梁と垂木
一つは登り梁方式、
もう一つは垂木方式です。
前者は梁ですので構造体としての骨組みです。
力を直接、柱にそして基礎にまで伝える役割を担います。
後者は垂木ですので屋根荷重を受けることが
主目的です。
どちらが良いと言う事ではありませんので
ケースバイケースで採用方法を検討することになります。
1枚目が登り梁(屋根を支える斜めの材料)で
材料段も太く1本ずつの間隔も広くなっています。
2枚目が垂木で、登り梁よりも断面は細く
間隔も狭くなります。
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張るか張らないか
白い天井の部分にはダウンライトを
埋め込むんだり、配線の送りスペースにするために
天井を張りました。
又吹抜けを持つ空間でもあり、
全ての天井が高い必要はなかったため
天井を張って少し天井高さを抑え
吹抜けの部分とのメリハリをつけました。
そして、玄関ホールから続く天井であったため
その連続性を持たせたかったことも
天井を張った理由の一つでもあります。
このように設計には全て理由があります。
現場で、こうしたいからと変更してしまうのは
簡単ですが、一つストーリーを覆せば
他のストーリーが無くなってしまうこともあります。
沢山のストーリーを担う部位の現場での変更は
慎重に検討すべきと思います。
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次回から今年に入って3つ目の特集「DIYについて」の連載を開始します。
開業16年間の設計活動の中で得た
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床下収納について
一般的に床下収納と言えばフラットな床の一部に蓋を設け、蓋を開けるとその下に収納が現れる、と言った物ではないでしょうか?
一般的には台所の隅にあり、食品などが収納されていたり味噌、醤油、お酒など低温を好み発酵するような物が納められていたりします。 これは、床下の温度も関係しているのではないでしょうか?床下の温度は床上に比べるとやや低めで床下からの湿度の影響も受け易いため、先のような食品類の保管に適していると言えます。
但し、最近では高断熱高気密住宅も登場し基礎の立ち上り面で断熱を施すため、床下と床上での温度差は以前ほどでも無い場合があります。 そのような住宅の場合は床下も床上の室内と同じ条件のために、床下を綺麗に保っているならば床下全面を収納庫として利用出来るメリットもあります。
又、和室を小上りにすると、その下には空間が出来ます。 その空間を利用して収納スペースにする場合があります。 写真は小上りの和室の下に引出し式の収納を設けた例です。左2つの引出しは、1畳大の畳の長辺と同じ1間の奥行きがあるために、かなりの物が入ります。但し、完全に引出しを出し切るには、その手前に置いている物が邪魔になるために、障害物を完全に移動させてから引出しを開ける必要があります。
和室の奥行き分を全部引出しにしても良いのですが、それを引き出せるだけのスペースを手間に確保する必要があるために奥行きをどの程度にするかを最初に決めておく必要があります。
和室の奥行きを完全に生かし切るならば、畳を上げて上から物の出し入れが出来るようにしておけば可能となります。
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先月、今月の特集は「住まいの暑さ寒さについて」です。
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、データ計測による数字の裏付けなどに基づき
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洗濯物を干す
凄く現実的なタイトルですが、今日ご紹介するお住まいでは
タイトルにある、ご要望によりバルコニーを設けました。
これだけの面積のバルコニーを設けようとすると
防水に掛かる費用、スノコを敷いたり、2階バルコニーの柱を
受けるために基礎を設けたりと何かとコストアップの要因が
増えます。
しかし、コストは抑えたい。
そこで、考えたのが柱を設けずに、構造体を跳ね出すこと
防水も要らないように、床はスノコの板を渡すだけ、
よって、バルコニー下は屋外である必要があります。
雨の日は外に出ることがない、と割り切っていただく必要はあります。
足元が透けて慣れるまでは少々、恐怖感がありますが
落ちることはありません。
どの、ご家庭にも必要になる日常のこのようなスペースですが
意外に、最初のご要望には書かれていないことが多いんです。
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homifyにて、ご紹介頂きました。
またまた、ウェブマガジン「homify」にて私共、設計の「30坪のローコストハウス」が取り上げられました。 https://www.homify.jp/ideabooks/542667/2000
今週の現場
明日から近畿北部を中心に又雪だそうで、そろそろ峠を越えて頂きたいのですが、 地元では三丹で一番規模の大きな柏原(かいばら)の厄除祭りが終われば段々と暖かくなると言われております。
その厄除祭りは明日、明後日。
ほんまに信じてもええんやろうか?
