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スノコ化

コロナ期にロフトにキャットウォークを増設
したのですが、今回は吹抜けていた部分をス
ノコ状にすることになりました。

それに伴い、キャットウォーク部分に設けて
いたテスリが不要になりますが、そのテスリ
を外してきました。

今回は、自信の手での解体作業です。従来、
施工はしていないのですが、年に1回ほどは、
腕が忘れない程度に道具を使って木で何かを
作ったりしているのですが、今回もそのよう
な腕が忘れない程度のつもりの作業です。

かと言って腕がある訳ではないのですが、そ
れぞれの道具の基本的な使い方を以前、教わ
ったことがあり、継手や仕口の刻み物、カン
ナの使い方などの基本的なこと、研ぎ物の基
本的なことなどは、その時に色々見て体験し
ています。

でも、続けなければ腕は忘れてしまうもの、
せめてかすかな記憶だけでも腕には忘れな
いで欲しいと言う思いです。

テスリの笠木や支柱はビス穴を開けて埋め
木で埋めただけの単純な方法ですが、さて
これを外すとなるといざ、どうやって外す
のが最も効率的なのか、事前に大工さんに
も教えて貰いながら、自分なりの方法を模
索するのに、少し時間は掛かりましたが、
1つハードルをクリアすれば後は最短の時
間で作業を終えることができました。

一先ず、準備は整ったのでスノコ化の工事
は大工さんにお任せすることにします。

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青春

安藤忠雄展 青春 最終日に行ってきました。
安藤さんは私が学生の時から既にスター街道
まっしぐらのカリスマ的存在でしたので、様
々なプロジェクトは拝見していたのですが、
その総集編的今回の展示でした。

海外でのプロジェクトも多く抱えておられます
が、何よりも建築界の枠に収まらず、芸術学術
分野や政財界などにも強いパイプを築かれ機関
車のように力強くいつまでも私たちの世代だけ
に留まらず若い世代も引っ張っていって下さる
存在です。

そんな安藤さんの人気を推し量るように朝早く
から御伺いしたにも関わらず多くの人が押し寄
せて、回転ずしのごとく、人の波に乗ってただ
流れていくしかありませんでしたので、あまり
ゆっくりと観ることは出来ませんでした。

展示は図面、スケッチ、模型、動画が中心でし
たが中には実寸大の映像展示がありました。し
かし幾つかの現物を見たことがあるため、やは
り建築は実物に叶うものは無いと思って会場を
後にしたのでした。

安藤さんの年齢に比べればまだまだ、自分は子
供のようなもの、私自身の活動にカツを入れて
いただいたような気分で、今後の活動に励んで
行きたいと思いました。

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今年も始まりました

今年も始まりました、丹波市の簡易耐震診断。
先日今年初の診断に御伺いして来ました。

兵庫県の場合、介護改修工事の補助金を受け
ようと思えば簡易耐震診断を受けることが義
務となっています。簡易耐震診断を受けた後、
その結果を受けてどうするのかは任意ですの
で、受診される方の判断となります。

これまで簡易耐震診断をさせていただいた、
お住まいで一応耐震的に安全とされる評点
「1.0」をクリアしたお住まいは、例外を除
いて1軒もありません。例外と言うのは、
診断を受ける前に既に耐震改修されたお住
まいを購入された建物です。

評点が1.0に満たないと申し上げましたが、
殆どがその半分の0.5もありません。それ
だけ古い建物は耐震性が低く、大きな災
害が起これば、被害を被る確率が高くな
ると言えます。

そうは言っても耐震補強って高いんでしょ
う?と思われる方も多いと思いますが、実
は昨年の実績で行くとミドルグレードくら
いの普通車を新車で1台買う分くらいの金
額で出来ています。

そこに県からの補助金が最大130万円出ま
すので、差し引きするとライトグレード
或いは軽自動車に少しオプション装備した
新車1台分くらいで出来た事になります。

最も、建物の条件によって、この辺りは変
わってきますが、補助金を有効活用するこ
とを検討いただくと、その後の生活もいつ
か来るであろう地震に怯えることなく、安
心して暮らしていけます。

又、補助金を活用する方の数がそんなに多
くは無くて、実績ゼロの年も多々あるよう
です。昨年はたまたまなのか、枠いっぱい
の補助金が使われたようですが、コンスタ
ントに活用することで市自体の枠数を増や
して貰えるかもしれません。

