設計料などについて説明をしてきました
先週、住まいづくりをご検討中の方に、当方の仕事の進め方や設計料の考え方についてお話に行って参りました。 まだまだ設計料はプラスαと言う考え方が根強いようですが、皆さんお気づきでないだけで注文建築である限り、設計と言う行為は必ず必要です。
何よりも見積もり金額の根拠は図面が無いと出てこないのですから・・・。
既製品を組み合わせることが設計ではありません、それは単なるコーディネートと言う作業です。
何もない状態から、何かを生み出す作業が設計であり、設計者の考え方をまとめたものが設計図です。
設計事務所の壁
最近では、設計事務所に住宅の設計を依頼する事も稀ではなくなって来た様にも思いますが、それは私がその渦中に居るからで、傍から見ればまだまだ、敷居は高いのかも知れません。 そして、その壁は3つあるように思うのですが
最初の壁は、先に申し上げていますように、「敷居が高い」と言うイメージの壁です。
只、最近では雑誌やテレビでもその仕事内容が紹介されたりなど、かなり低くなって来ているように思います。
次に、実際に会う事の壁です。
実際に会ってしまうと、そこに決めないといけないのでは無いだろうか?とか、言いくるめられてしまうのでは無いだろうか?と言った心配があるかも知れません。
しかし私共も含め、多くの事務所では、そんな所は少なく、むしろ営業は下手、ハウスメーカーの営業マンなどの方がよほど営業に関しては上手だと思います。
ですので、ちょっと気になる事務所があるんだけど、と言う場合は実際にお会いになり、どのような考えで仕事をされているのか、その人の人柄や事務所の雰囲気などは、確認された方が良いと思います。会うだけで、お金を請求する事務所なんて、まずありませんので、気軽に会って見ることくらいは、して見て下さい。
そして、最後の壁は設計料の壁です。
ハウスメーカーや工務店だったら、設計料は要らないと言われたんだけど、と言う話しを時々聞くのですが、
果たして、そうでしょうか?
注文住宅である限り、間違いなく1品生産です。
その1品生産に、設計図が無いと言うことは考えられませんので、誰かが設計図を描いています。
その労力に対する対価がゼロと言うことはあり得ませんので、設計料がゼロと言う理論は確実に間違っていますよね。
応えは簡単で、工事費に設計料が含まれていると言う事ですので、結果としては、どこで頼んだとしても設計料は必要になります。
その、中身については又詳しく説明いたしますが、
晴れて、この3つの壁を越えられた皆様が私共と共に住まいづくりの道に進んで頂く事になります。
設計事務所に住宅の設計を依頼するなんて私達には贅沢と、お考えの方もいらっしゃる事でしょう、しかしこれまでに、私共がお仕事をさせて頂いた皆様も最初は同じように思われていた方が多いのです。
一生に一度の住まいづくり、どうぜ拘るなら徹底的にと、自分達の想いを叶える為に、ご依頼頂いています。
気になる設計事務所が御ありの方、是非皆様もその一歩を踏み出すところから始められては如何でしょうか?
建築工事費は積上げ算
建築のコストはどのように決まるかご存知ですか? 基礎工事、木材工事、大工工事、電気設備工事、水道工事、内装工事、左官工事などなど、ここに挙がっていない、いくつもの各項目別に更に明細があって、その合計が工事金額即ち、建築コストとなって皆様の前に出てきます。
スーパーにお買物に行き、好きな物、目に付いた物を一杯、カゴに入れてレジへ持って行くと、「あれっ、思っていたよりも高かった」って経験無いですか?
と言うよりも、そのような買物の仕方をされる方のほうが少ないかもしれません。
「今日は、これぐらいで収まる様に、買物をしよう!」若しくは「これとこれと、あれが必要だから、これぐらいお金が必要だな」と言った感じで計画的にお買物をされる方が殆どではないでしょうか?
