兵庫、京都、大阪で誠実に、丁寧に木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所

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兵庫県丹波市を拠点に誠実に、これからの木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所 芦田成人のブログです。

見学会御礼&引渡し

少し日が経ちましたが、12月17日(土)、18日(日)に行われました。「ありがとうの家」の完成見学会にお越しいただきました皆様ありがとうございました。そして何よりも、快く会場をご提供いただきました住まい手Mさんに、感謝致します。 土地の購入から1年足らず、途中震災の影響で資材、建材の調達などが難しくなった事を考えても、非常に順調に進んだ住まいづくりではないでしょうか。

本当に、おめでとうございます。

「暖かな住まいを」から始まった、今回の住まいづくりでしたが、その事を第一に考えて設計に取り組んだ結果、本当に暖かな住まいが実現しました。

2日間とも朝一番に到着し室内に入ると、その温かさに顔がほころんでしまいました。

記録していた計測結果では、17日朝9時30分頃から18日16時30分頃までを通し、室温12度を下回った時間帯はありませんでした。(天候に恵まれた事もあるでしょうけども)

2日間の外気温が気象庁アメダスデータ(神戸市)によると最低1.7℃、六甲山の裏手と言う事を鑑みるともう少し低い最低気温だったでしょうから、今回の設計の狙いが体感的にも数値の上でも確保できたと言えそうです。

真冬の晴れている日なら、暖房器具1台稼動させておくだけで家の中、全てを初秋頃の服装でウロウロ出来るような感覚と御考え頂くと良いと思います。

おまけに12時~15時頃までなら前記のような環境なら少し暑いと感じるかも知れませんね。(記録していたデータでは27℃位まで室温が上昇していますが、セッテイングしていた計器は比較的住まいの北寄りにあったのですが、その計器に直接日が当たっていた時間帯と考えられます)

室内

そして、今日はいよいよ、引渡しの日。

快晴の今日も当然暖かな室内。

この掘りテーブルにて引渡し書類の説明が行われ、鍵が住まい手へとバトンタッチされました。

新年をこの住まいでお迎え頂けるのかな?