とりあえず、明日明後日の北向きの用事は様子見したほうが良さそうですね。
さて、今週も2つの現場の定例打合せが済みましたが
「シアタールームがあるライトハウス」では屋根仕舞いが続けられています。こちらは屋根と軒樋が一体となった仕様になっていますので従来の屋根が仕上がってから樋をつける順番が逆となり、先に樋を完成させてから瓦を葺くと言う順序になります。
長いアプローチと屋外廊下、贅沢な空間ですがこれがこの家の高級感でもあります。
そして、本日「TATAMIリビングの家」の定例。
こちらは外壁塗装も終えて、今週末には足場が外れる予定です。
これはアプローチ部分の色
同じ色でも、見る位置や光の当たり方によってこれだけ違って見えます。
足場が外れ全体が見渡せるようになると、これまた違った印象を受けます。
2~3㎝四方の小さな色見本、次にA4サイズ位の見本、そして実物、それぞれの段階で全然、見え方は違います。
一番小さな見本で見た時と同じイメージに仕上がるようにと、実際には2段階ほど濃くしています。
何故なら、小さな色見本のままで仕上げると間違いなく薄く見えるから、少し濃さのレベルを上げました。
でも濃さのレベルを塗装屋さんに伝えるのって、難しいんですが、どうやら上手く伝わったようです。
北の将軍
胡散臭いタイトルですが、政治的背景は何もありませんよ。 私自身、てっきり「晴れ男」と思っていましたし数年前の冬季、日本海方面で建築していた現場では、その前日までどんなに雪が降っていようとも私が現場へ行く日は必ず快晴になると言う事実もありました。
しかし、どうやら最近は「寒男」のようです。
例えば、今の現場では、私が現場へ行く日は必ず、メチャ寒 らしいです。
「北から冬将軍を引き連れて来てるんとちゃいますか~?」と茶化される程です。
まあ、考えてみれば季節なんてある程度周期があるので、その周期と私の現場行きが、良くも悪くも重なっているだけなんでしょうけども
確かに、今年は寒い日が多くて、「寒い」と言う言葉も聞き飽きましたね。
さて、今週の「TATMIリビング」の家 では外壁吹付け工事が、内部では階段工事が行われております。
階段がつけば、2階への昇降も安全になりますのでより、住まい手にも安心して現場へもお越しいただけると思います。
外壁下吹き、軽く吹き付けた後にもう一度塗料をのせて仕上げて行きます。
階段工事。こちらでは上がり口で一度向きを変えて、踊り場で再度向きを変え180°回ることになります。
さて、今日は今から、中間検査の立会いです。
ようやく今週から再開した検査機関は、遥か京都市内から福知山まで出張されて来られるようで、主に南部に主要機能が集中している京都府の各機関も兵庫同様に移動が大変ですね。
さてと
今週も非常に寒い1週間でしたね。 三寒四温と言える時期まで辛抱です。
現場は順調ですが、検査機関のハプニングには驚かされました。
「TATAMIリビング」の家では外壁の色が決まりました。
当初考えられていた色からはだいぶん方向転換して見直して頂けたので、良い感じに仕上がる事と思います。
外壁のモルタルも仕上げ塗りが施され、平滑に仕上がっていました。
片流れの屋根とオーバーハング(2階が飛び出している)のように見える外観が特徴です。(構造体はオーバーハングではありません)
そして内部は断熱施工も施され、全てのサッシが入っている事から、外との温度差も随分と違います。
これで内部の作業は、ようやく寒さから開放されたのでしょうかね?
