剥き出しにしない
白く塗っただけのお部屋
一見、格好良いように見えます。
しかし、よ~く考えてみて下さいね。
コンクリートは蓄熱性が高い、と言う話を
お聞きになったこと、ありませんか?
蓄熱性が高いとは温まり難く冷めにくい
と言うことです。
そのため、夏は昼間の陽射しでコンクリートが
温められて熱を吸収し、陽が沈んでから
コンクリートに蓄えられた熱が発散し始め
夜になっても部屋の中が熱い、と言う経験
されたこと無いでしょうか?
実際にコンクリートの建物で生活したことが
無い方には分からないことかもしれませんが
陽射し対策が施されていない南向き又は西向きに
大きな窓がある部屋では確実に、こうなります。
その対策として、しかるべき断熱を講じるため
私共のマンションリノベーションでは
外気に面する壁面のコンクリート剥き出し仕上げは
原則しません。
その対策に必要なコストって規模に寄りますが、たかが十数万円~です。
それこそ、きちんと断熱対策すれば下がった光熱費分で
数年で元が取れるレベルです。
剥き出しをするなら、断熱処理の必要ない部分ですれば
いいはずです。
コンクリートのラフな感じが格好いいとされている写真を見る度に
「あ~あ、かわいそう。多分、予想し得る現象を知らされてないんだろうなあ」
と思ってしまいます。
このブログを読まれた方には、せめて知っておいて頂ければと思います。
◆ メールマガジンのお知らせ
メールマガジンって、どんな事を書いているの?
と言う方に少しだけお知らせします。
ブログとは一線を画した内容で
特集のテーマを決めお送りしています。
これまでの特集は次のようになっています。
特集1 中古住宅を視野に入れる際に気を付けておきたいこと 1~10
特集2 住まい(建物)の暑さ寒さについて 1~10
特集3 DIYについて(6/20 № 1 発行)
ニックネームでの登録も可能です。
登録は無料です。
こちら からご登録いただけます。
団地イベントにお邪魔してきました
去る5月13日土曜日に須磨区の団地イベントに お邪魔してきました。
このイベントには、リノベーションでお世話になった
お住まいが、見学会場として協力されていると
お伺いしたことがきっかけでお邪魔したのですが
そもそも、このイベントに関わることになった経緯を
お伺いすると、偶然の産物と言いますか、
引き寄せあったと言いましょうか、
不思議なご縁のように感じました。
住まい手奥様がゴミを出しに出た所、
たまたま神戸女子大学の生徒さんがフィールドワークで
この辺りの団地の調査に来ていたそうで、
リノベーションした話をされた所、見学の流れになり
大学に戻った生徒さんが教授に報告し
他の生徒さんを引き連れて、次から次に見学に訪れたそうです。
そこからは、神戸市と大学の繋がりで
必然的にどんどん繋がっていったそうですが、
奥様のゴミ出しが、後5分ずれていたら、
この出会いは無かったものと思います。
それで、私の目的はと言いますと、
多くの見学者が訪れた場合に、住まい手さんのサポートで
説明が出来ればと思ったこと
神戸市が関わるイベントとの事ですので、
公が関わることでイベントの発信力や信頼も上がります。
そう言った意味で、イベント運営がどのように
行われているのかを知ること
他のお部屋も見学会場として公開されるとの事でしたので
どのような仕事がされているのかを確認すること
当住まいに見学に訪れる方のニーズや意識を調査することが
大きな目的でした。
このイベントには主催者でも関係者でもないために、
あまり出しゃばった事は出来ませんでしたが
どのような点に関心を持たれたのかを知ることも出来ましたので
今後の参考にして行きたいと思います。
尚、神戸市ではこれまで鶴甲で、同じような企画を展開されたようで
一定の実績を上げたそうです。
高倉台は鶴甲よりも、もう少し規模が大きい団地との事で