建築の場合も、これと同じ事が無意識の内に行われています。
しかし、上記のように無数の項目があり、しかも額もスーパーでのお買物とは桁違いな為に、コスト感覚が掴み難く、初めて経験される方には、どの程度にしておけば、自分達の予算で大丈夫なのか?その按配が分りません。
私達も、一円も違わずその按配が出来るか?と問われますと途中の打合せ段階では、まず不可能です。
但し、経験値と言うアバウトではありますが、当らずとも遠からじな、計算機を頭に置いていますので、このペースで行くと、大きく予算が超えるなあと言うのは感じ取る事が出来ます。
ここで、一つ重要な私達の役割は、アドバイスをして差し上げる事です。
このまま進むと予算は超えるだろうから、もう少し控えめに行きましょうかとか、Aのご要望ではコストも掛かるので、その代案のBにされては如何ですか?
若しくは、一応ご要望を伺いますが、もし予算を超えた場合は、この部分はご一考下さいね、と言った感じです。
たまにある誤解ですが、要望を伝えておけば全て、予算の中で叶えてもらえる。
と言った物ですが、設計内容により予算をコントロール出来る部分と、ご要望によって予算が左右される部分がありますので、後者の割合が大きくなればなるほど、前者の割合は小さくなります。
すなわち、財布の中のお金を増やしたり、不足分を根拠無く値切る事が、我々の仕事ではありません。
出来る限りの知恵は絞りますが、そこには限界もあります。
ですので、ご要望には優先順位をつけて頂く作業が重要になる訳です。
限られた予算、資源、何が今の若しくは将来の私達に一番重要なのか?
生みの苦しみではありますが、それをまとめる事は、ライフスタイルについて頭の中を整理する機会でもあります。
他人任せにせずに、これを乗り越えた方々のみが、素晴らしい住まいを手に入れる事が出来るのです。
少しだけ、頭に汗をかいてみませんか?
成せば成る
まず初めは、「成せば成る」(成さねばならぬ何事も)です。
これは、私達の年代でしたらご存知でしょうし、今もあるようですね、赤ペン先生。
そう、とある通信添削指導で、使われていた言葉です。
自分の名前と同じ1文字が使われていた事から、冗談半分で使い始めたこの言葉、いつの間にか、お気に入りの言葉になっていました。
中学時代の部活では一向に勝てないライバルに、最後の大会で初めて勝つまでの支えに
高校時代には野球部の練習の辛さに今にも止めてしまいそうになっていた時に、この言葉を思い出し
働きながら通っていた夜間大学生の時には、徹夜続きの課題に滅入った時に
そして、独立を志し大阪で始めるべきか丹波で始めるべきか、一般的には大阪を取るでしょ、と思われますが、楽観主義の私は「成せば成る」と言い聞かせ、地盤の薄い丹波で独立開業しました。
人生のあらゆるシチュエーションでこの言葉に支えられました。
(地盤が薄いとは、私は中学まで大阪で育ち、高校で丹波、大学は又大阪と、それまで実質、丹波での生活は3年しか無かった事を指します)
未だ、成さねば成らない事も沢山ありますが、この言葉いつまで経っても、私を支え、そして最も好きな言葉であり続けると思います。
マスキングテープ
我々の業界でマスキングテープと言えばコーキングの際に
縁を汚さないようにする、養生が目的のテープなのですが
使用場所が変われば、テープも見ているだけでも楽しい色柄となりますね。
文具としてのマスキングテープは若い女子学生さんに人気のようですが
とあることに使えるのでは無いかと思い、
売り場を徘徊するのですが
どうも視線が痛い!
