柱は真っすぐ建っていない
柱が真っすぐに建っていない、
とはどう言うことやねん?
と思われた方もいらっしゃると思います。
新築では真っすぐに建つように
加減をしながら工事が進められますが、
ことリフォーム、リノベーションとなると
解体した際に柱が真っすぐでないことも
しばしばあります。
これは長年の外力や荷重の作用によって
建物が動かされていることから
起こる現象です。
じゃあ真っすぐに戻せばいいやん、
と思われるかもしれないのですが、
構造体は全てが繋がっているため、
1個所を真っすぐに戻したとしても、
今度はそれに引っ張られた別の個所が傾く、
なんてこともあります。
ですので、よほど傾きが酷く無ければ
全体を見て塩梅を考えることになります。
昨今、DIYも流行りのようですが
このような傾きが、あるとはつゆ知らず
自分で始めたは良いものの
構造体の傾きのみならず
鴨居、敷居の傾きも検討せずに作ってしまうと
いざ、建具をとなった時に
建具の開閉がうまく行かない
閉まったのはいいけれど、
隅におかしな隙間が出来てしまっている
なんてことになり兼ねません。
柱が1本1本、垂直に建っているか
確認して工事を進める必要があり
仮に傾きがある柱と建具が関係する
場所があるなら、打ち物などをして
垂直を正してあげるといいかもしれません。
裏側
庫裡の改修工事は目立った進捗が
無いように見えるのですが、
でも確実に工事は進んでいます。
既に増築部の洗面所とお風呂の部分は
大工工事を終えて、後は内装工事です。
現在工事中の部屋から洗面脱衣室へ
向かうためには畳の部屋を通って行かなければ
ならないのですが、都度都度靴を脱いで
移動するのでは面倒で仕方が無いため
一部の畳を上げて専用の通路が作られています。
ご覧のように
その通路を見ていると舞台裏の通路のように
見えて何だか不思議です。
と言いながら本当の舞台裏を
知っている訳でもないのですが・・・
そして、もう一つ不思議な光景が見えています
消火器の札が貼ってある柱の右手が
その様子ですが
これ、何が写っているか分かりますか?
実は、既に設置済みのユニットバスの裏側なんです。
通常の工事では、設置済みのユニットバスの裏側
なんて見ることは出来ないんです。
通常、ユニットバスは四方を完全に壁で囲まれてしまう前に
所定の場所に設置されます。
そして、その場所は完全に室内で、
入り口以外の方向から見ることは出来ないんです。
そのような意味で、この写真は貴重なショットかも
しれませんね。
まあ、ユニットバスの裏側が見れた所で
何が起こる訳でもありませんが・・・
どこが変わった?
解体開始から2週間経過した「駅前の家」
先日は2回目の定例会議でした。
先週はALCの開口補強工事
出来るだけ既存の窓位置を
変えたくなかったのですが
間取りのとの整合性が合わない場所は
どうしても変えざるを得なかったので
最低限の開口部の位置変更です。
それでも、そのような場所は数か所あるため
ALCを切断して窓を溶接するための
鉄骨補強を入れています。
又、元開口部だった個所は埋めざる得ないために
塞いで断熱補強をします。
一見、どこが変わったか分かりませんが
本格的な大工工事が始まると
進行は速いので、気が抜けません。
さて、もう一件のリノベーション計画も
見積もりが始まっています。
結果が出るまであと少し、待つこととします。
リフォーム現況調査
本日は新規リフォーム案件の現況調査。築80年程度で、これまでに一度リフォームの手が入った痕跡が伺えます。外観は比較的良好かと。 まずはヒアリング、そして現況間取りを起こす作業から始まります。
ここで登場する方眼目盛りのついたノート。
モジュールに載った間取りはスムーズに進むのですが、僅かな間崩れや間崩れの連続は錯覚も多くなりがちですが、落ち着いて確認。
保険に採寸や写真を撮る、一連の作業終了です。
リフォームは只、間取りや内装を替える作業ではなく、耐震性や断熱性を高める絶好のチャンスでもあります。
住宅エコポイントも一旦終了しますが、後続策の噂も時折、新聞紙面に登場していますが、どうなる事やら。
さて、どんな手法を用い、どのスペックまで性能を向上させるか、予算も踏まえて検討して参ります。
既存住宅の省エネ改修
部屋が劇的に変化する事を喜ぶのが一般的なリフォームなのですが、意外に目を向けられないのが暑さ寒さを改善すると言った事。
こう言った性能面の事はリフォームさえすれば自動的に改善される訳ではありませんし、当方でリフォームさせて頂いた事例に於いてもその部分についてのリクエストは殆どありません。
つまり、つくり手側にその意識が無ければリフォームをしたとしても暑さ寒さは変わりないと言った事も多いと思います。
私共ではそう言った性能面の向上も視野にいれ断熱改修や構造補強にも力を入れますのでそこへの予算配分も忘れてはならない項目の一つとして計上する事が多いのです。
これらの工事は新築と違い随分と手間も掛かりますし新築ほど性能を確保し辛いと言った面もありますので手法も様々と言うのが現状のようです。リーマンショック以降、新築着工戸数が激減している業界において既存住宅におけるこれらの課題解消も真剣に考えられなければなりません。
透き通るような花びらを見ると血管に流れる血液のようにも見え、花が生きている事を実感します。
しかしアップはあまり好きではないのです。なぜかと言うと中心の黄色い部分がもう少し成長するとグロテスクになるので、この程度にしておきます。



