耐力壁について
某倉庫工事打合せ
間口わずか、2.0mのこの建物ですが
間口に対して奥行の長い建物では
えてして間口方向一杯に出入り口やシャッターなどを
設けたくなります
しかし、そうすることで
間口方向の耐力壁量を確保出来てない
なんてことになります
(あくまでも木造軸組み工法での話ですが)
特に建物用途がガレージになる場合は
そうなりがちです
写真がその建物の内部です
内部は、これでほぼ完成
写真の奥左手の方に少しだけ壁があるのが
お分かりいただけると思います
この壁と写真一番奥の出入り口の左手にも
少しだけ壁を設けています
この2枚の壁が耐力壁になります
何も考えずに間口一杯の幅の出入り口などに
してしまうと、どうなるのか?
使い終わったテッシュペーパーの箱を思い出して下さい
箱の両端には指を入れて箱のサイドをぱかっと
開けることが出来るような加工が施されていますね
そして、両サイドをぱかっと開くと
箱は平行四辺形に、そしてやがて
1枚の薄い板のようになり箱の形を留めません
そうなんです、間口一杯の出入り口を設ける
と言う行為は、大きな地震が来た際に
この空き箱のようになり、倒壊してしまう可能性が
高まるのです
なので、窓だらけの家は明るくていいのですが
上記のような心配があるため、注意が必要になるのです
上の図 A の右側のY方向には全く壁がありません
これを補正するには B の図のように赤く描いた袖壁を
耐力壁として設ける事で、先のような倒壊を
防ぎやすくなります
テーブルデザイン 結果編
「丁寧に暮らす家」では奥行の浅い特殊サイズのテーブルを
お求めでしたので、既製品では無く、私が基本デザインを施し
製作して頂きました
そのテーブルが工事の完成とともに現場に納品され
先日の完成写真撮影の日にも登場していました
前回は空間メインでご紹介したのですが
今回は家具メインの写真になります
テーブルはホワイトオーク蜜蝋ワックス仕上げ
照明の加減で実際の色よりも少し濃い色に見えています
天板の奥行60cmとかなり浅めの設定です
標準的なサイズでは80~90cm程度の物が多いのですが
それに比べるとかなりコンパクトと言えます
又、テーブルの脚は下に行くほど絞ってあるため
よりスマートな感じがします
一方、椅子は宮崎椅子製作所製の UNI-Senior
座面の横幅が広いで座っていて安定感があり
長時間座っても疲れにくそうな感じがします
材種は、ウォルナットで色が濃く重量感があるように
見えますが、持ってみた感じは意外に軽量でした
座面が僅かに後ろに傾斜していることで
座っている時の安定感を担保しています
テーブルもデザインに凝れば、予算も上がり
デザインによっては強度が落ちる可能性があります
デザイン最優先の危うさ
これは、建物にも同じことが言えますね
完成写真撮影
先月末に続き、完成写真撮影の日でした
わざわざ「完成写真」と呼ぶのは
工事がリノベーションであったため
新築の場合に竣工写真と呼ぶのと
あえて区別していますが、リノベーションの場合でも
竣工写真と呼んで良いと思います
その話は置いておき
「丁寧に暮らす家」の引き渡しから1週間
朝、インターホンを押して家に入れて頂くと
「あれ?」
生活感が無いのです
「荷物入れなかったんですか?」と思わず
質問してしまったほどです
「朝、慌てて隠したんです」とのことでしたが
実は冷蔵庫も仮の場所に置いて頂いてました
生活感が無い方が良いだろうと配慮して頂き
撮影にもご協力いただけ、有難い限りです
「大人のための上質な空間」と言っても過言ではないほど
製作したテーブルや購入された椅子と
照明器具との相性がばっちり、かみ合っています
オンライン相談対応致します
少し出遅れ感がありますが
まだまだ油断は出来ませんし
少し遠方の方でもお問合せ頂くことが
出来るように、zoomやskypeを使った
オンライン相談に対応出来るように
システムを整えましたので
お気軽に、問い合わせフォームから
ご一報くださいませ
引き渡し
「丁寧に暮らす家」本日、引き渡しでした
解体開始が4月1日でしたので
2カ月と少し、寒い時期の工事は止めておきましょう
と言うことで、工事開始時期を探っていた訳ですが
2か月前とは全く違った空間となりました
設備機器はキッチンのみ変わっただけですので
引き渡しも早々に終えて、全員でオイル塗装
今回はワックスではなくオイルを刷毛で塗っていきました
こう言った作業では作業工程を
ちゃんと考えて進めないと
最後に出口が無くなり塗った床の上を
歩いて出口に向かわないといけないので
最後は、出口の所で終わるような順序を
考えて塗り進めました
こちらのお住まいのシリアルナンバーは「047」です
そして、こちらのお住まい用に
基本デザインをしたテーブルも搬入されています
シェープした脚が美しい
そして、全員でのオイル塗装
作業の手を少し休めて、1枚撮影