えないのも事実です。
家づくりは流行ではありませんが
ステップアップすることは必要かと思いますし、
先人の知恵に学ぶことも重要と思います。
答えのない中で、どこに
自分のポジションを見つけるか、
これは全ての会社の命題と言えそうですね。