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車庫の中がクール

坂道に建つ家にある2台並列のインナーガレージ、
住まい手さんが拘られただけあってクールなスペ
ースに仕上っています。

天井は外壁から導かれた黒系の塗装で仕上っていて、
シャッターではなく高級感のある木製のオーバース
ライダー。オーバースライダーは扉部分を巻き上げ
るのではなく、引き上げて天井上部をスライドさせ
る機構です。

大型車を入れることも可能なように車庫の奥行方向
のみメーターモジュールを採用しています。車庫内
にできる袖壁の部分は耐力壁を兼ねて収納スペース
として利用できます。

ウナギの寝床型の間口に対して奥行の長い敷地では
間口方向に大きな開口部を設けると耐力壁が足りな
くなることもあります。そのような場合、こういっ
た袖壁を細かく設ける事で耐力壁量を補う事も出来
ます。

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設計事例集「坂道に建つ家」を公開しています

設計事例集に「坂道に建つ家」を公開しています。

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手洗いスペース

コロナ以降、家に入って直ぐに手が洗えるように
と言う御要望が増えました。衛生的でとても良い
傾向だと思いますし、何なら、玄関の外に手洗い
があると言うケースもあり得ると思います。

但し、どこに手洗いを設けようとも完ぺきではあ
りません。衛生的になった気だけではなく、きち
んと所定の手洗い方法を行うことが重要です。

手洗いは、出来れば目立ちにくい場所に設けたい
のですが、こちらのお住まいでは、プラン上致し
方なかったため、下駄箱の影にこっそりと隠れる
ような場所に手洗いを設けています。

洗面器の周りは水も跳ねるので予防にシートを貼
り、木部には撥水塗料を施しています。天井には
照明を設けずにセンサー付きの照明を下駄箱の下
に間接照明として設けています。

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セパレート

キッチンはシンクとコンロが直線状に並んだ
I型が一般的かもしれません。しかし対面型
のI型キッチンを造ろうとすると意外にスペ
ースが必要になります。

キッチンには冷蔵庫が必要であったり、家電
置場も必要、食器を置くスペースも必要、パ
ントリーもあれば便利です。

食器棚や家電棚は、その奥行が45~50cmあ
れば間に合うのに対してシンクやコンロ台が
ある場合の奥行は65cmは必要になります。

こちらのお住まいでは、コンロとシンクをセ
パレートに配置し、コンロ台と家電棚を横並
びに並列配置しています。

奥行の違いを緩やかに解消するために天板部
分を斜めにカットして繋げました。天板は水
や汚れに配慮して天板を保護する意味でも着
色を施しアクセントにしています。

シンク側はアイランドにして両側から人が立
って使えるように奥行も確保しています。

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潤いのある生活

キッチンに立つ時間って意外に長いかもしれ
ません。一日三食、家できっちりと食べる場
合は朝昼夜必ず使用することになります。

只、食事を用意するだけの場になってしまう
と、つまらない。テレビを観ることが出来た
り、綺麗な景色が目の前に広がっていたり、
調理中にそんなことを楽しんでいる時間が無
いかもしれませんが、ふと目を向けると、何
かしら料理のヒントになる情報が飛び込んで
きたり、アイデアが浮かんできたりすれば、
そこでの行動が又違ったものになるかもしれ
ませんね。

こちらのお住まいでは、キッチンの目の前に
ある坪庭に目を向けると天候であったり、時
間であったり、季節の変化であったりを感じ
ることが出来ます。

大きな庭でなくても、こう言った小さな庭で
も緑が家の近くにあるだけで、私たちの生活
に潤いを与えてくれます。

設計当初、緑は不要とのことでしたが、そう
は言わずに木を1本でも良いから植えましょ
うよと、お伝えしたことから動いた坪庭づく
りでした。

庭のデザインと施工は施工を担当していただ
いた、あかい工房さんの社長さん自らの手で
作っていただいたのですが、この小さなスペ
ースの中に個性を表現されているようにも感
じます。

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外観が決まった要因

「坂道に建つ家」と名付けた通り住まいの目の
前は坂道になっています。おまけに敷地三方に
擁壁が存在し、それらの擁壁は極力触りたくな
かったのですが、ご要望の優先順位の高かった、
並列に2台駐車できるインナーガレージの位置
は道路と敷地の位置関係から、自ずとその位置
が決まりました。

敷地の残りの部分だけで住居部分を計画しよう
と思えば、1方の擁壁の上に建物の荷重を載せ
るしかありません。しかし既存擁壁の場合、完
成後に建物の荷重が載せられる想定はしていま
せん。従って、その擁壁は一旦取り払って、基
礎兼用の擁壁を新たに設けました。

