兵庫、京都、大阪で誠実に丁寧に木の家をつくる芦田成人建築設計事務所
兵庫、京都、大阪で誠実に、丁寧に木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所

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兵庫県丹波市を拠点に誠実に、これからの木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所 芦田成人のブログです。

流行か?

先日、調査で覗いた天井裏は 写真のような感じで鉄骨と木のハイブリッド構造でした。

ラチス梁と呼びます。

実は、これ以前も見た事あるのですが

その時も同じく、スパンが飛んでいる棟でした。

スパンが飛ぶとは

水平材(梁)が支えられる距離のことで

通常は、その下に柱の無い大きな空間が

必要な場合に、そのような事が必要になるのですが

在来工法の木造では、使える材料の大きさにも

限りがあるため、大きな空間をつくるにも

限界があります。

 

そこで考え出されたのでしょう、こんな風に

木と鉄をミックスさせてスパンを飛ばす工夫が、

これで10m近く飛んでいます。

しかし現在はこんな構法、おそらく認められないでしょう。

 

以前も見た、と言う事は当時の流行りだったんでしょうね。

改めて写真を見ると、やっぱり飛んでます。

天井裏