今後、この地域での団地再生の取り組みに注力されるそうです。
団地カエル イベントの詳細は左リンクよりご確認下さい。
尚、リンク先「すまう」タブをクリックして出てくる
本棚の前に腰かける女性が写っている部屋が
私共が設計監理させて頂いたお部屋です。
写っているモデルさんは神戸女子大の学生さんとの事です。
◆メルマガのお知らせ
本年から創刊した芦田成人建築設計事務所独自の
住まいづくりの情報をメルマガとして発行しています。
先月、今月の特集は「住まいの暑さ寒さについて」です。
40棟以上の実績から得た経験とアイデア、計算
、データ計測による数字の裏付けなどに基づき
住まいづくりを語ります。
毎月~隔月でテーマを掲げ、
これからの住まいづくり、そして中古住宅の
リフォームリノベーションについても発信しています。
ご登録は、 こちら からお願いします。
更新
先日の、お知らせで使用しましたフライヤーの 最新版を住まい手さんより、送って頂きましたので
差し替えます。
PDF版は 170513団地カエル(両面) をご覧ください。
◆ 5月からのブログ公開方針変更のお知らせ
そして皆様にお知らせです。
2月から毎日更新を続けて参りました
当ブログですが
5月より更新の頻度を可能な範囲で
継続する方向に方針を改めさせていただきます。
質を重視するため、更新のための更新を
改めたいとの思いでいます。
どうぞ、これからも変わりなく
これまでと同じようにお付き合い頂けますように
宜しくお願い致します。
イベントのご案内
須磨でリノベーションさせて頂いたお住まいが、 イベントに参加されます。
人じゃなく、お住まいが参加するって、
おかしな日本語ですね。
お住まいを、イベント会場の1ブースのような感じで
オープンハウスのように提供されるそうです。
何故、「ようです」と言った第三者的発言なのか
と言いますと、主催が私共ではないためです。
神戸のすまいるネット等が中心になって行われる
イベントのようで、参加される事になった経緯を
伺っても、不思議なご縁のようです。
主催者から直接、声が掛かった訳ではないのですが
住まい手さんから、このようなイベントに
協力することになりました、とのご連絡をいただきました。
3月から毎月何かしら、関連するイベントが行われているようで
5月に少しだけ、お伺いさせて頂こうと思います。
タイミンが良ければ、こちらのお住まいの
設計者としての基本的な、お話をさせていただきます。
部屋番号は公開されていませんので、マンションリノベーションを
真剣に検討されている方は、主催者まで直接お尋ね頂くか
私共まで直接、お尋ね下さい。
但し、既に住んでおられるお住まいですので
マナーはお守りいただきたく思います。
又、一度に多くの方がお見えになっても、
ご案内出来かねますので、
常識の範囲内でお願い致します。
5月13日(土)14~16時の間です。
神戸市須磨区高倉台
添付の資料は4月イベント時の物ですが
5月は13日です。
本年から創刊した芦田成人建築設計事務所独自の
住まいづくりの情報をメルマガとして発行しています。
今月来月の特集は「住まいの暑さ寒さについて」です。
40棟以上の実績から得た経験と実績、そしてアイデア
、データ計測による数字の裏付けなどに基づき
住まいづくりを語ります。
毎月~隔月でテーマを掲げ、
これからの住まいづくり、そして中古住宅の
リフォームリノベーションについても発信しています。
ご登録は、 こちら からお願いします。
あたたかな木の住いづくりのために ~マンション編part11~
part11は内装壁材も大詰めに迫って参りました、「珪藻土」についてです。 藻類の一種、珪藻の殻の堆積物で古くは七輪等にも使われていたそうですが、その七輪自体を目にする事もすっかりなくなりましたね。
最近では、その調湿性に着目したバスマットが販売されているそうですが、さてどんな商品なのでしょうね?