インナーガレージの奥に主生活スペースを設け
ました。そして、人の出入りをどこからするの
か?答えは自ずと敷地の残った部分になります。

しかし、そこにはリビングから庭を眺める大き
な窓も存在します。人が通る度に、その窓から
家の中が丸見えになったのでは落ち着いて生活
できません。そこで1枚のスクリーンを建て目
隠しにしたことで庭は小さな坪庭となりました。

玄関へのアプローチは敷地の高低差を少しずつ
吸収しながらあっちに1度、こっちに1度、つ
ずら折れの道を駆け上がり、ようやく玄関に辿
り着く仕掛けにしてみました。もしかしたら敷
地の高低差を一案感じることが出来るのは、こ
の部分かもしれません。

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らせん状

計画当初、鉄骨のらせん階段にしようと思って
いたのですが、概算見積もりを取ってみると思
っていた以上の金額になっていて、全体の予算
を鑑みてここは、鉄骨に拘るべき個所では無い
と判断し、木造でらせん状の階段をつくってみ
ようと思いました。

鉄骨のらせん階段の場合は真ん中に1本の柱が
立ち、その周囲に踏板が取り付いて回りながら
上がって行くのですが、木造でまるっきり同じ
ことが出来るか?と問われれば、難しいのでは
ないかと思います。

鉄骨の場合は、全ての力を真ん中の柱に負担さ
せればいいのですが、木造の場合は真ん中に立
つ柱と端にある壁の2辺で踏板の荷重を持たせ
る方が、より安全性が高まります。

従って鉄骨のように丸くは出来ないので四角い
壁面を舐めるように上がって行きます。設計の
段階では厚めの段板を使って二辺で支えれば大
丈夫だろうと思っていましたが、工事中に大工
さんから連絡が入り、二辺支持では心許ないの
で補強を入れさせて下さいとのことで三辺支持
の階段になりました。

仕上がってみると補強を入れていただいた部分
は大して気にならない納まりで、綺麗に仕上が
ったと思います。

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移動手段

坂道に沿って存在する敷地のため、敷地自体
にも高低差があり、その移動手段として階段
を設ける必要がありました。

あまり目立たない場所にあるのですが、割と
道路の傍にあります。見た目には薄いコンク
リートの版のように見えますが、実はこれU
字側溝なんです。

U字側溝と言うとUの字の口の開いた方を下
に向けて伏せて使うような階段を想像される
かもしれませんが、今回はUの字を真横に倒
したような使い方をしています。側溝の凹ん
だ部分には砕石を入れているため全く側溝を
使った感じはしませんね。

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竣工写真撮影

先日、坂道に建つ家の竣工写真を撮影してい
ただきました。午前9時から午後8時まで、
途中計2~3時間程度の休憩を挟みましたが、
日没まで結構みっちりの撮影でした。

生憎、日中は青空が顔を覗かせる時間が全く
なかったため、昼間の外観撮影が取り残しと
なりましたが、外観のみ又別日に挑戦してい
ただくことになりました。

私は、自分のカメラでパーツ撮りしたり、お
気に入りのショットを探したり、時々撮影の
お手伝いをしたりなどで、割と立ったままで
動き回っていたので、終わる頃には足がパン
パンになっていました。

撮影時は毎回、撮影備品の小物などを搬入さ
せていただくのですが、今回は椅子、スツー
ル、照明、座布団など比較的、軽装の備品で
した。

大物のテーブルを持ち込ませていただくこと
もあるのですが、今回は坪庭を良く見せたい
こと、スペースがコンパクトなため大きめの
テーブルお持ち込みは止めておきました。

このようなケースでは折り畳みできるデザイ
ンの良い丸テーブルがあればベストなのです
が、中々良い物が・・・。

私が適当にシャッターを押した数枚を紹介さ
せていただきます。モンドリアンの絵画?の
ようなアミダくじのような階段仕切り。玄関
からストレートに通る視線を少しでも和らげ
たいことと、アミダの部分に小物を飾っても
いいかな?と思って施した意匠です。

キッチンに立つと目の前に広がる坪庭のデザ
イン。坪庭は、施工を担当していただいた、
あかい工房の赤井社長の直々のデザイン及び
施工です。空間が締まりましたね。

造り付けのキッチン、実は対面式のキッチン
って意外に面積を必要とします。そんな時に
便利なのは、セパレート型のアイランドキッ
チンです。

一見、流し台とコンロが別々に存在すること
って不便なように見えるかもしれないのです
が、作業動線を抑えてレイアウトすればそう
でも無かったりします。

最終の竣工写真はプロにお任せするとして、
楽しみに待つこととします。

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