大きな窓が付きました
「9T+」の現場に大きな窓が付きました。
南面の陽射しを取り入れるための大きな窓ですが
複層ガラスの重みで建具全体の重量はかなり重くて
130㎏にもなるそうです。
職人さん4人で抱えてようやく持ち上がったのですが、
いざ所定の位置に設置が済むと、
軽~く転がって行くんです。
そしてレバー操作一つでがっちりと締まる。
そんな高性能な装置が窓框(窓枠)の中に
仕込まれているんだと思います。
建てたい時が建て時
コロナ禍によって世間の状況も一変したように
思えますが、しかしコロナで留まらず、
ウッドショック、原油価格の高騰、
ウクライナロシア戦争と次々と
予想もしていなかった事態が起こっています。
当然、住まいづくりの現場も、
その影響を受けている訳ですが、
時期が悪いから少し様子見をして落ち着いてから
家のことを考えようとされている方も多いと思います。
しかし、一度上がった物の値段が、そう簡単に下がるか?
と言えば恐らくそなるには何十年と言うスパンが
必要になると思いますし、もしかしたら高値のままで
落ち着くことも予想されます。
そうこうしている内に年齢もどんどん年を経てしまい、
建て時を逸することになります。
今、国会では国民の賃金を上げることも
叫ばれて始めています。
実はサラリーマンのみならず、現場で働いている
職人さんの平均賃金も、もう何十年も
上がっていなくて、当然今の事態が落ち着けば、
今度は現場で働く職人さんの賃金が上がり、
建てたい人にとっては、益々建て難い状況に
なることだって想像できます。
ですので、一次所得層の方で30歳代に
差し掛かっている方にとっては、
「建てたいと思った時が建て時」で
様子見をすればするほど、
状況はどんどん悪くなると考えても
良いのではないか?
と言うのが私の個人的見解です。
玄関戸が入りました
「9T+」の現場では外部の焼き板張り作業も
ほぼ完了し、メインは内部仕事へと移っています。
そんな中で、待望の玄関戸が先週末に
取り付けられました。
今回、初採用させていただいた既製品の
高断熱玄関戸は断熱性も良さそうですが、
気密性も高そうで戸を閉める際の力加減が
どの程度必要になるか、全体が完成した時に
判明しそうです。
玄関戸に関しては、これまでは建具工事で
一品製作していただくことが多かったのですが、
どうしても断熱性能や気密性能に劣る
と言う欠点がありました。
そこで性能を確保しながら見た目にも余計な
装飾の無い物が現れたため採用させていただきました。
未だ養生紙が貼られているため全貌は拝めませんが、
殆ど装飾の無い建具ですので紙の貼ってある部分も
見えている枠の色と同じです。
玄関先の軒はおよそ90㎝ほど出しているため、
今日くらいの雨でしたら出入りには
殆ど問題ありませんでした。
志のある住まい手募集
工業製品に慣らされた日本の住まいづくり
それは一見どれもが均一で狂いの無い間違いの
ないもののように見えます。
そんな画一化された住まいが当然のように
なりつつある日本の住まいづくりは、
果たしてそれが正しいと言えるのでしょうか?
本当はもう少し「個」を大事にしても良いはずです。
ライフスタイルを追求すれば、自ずと住まいの
ありようは人様々であるはずです。
しかし、その様々は好き勝手にして良いと言うもの
では無く、風景に溶け込むことや町並みを意識すること
から生まれる「個」であることによって調和が生まれます。
私が意識するのは住まいの外観は社会資本の一部であり、
その内部は個人資産であると言うことです。
前置きが長くなりましたが、この夏、丹波市内の
とある分譲地では、そのような志のある住まい手さんを
求めて分譲を開始されようとしています。
詳しくは追々、情報を挙げていきますが一先ずは、
この程度の告知になります。
当方にお問合せ下されば分譲主さんの了解を得て、
情報提供させていただきますので問い合わせフォーム
からでもお問合せ下さい。
かなり利便性の良い場所であることは間違いありません。
その後の情報!(2022/12/17)
分譲宅地に関する情報を追加しています。
詳しくは、こちら からご覧ください。
良い条件の場所から順に売れて行きますが、
多少条件が悪くてもプランの工夫で住まいは良くなります。
雑誌掲載のお知らせ
本日、発売の「建築知識ビルダーズ №49」の
特集「小さな家の間取りと庭」において当事務所が
設計監理させていただきました、事例3例を
掲載していただいています。
いずれも第4章の「限られた空間を活用した収納と造作」の
中にあります。事例 85、113、114 になります。
今回は2018年以降に建てられた32坪以下の住まいと言う、
ごく限らた条件でしたが3例もの掲載をしていただけたことは、
とてもありがたいことです。
全国の書店やネット通販で販売されています。
著作権侵害となるといけないので残念ながら
内容は公表はしませんが、全119事例もあるため、
他の方々の事例も拝見しながら今後の活動にも
生かしていきたいと思います。
焼き板張りと断熱施工
「9T+」の現場では先週から
外壁の焼き板張り作業が進められています。
ゴールデンウィーク中に住まい手さん
自らの手で焼き板に3度もの塗装作業が
行われているため、焼き板の見た目は、
しっかりと黒くなっている感じを受けます。
その分、耐候性も増していると思うので
普通の焼き板に比べると長持ちするのでは
ないでしょうか?