建材としての珪藻土は未だ比較的、新しい材料のように思いますが、漆喰と同じく塗厚数㎜ですので調湿性に過度に期待するのもどうかと思いますが、クロス等に比べれば調湿性がある、程度とお考え頂く方がいいと思います。各メーカーより多くの商品が販売され、又色やテクスチャーなども豊富に用意されています。 私共でも何度かの採用実績がありますが、1件だけカビが生えたケースがあります。はっきりと原因は分かりませんでしたが、表面のざらつきが大きく、それが災いし、水分や埃が堆積しやすい状態になり、調湿性能が低下してしまった事が原因なのかもしれません。長年の使用環境によって起こり得るケースですので、全てがこのようになると言う訳では無いことを申し上げておきます。
あたたかな木の住まいづくりのために ~マンション編 part9~
壁材の続編をと思いましたが、本日お伺いさせていただきましたので、その感想なども含めてちょっと本編を離れます。 夏の温熱測定は前回、当ウェブサイト 「住まい手の声」のインタビューの際にお伺いさせて頂いていたのですが、いざこの特集を始めようと冬の温熱測定データを探してみた所、無い。
「あれ、何故?」と思ったのですが、そう言えば冬バージョンは未だ引渡し前のオープンハウス時に測定させて頂いてはいましたが、実際に生活を始められてからはデータを取らせて頂いていなかったことに気付き年始に温熱測定のお願いをさせて頂きました。
そして、2月のもっとも寒い時期のジャストタイミングで測定出来ました。結果は未だ吸い上げていないので今後の発表となりますが、今日お伺いしてみてかなり暖かかったので個人的な感想を少し述べてみます。
今日もかなり冷え込みがきつかったのですが、室内は窓際の一番温度の低い所で20℃以上、少し部屋内へ入った所ではプラス1~2℃、「エアコンつけてはるんですか?」と思わず聞いたのですが「何もつけてませんよ」との答え。
え~、何もなしで20℃越えとは凄いとしか言いようがありません。
住まい手さんは写真のインコ(マメルリハと呼ぶ種類だそうです)を飼われていて、南米原産の種類であることから寒すぎると駄目なので温度管理には気をつけられています。そのために部屋のあちらこちらに温度計を置かれていて、一定の温度以下になると鳥かご用のヒーターが作動するようになっているそうで、今日作動していたか否かは分かりませんが室温からすると多分作動していないように思います。
となると熱源は照明器具と人体から発せられる熱のみとなります。それだけで、室温20℃以上をキープしていると言う事は、やはりこれまでに申し上げた寒さ対策は間違いではなかったことが実証されたことになります。天気が良く日が照ると室内ではもっと薄着で過ごせるとも仰ってました。
もっとも日の射さない北側は、少し様子は違うそうですが、しかしエアコンを付けることも殆どないそうです。
これまでは「(寒さ対策は)どうでしたか?」と聞く側でしたが、私自身が体感したことで今後もより自信を持ってお話出来ます。
マンションや団地再生事例でコンクリート躯体が剥き出しの表情が荒々しくて格好いいと紹介されていたりするのですが、本当にそうでしょうか?よーく考えてみましょう。寒さを我慢して住む家と暖房無しでも快適に冬を過ごせる家。皆さんはどちらに住みたいでしょうか?
2枚目写真は半年点検時のものです。

あたたかな木の住いづくりのために ~マンション編 part7~
2月に入りましたね、今回は床材を科学していきましょう。 と言うと難しいことと構えてしまう方がいらっしゃるかもしれませんね。
いえいえ、少しだけ掘り下げるだけです。
材料には熱の伝え易さの指標の1つとして「熱伝導率」と呼ばれるものがあります。数字が小さいほど熱を伝えにくいことを示します。つまり、他からの熱の影響を受けにくい材料であると言えます。
単位は W/m・K で表現され、 長さ1mの物体の両端の温度差が1℃の時に表面積1㎡、1秒間あたりに流れる熱量 のことなのですが、こう言われても???ですよね。
では具体的に代表的な材料の熱伝導率を挙げてみます。
杉や桧 0.12 W/mK 合板 0.16 W/mK コンクリート 1.6 W/mK 鋼材 53 W/mK 高性能グラスウール16K 0.038 W/mK となります。