多分、暖房器具1台あれば家中随分と暖まると思いますが、作業中の現在は効果の検証もままならないので、住まい手の感想と温熱測定によって確認させて頂く事にします。
住設機器類が入り始めると、生活のイメージも湧き易くなります。
楽しみですね!
今週の現場
寒かった1週間も、既に週末。 今週の現場も又寒かったのです。「シアタールームのあるライトハウス」は先週上棟し、屋根仕舞いへと一直線ですが、何せ建物が大きいので手間取ります。
こちらの住まいは寄棟屋根です。軒裏の木組が美しいので蓋をしてしまうのが勿体無いくらいです。
そして、もう一つ「TATAMIリビングの家」
こちらは今週始めに断熱材が施工されたばかり。
グリーンのフィルムで覆われている部分がセルロースファイバー、透明のフィルムで覆われベージュの中身が見えているのがグラスウール。
何故、違う種類の断熱材が使われているかと言うと、外周部、つまり本当に断熱施工が必要な部分にセルロースファイバーを、トイレやお風呂などと居室が隣り合う部分には防音目的にグラスウールを入れています。
セルロースファイバーなのに何故、防湿フィルムが施工されているのか?
応えは、材料の組み合わせや気候条件によってはセルロースファイバーを使っていても結露は起こりうる、と言う計算結果が出たからです。
私も計算し、メーカーも計算し、両者の結果が一致。
セルロースファイバーを使えば結露が起こらない、即ち防湿層が不要 は実は嘘なのです。
ですので、防湿層を無くしたい場合は事前に材料の組み合わせを考え、結露の定常計算で確認し担保する事が必要となります。
結露は木の家にとっては大敵、住まいの耐久性を縮める要因ですから、きっちりとこれらの事を考えて住まいづくりをする必要があります。
既製品
本日は「TATAMIリビングの家」の定例会議。 こちらのお住まい、外部には出来るだけ木を露出させて使って欲しくないと言う事で、一部を除いては外部には木の部分が少なくなります。
そして、玄関戸も今回始めてかもしれません、既製品を使用してみました。
装飾の無い、主張しすぎない物で値段もそこそこ、と言う事で採用してみました。
未だ養生が掛かっていますので、全貌を拝めませんが、ネーミング、もうちょっとどうにかなりませんか?トステムさん。
既製品が悪いとは思いませんが、あまりそれの羅列ばかりでは、それはもはや設計ではなく、コーディネートしているに過ぎないので、バランスが大切なのでしょう。
写真は2階バルコニーの軒下。
ご覧のように、いつも見える軒裏の垂木は、なりを潜めています。
断熱工事の前に
年も明け、「TATAMIリビングの家」の現場も動き始めました。 現場では屋根工事もほぼ完了し、外壁下地工事、内部では断熱工事に先行して電気配線や各所への穴あけ工事が行われています。
こちらの住まいの壁面にはセルロースファイバー断熱材を使用するために後で穴空け施工が難しくなります。
従がって壁面に穴あけが必要な箇所、エアコン配管や換気扇、壁内に埋設されるスイッチやコンセントボックス類が先行されています。
こちらのお住まいでも、当然Q値、μ値計算を事前に行っていますが、いくらこの数値が良くても陽が射さない事には性能云々も論外となってしまいます。
しかし、こちらのお住まい、南側隣地の建物が近く、背が高い、敷地に充分な南側空地を取り辛いなど、日照条件がやや良くないのですが、それでも僅かな隙間を狙って何とか陽射しの確保に努めました。
吹抜上部には材料が置かれているので陽射しが遮られていますが、これらが片付けばもう少し陽も射す事と思います。
その吹抜上部の開口です。
床に板が並べられている部分は吹抜となり、そこから階下に陽を導こうと計画しています。




















