地域色
「TATAMIリビングの家」はVE案も、ほぼ落ち着き工事請負契約へと進む事となりそうな中、ステージは建築確認申請の提出へと移っています。 さて、そんな中、朝来経由で、豊岡市にある確認審査機関へ。
ここは支店が県下のあちこちにあるので、書類の受付窓口と申請現場が離れていても、融通して近くの支店から検査員が派遣されます。
従がって、現場の最寄支店に書類を提出するよりも、当方から程近い豊岡支店へと提出する事にしています。
今日はその話ではなく、お祭りの話しを少し。
この時期、どこへ行っても道々には幟が建てられたり、とお祭り色が濃くなっています。
中でも、兵庫県下各地の現場で仕事をしていて目を惹くのが、播州方面の「しで」と呼ぶそうですが、棒の先に付けられたカラフルな色の紙のボンボリ。
最初はあれが何なのか知らなかったのですが、地区ごとに色が決められているんだそうです。
その「しで」を今日、朝来で見ました。意外な発見です。
丹波にはあのような文化はありませんし、朝来の更に北の豊岡でも見かけませんでした。
播州と但馬の玄関口である朝来、その昔、文化的交流があったのかもしれませんね。
播但道の前は馬車道が通り、生野で採掘された鉱物を運んでいたと言う歴史もあるようですから、その繋がりは確実なのでしょう。
祭り一つで歴史を感じるのも、この時期独特なのかもしれません。