この中では一番数字が小さいのは最後に挙げた高性能グラスウールです。これは断熱材として使用される事の多い材料です。その次に数字が小さいのは杉や桧ですが、コンクリートや鋼材の数値に比べると格段に差がありますね。只この単位を良く見てみると分母に「m」がありますので、数値を小さくしようと思えば材料に厚みを増していけば自ずと数値は小さくなります。そこで材料の厚みを熱伝導率で割った熱抵抗と呼ばれる基準で材料の断熱性能を記されることもあります。単位は 「㎡K/W」 で表現され今度は数値の大きい方が熱を伝えにくいことになります。
只これだけで暖かさの比較ができる訳ではありません。住まいは様々な材料を組み合わせて造られていますので、きちんと比較しようと思えばそれを組み合わせた総合評価が必要となります。又、このような物性で比較するだけでなく使用環境、個人差なども含めて比べる必要があります。
話を無垢材に戻しますが、木の細胞構造をご存知の方、いらっしゃいますでしょうか?以下のリンク先をご覧頂くと分かるのですが、段ボールみたいやん、と思いませんか?そうなんです段ボールのような細胞構造ゆえに乾燥させた木材には空洞の部分に空気をためることが出来ます。その空気層が断熱の役割を担うために、無垢材を触るとあたたかそうに感じるのです。その他、木の成長や辺材(木の周辺部で杉では白っぽい部分)、芯材(木の中心部で杉では赤味の部分)のことなど面白いことがリンク先に書いていますので、是非一度ご覧になって下さいね。
http://hyogo-nourinsuisangc.jp/sinrin/images/nagai2006.pdf
長くなりましたが今回はこの辺りで、次回は壁材についてを考えています。
お楽しみに!
あたたかな木の住まいづくりのために ~マンション編 part6~
さて、マンション編も6回目を迎えました。当初はペースが掴めず、まちまちの更新間隔でしたが、週刊(若しくは週1~2回)程度の更新ペースが妥当かと思いますのでお付き合いの程、宜しくお願い致します。 今回は内装材の選択について触れてみたいと思います。「あたたかな」と言うタイトルとは直接関係ないのかもしれませんが、後日又その辺りも触れてみたいと思います。
先ずは、床材についてです。私共では主たる部屋の床材には、99%以上の確率で無垢材を使用します。もっとも多いのが杉です。
私が個人的に好きで住まい手からの、ご要望も多いと言うのが理由になりますが、他にも持ち山で獲れた桧を使った例もありますし栂、カラマツなど国産の材料を多く用います。
但し、無垢材にも長短両面がありますので、その点をご理解頂いた上で採用されるか否かをご判断頂かなければいけません。
長所としては先ず、肌さわり(足触り)が良いこと、独特の香りもします、温か味がある(理由は又後日述べます)など、五感に訴えかける項目が挙げられます。
短所としては、反る、曲がる、割れる(必ず、そうなると言う訳ではありませんが、そう言った可能性が新建材よりも高い)と言った目に見えるリスクが高いため、無垢材を扱い慣れていない業者さんは敬遠しがちです。無垢材を使いたい場合は業者選びも慎重にしてください。その場合「無垢材はちょっと」と言う返事が返ってくるような業者さんは避けた方が賢明です。
又無垢材は物を落とした際に傷がつきやすいと言うのも特徴ですが、特に柔らかい杉の場合はてきめんに傷はつきます。それを味わいと捉えられる心の寛容さがある方でないと無垢材はお勧めできません。
只、傷がついたとしてもその補修が簡単なのも無垢材の良さでもあります。
最近では自然素材がブームのようになっているようにも見えますが、それ以前から取り組んでいる私共からすれば、長短両方の説明をしておかなければ後々、起こってくる問題が目に見えます。
無垢材だから絶対安全と言う訳ではありません。桧の匂いが駄目と言う方も、ごくたまにいらっしゃいますし、もっと他の無垢材に反応を示される方もいらっしゃることと思います。
無垢材を使いながら短所ばかりをあげつらってしまったように思いますが長所も一杯あります。
今回は感覚的なことが主となりましたが、次回はもう少し科学的根拠も取り入れながら、無垢材について書いてみたいと思います。
写真は持ち山の桧をフローリング加工し採用したリフォームの実例です。丁度、廊下に貼る分だけ無節の材料がとれました。
あたたかな木の住まいづくりのために ~マンション編 part5~