通常、これまでの焼き板では塗装することは
無かったのですが、どうも最近の焼き板は、
白っぽくなるのが早いので、塗装しておきませんか?
との工務店さんからの提案で、
施した塗装作業でしたが、
私も少しだけ、お手伝いさせていただき、
その作業の大変さが分かったため、
その分、耐候性に寄与するなら塗った甲斐が
あったというものです。
一方、内部では2階の壁断熱施工が
進められていて、高性能グラスウールによる
施工となっています。
何故、高性能グラスウールを使うのか
と言うとコスパに優れている点が一番です。
施工性は少し気を付ける点もありますが
比較的、扱いやすい物であると思います。
軒裏
皆さんの家の軒裏は、どんな感じですか?
と聞いてみた所で、はっきりと答えられる人が一体、
どれだけ居るのでしょうか?
と言えるほど、家を下から見上げる機会が
あったとしてもはっきりと記憶に残る部分では
ありません。
でも一度じっくりと皆さんの家を下から見上げて
軒裏が、どうなっているか観察してみて下さい。
もしかしたらスズメバチが頻繁に出入りしていたり
するかもしれませんよ。
最近では壁だけでなく色んな所に空気が流れるように
通気が求められるようになっています。
当然、こちらの建物も軒裏通気を確保
できるようにしています。
軒先の鼻隠しの奥に僅かに見えている
シルバー色の小さな穴があいている部材が、
それなんですが、少し分かり難いかもしれませんね。
外壁通気
最初にお伝えさせていただきます。
今日のブログは集合体では
ありませんが、そのように見える
写真を掲載していますので、
苦手な方はご覧にならない方が
良いかもしれません。
尚、サムネールに登場する写真は、
出来るだけそのように見えない物を
採用しています。
外壁に通気層を確保する事は
今や普通になりました。
物体と物体が接触しているのですから
当然、外壁に雨が掛かれば浸透もしますし、
又室内からの湿気が室内からも
排出されようとします。
そのような物理現象を壁の層の
どこかでシャットアウトしたり
若しくは万が一濡れてしまったら
乾燥するように空気が流れる層が
通気層の役割になります。
空気の流れに従って通気胴縁を
縦に貼るのが理想ではありますが、
今回は外壁の焼き板を縦に貼る
予定であるため、焼き板を受ける
材料である通気桟は横にして
使っています。
そうすると空気の流れを阻害するため、
その通り道を用意しているのが
写真の物です。
写真の方法以外にも横向きに使った時の
通気の方法はありますが、
説明は割愛させていただきます。
その通気胴縁を上から見下ろすと
通気のために加工した穴が
実に遠近感を生み出し、
実際の高さ以上に深い谷のようにも感じ、
思わずクラっとしそうになりました。
足場の上から、この状態は危険です。
最初にもお伝えしましたが、
その通気のための穴が集合体に見えますので、
苦手な方は下の写真は
ご覧にならない方が良いと思います。
中間検査
「9T+」の現場は本日、中間検査でした。
検査自体は大きな問題は無かったのですが、
私が提出するべき書類が不足していたため、
追って追加書類を郵送することで
クリアできると思います。
先週までとはうって変わって、
窓が付いたことで建物の中が明るくなりました。
特に2階は窓が付く位置も面材で塞がれていたため、
昼間でも投光器が点かないと真っ暗で、
携帯のライティング機能で確認していたのですが、
窓が付くと、想定していた景色が広がり
特に東側の開けた景色が心地よさそうです。
一方で真南には隣家の工事中で、
変わっていく景色がどのようになるのかは
未だ読めませんが、幸い隣棟距離はしっかりと
確保出来ているため日当たりは問題なさそうです。