大のおっさんが一人でかわいいマスキングテープ売り場をウロウロするものだから
どうも目立つ存在になっているようでした。自意識過剰かもしれませんが・・・
それでも、おっさんはめげずに再度使えそうな色柄を探すのですが
沢山ありすぎて、根負けし、結局お目当ての色柄には出会えていません。
「違うねん、そんな目的じゃあないねん」
と背中に吹き出しのセリフを貼り付けて歩きたい気分を
心の叫びにして、
又どこかの売り場できっとウロウロしていると思います(笑)
読み解く
建築に関する法律は建築基準法のみならず都市計画法を始めとする様々な法律や条例によって規制されています。
建物だけでなく立地条件などにより関係する法律も違ってくるため、毎回法令調査は欠かせません。
又どの程度インフラが整っているかも重要な要素で電気に上下水道などが通っているか否かで建築コストも大きく変わってきます。
さて、その法律や条例の内容を事細かに見て行くと、どれだけ時間があっても足りないため、先ずは目次に該当する部分から関係しそうな条文のみを読み解いていくのですが、これが又回りくどい表現がされていたりします。
行政の担当者や検査機関の建築部門スタッフは毎日、これらの法令と向き合い、研鑽を重ねていて、いわば法令のプロなんです。
こんなプロ達と対等に渡り合おうと思うと、こちらもにわかに関連する部分には強くなっていないといけません。
しかし私達は設計のプロであり法律と毎日のように向き合っている訳ではありませんので、暫く時間が空くと綺麗さっぱり忘れてしまう訳です。
忘れないと新しい物事が入りませんので致し方なしですね。
又、そう言ったことに直面した時に思いだせば良いのです。
法律は素直に向き合えばいい時と、裏を掻くような解釈で付き合う時と様々なんです。
いずれにしても、違反をしている訳ではないのでセーフですよね。
そんなこんなで、時々イレギュラーな法律と向き合うこともあります。
法文、もう少し素直な表現にならないかなあ?
おっと忘れるとこでした!
先日は、某会合で久しぶりに加古川へ
そしてお会いする方々も久々の方、初めての方色々でした。
会話中に出た話題がヒントとなり、思い出しました。
例年、初仕事としていた建築士事務所の業務報告書の提出を完全に忘れていました。
某事件以降、前年の業務内容を公的な機関に報告する必要があるのですが、これを完全に忘れてしまっていたのです。建築業界は世間を騒がせる大きな事件が頻繁に起こるようになりました。
その度に法律まで変わってしまい、何かしらの影響を被らないといけなくなることが多いのですが、この報告書も、その影響の一つです。
思わず助かった昨日の会合でしたが、すっかり盛り上がり午前様
今日は肉体的にタフな1日でした。
さて、逃げる2月も残り僅かとなりました。
去る3月、過ぎ去られないように引き締めて行きます。
模型づくり
私達が作る模型は自分だけが分かれば良いスタディー模型
住まい手さんにも理解頂けるようなプレゼン模型
そして事務所に保存しておくための模型があります
基本的にプレゼンが気に入って頂けた場合
その模型は住まい手さんの手元に行ってしまいます
そのため事務所には何も形が残りません
なので保存しておくために改めて作り直すことがあります
模型はパースと違って3次元ですので、より空間把握がしやすい
ツールとなります
さて、現在も時間をみては保存用を作ってはいるのですが
他のことに手を取られ中々進んでいません
気長に作っていくことにします
写真は歴代の物ですが実現したもの、没案となったもの、全てに想いがあります
イベント参加のお知らせ
例年、春先の恒例イベントとなっています ASJ 第24回 建築家展に参加致します。
場所は舞鶴市の赤レンガパーク 赤レンガ2号棟 舞鶴市政記念館です。
同じような建築家ブースの中で如何にして立ち止まって貰えるか、話を聞かせて貰い又話を聞いて貰えるか
毎回様々な試行をしますが、一目で「木の家」であることを感じていただくこと、木の香りも又その道具の一つです。
詳しくは、こちら からご覧下さいませ。
痛っ!
左手首を回転させる動きをするとズキっとした痛み
そして朝、顔を洗う時に左手親指が、かっくんとなることが
数日続いたため病院へ
「軽い腱鞘炎とバネ指ですね」との診断でした。
うーん、身に覚えのないアクシデントですが
まあ無理をするな、とのことなのでしょう。
バネ指らしき症状は治まりましたが、手首の痛みは簡単には治まりません。
しばらくリハビリに通うことになりました。
この際、慢性的に重いカバンを見直す方が良さそうですね。
しかし私のカバンが何故重いのか理解できません。
カバン自体は数年前に軽いものにしたつもりですが、中身なのか?
手帳、本1~2冊、筆箱、眼鏡ケース、ノートタイプのグラフ用紙など
普通だと思うのですが長時間手に提げていると疲れる。
悩む所です。