少し間が空いてしまい申し訳ございません。 タフな期間を迎えておりますので更新もボチボチになります。
さて、今回は「あたたかな」とは少しかけ離れた話題です。
マンションでは給排水やガスのための配管が床下や時には天井裏に配管されています。
そしてこれらは、専有空間から外に出たり入ったりします。そのためのスペースがパイプスペースと呼ばれる目にする事の無い空間です。
その中には各戸の共通縦管が納まっています。そしてその共通縦管まで排水管には自然に流れるための勾配を必要とするための水平距離が遠くなればなるほど床下に大きなスペースを擁することになります。
新しいマンションではしっかり階高が確保されていますが、古いタイプのマンションでは高さが低いことも多く、そのために床下のスペースを上げると天井高さに影響を及ぼします。
従って、リフォームで水回りを触る場合は、排水のためのパイプスペースがどこにあるのかを確かめる必要があります。(現状の間取りをしっかりご確認下さい)
遠くへ動かし過ぎると計画自体が不可能になる事もありますので、業者さんと良くご相談下さい。無理に遠くへ移動させると詰まりや逆流することもありますのでご注意ください。
あたたかな木の住まいづくりのために ~マンション編 part4~
前回はサッシについてでしたが、マンションの開口部でもう一つ忘れてはならないのが玄関戸です。 築年数の古いマンションでは気密性の良くないスチール製の扉であることが多いと思います。
当方で設計をさせて頂いたマンションの場合もそうでしたが、実はここも共用部分と専用部分の境目に当たりますので、管理組合での協議が必要になると思います。
例えば気密性が悪いからとか、耐震性のある玄関戸(大きな震災の際、耐震性の無い玄関戸では枠が変形して開かなくなった事例もあるようです)に変えたいなどの理由で相談してみては如何でしょうか?
残念ながらこの時は、玄関戸の内側の色を塗り替えただけでしたので、工事後の感想を伺った所、玄関戸周りが他に比べて寒いとの事でした。
応急処置は施せるかもしれませんが、根本的な解決が難しい個所でした。
リフォーム、リノベーションの場合は、このような個所が発生する可能性があることも頭に置いておいて頂けますと幸いです。
あたたかな木のすまいづくりのために ~ マンション編 part3 ~
part3は、連載の開始に少し触れました、サッシについてです。 マンションでの暖かさ確保のための検討事項は断熱、そしてサッシですと最初に述べました。
そしてサッシを触るには大きく二通りの方法があります。
一つ目はサッシそのものを性能の高い物に入れ替える方法と、そして二つ目は内側にサッシを追加する方法です。
手軽で安価なのは後者の方法ですが、バルコニーに出るためや外気を入れ替えるために2度アクションが必要となる不便さは否めません。
不便なのは嫌だからと前者を選択する場合、問題なのは専有部分と共用部分の問題です。
屋外に面するサッシは共用部分と判断されることが殆どだと思います。
その場合は簡単には交換できないですし、管理組合での承認も必要となることでしょう。
ですので、どうしてもサッシを触りたいと言うことでしたら管理組合への相談は必ずしておいて下さい。結果、交換不可能なことも考えられます。
そしてサッシを触る場合に、もう一つ課題となるのがバルコニーに面するサッシの場合はバルコニーの防水が絡んでいることも考えられます。
防水層を傷めると下階に影響を及ぼしますので、十分な立ち上がりが確保出来てないバルコニーの場合、サッシの交換は見送る方が賢明でしょう。
設計者や施工業者さんとも十分に相談しながら進めて下さい。
さて、説明が前後しましたが何故このような連載を始めたかと申しますと、本来ならプロがきっちりと判断してやっていれば、このような連載はしなくても済むのですが、プロであっても知ってか知らずか、きっちり理解してやっているなあと思えない事例を時々目にするからです。知っているけどもデザインのために、基本的なことを度外視されてしまうと不幸なのは住まい手の皆様です。 ですので、せめてこのブログをご覧頂いている皆様には基本的な知識を持って頂こうとの思いで始めました。これはノウハウの一部であり我々の本当の仕事は、その先の更に細やかな部分を補いながら、心地よい空間をつくることです。どうぞ気長にお付き合いいただけましたら幸いです。











