炭化する
2世帯3動線のリフォーム工事も最終章の3期工事が始まっています。
今回はその3期工事の解体してびっくり!からのエントリーです。
一般に、リフォーム工事では解体した柱や土台が腐朽やシロアリにやられてスカスカと言った現象はつきものと言って良いほど、目にする確率は高いのですが、今回は非常に珍しいケース

これ、何だか分ります?
土台と柱の足元が炭化してしまっているのです。
火事で焼けた跡の木造の建物ってこんな感じだと思います。
手で触ると炭になる手前の木片がボロッと欠けて、構造的にも非常に危険な状態であるのが分ります。
当然、この部分は取り替えてもらう事になりますが、さて何故このような状態になっていたのか?
以前のこの場所は洗面脱衣室で火元は近くにはありませんでしたので、
推測となりますが、
何度か増改築やリフォームを繰り返されていて、この住まいの建築当初の頃のプランが、ここにお風呂の炊き口(当時は薪でお風呂を焚いていたと思います)かカマド等の火元が、この場所の近くにあり、直接火があたってはいなくて壁か何かの下に覆われていたけども、火力が強く、間接的にその影響を受け、次第にこのように炭化したのではないか?
と考えられるのではないかと思います。
それにしても、関係者一同、口を揃えて「初めて見るわ~」と言った非常に珍しいケースです。
3期工事開始
またまた間が空きました。
現場監理、講師、講習会、住宅相談会、と目まぐるしく過ぎ去った先週でしたが、秋のイベントはまだまだ続きます。
まあイベント告知はひとまず置いておいて、「2世帯3動線のリフォーム」工事の最終章、3期工事の始まります。
正式には3期工事へ向けての解体工事の始まりです。
写真のようにペケ印をつけて解体業者が潰すべき個所、残すべき部分を明確にし、解体工事に着手です。
3期工事は、入れ子構造の増築と、ちょっとややこしい取り合いが発生しますが何とか乗り越えてくれるでしょう。
さて、11月は建築士会柏原支部主催 「第3回地域貢献活動」もあります。
そして只今、兵庫県下の建築士会では来る11月7日に京セラドーム大阪で行われるソフトボール大会の参加者も募集中です。
こんな機会はめったにない。只今建築士会会員に限り募集中です。
要チェックです。
慌ただしい秋を満喫しましょう。
写真撮影
快晴に恵まれた本日は、「2世帯3動線のリフォーム」の2期工事完成写真の撮影。
これにて親世帯のリフォーム工事は完了となり、撮影まで見合わせて頂いていた荷物の移動も可能となりました。
天井裏から現れた、大きな蜂の巣、床柱を掘りコタツテーブルの脚への転用、そして最後に現場では、ちょっとしたアクシデントと中々話題の尽きない2期工事でしたが何とか生活して頂ける所までこぎつけました。
そんな中、リビングダイニングに隣接する和室との境の既存フスマの片面張替えをしました。
和室側は和柄のめでたい絵が描かれており、反対面も同じようなフスマ紙、流石にこれでは不釣合いと言う事で張り替えたのが次の写真

無地の手漉き和紙ですが柿渋染めしたような渋い朱色(写真ではややオレンジ気味ですが)単体で見るとやや派手に見え、自嘲しがちな色です。
でも利かせ色として空間に溶け込み違和感なし、大正解です。
全景は完成写真でご覧下さい。
ワックス掛け
週末、地域の祭りも終わりひと段落。
ようやく現場に設計に専念、となれば良いのですが秋は何かとイベントが多く暫くはバタバタしそうな予感です。
さて、2世帯3動線のリフォーム工事も2期工事まで終了。
今日は住まい手と一緒にワックス掛けの日でした。
いつもながらのワックスを予め、購入しておいて頂き洗車用のスポンジで薄~く伸ばすように注意してもらいながらの作業。
でもこれが又普段使わない筋肉を使うので、きっと明日は筋肉痛・・・?
3期工事までは、住まい手の御都合により暫く間があきますが、やっとここまで来たかと言う感じです。
明後日は2期工事分の竣工写真撮影。
ラストスパートです。
大工工事で作った家具(その後)
先日、「大工工事と家具工事」とエントリーした「2世帯3動線のリフォーム」の現場では、組みあがったテレビ台が壁にセットされ、壁面の飾り棚も施行完了。
一応2期工事も大工工事はほぼ完了。
住設、建具、内装各工事を終えて最後に清掃さえ済めば出来上がりとなります。


写真が大工工事によって作られたテレビ台。配線用の穴も空けられて建具が入れば完成です。
大工工事と家具工事
概算見積りの出た「つながる(家)」もいよいよ本設計に進む事になった。
少々、金額調整しながらの設計となりそうですが、初案の原型は留められそうで、ほっと一安心です。
さて地元、丹波の「2世帯3動線のリフォーム」の現場では2期工事もいよいよ大詰め、親世帯のLDKの工事がクライマックスを迎えようとしています。
床は室内飼いのワンちゃん対策も兼ねてナラのフローリングです。
杉とは違い、しっかりした硬さと重厚感が特徴の材料です。
ここでは本来、家具であるテレビ台を大工さんが現場で製作しています。家具なら家具屋さんにつくってもらう物じゃあないの?とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
はい、確かにそうなのですが、精度を要求しない家具、例えば引き出しの付かない棚やオープンな本棚程度であれば、あれば大工さんでも充分に作ってもらえるのです。但し、器用な大工さんなら相当手の込んだ家具も作ってくれるそうです。
そうする事のメリットはずばりコスト削減。
但し、材料を組み合わせる部分は殆ど、つき合わせてビスで留める程度。道具は大工さんが手持ちの道具を使って現場で作業しますので精度の高い仕事は出来ませんが、ずばり形になっていれば何ら支障ない家具の場合は特段、問題となる事はありません。
一方、家具屋さんに依頼するメリットは、工場に据えられた精密な機械によって精度の高い手の込んだ仕事で仕上げてもらえる事です。
これらを良く見極めて、それらの家具をどちらの手で作って貰うかを上手く割り振る事も、コスト調整の方法の一つです。

製作中のテレビ台。外枠は組みあがっています。後は配線用の穴を空けてもらい、棚板と背板をつければ、8割程度終了。
後は簡易な建具が入れば、完成です。
方々
何かに反応している
おかげで春でもないのに鼻水ズルズルの今日この頃です。
マスクでもしようかな?とは思うけどあまりにインフルエンザがタイムリーなのでこの時期ちょっと戸惑います。
秋の花粉症発生です。

空はこんなに高いのに
そして暑さも一段落したのに、うっとうしい時期なのであります。
下写真は着々と工事が進む「集う家」から
長ホゾ差し鼻栓打ち
上下2段のホゾは梁の成(高さ)が高いため。およそ30cm程度の梁成になれば、ほとんどこのように2段のホゾになります。
建築で言う「鼻」は「端」とも書き、文字通り「端っこ」の意味です。
木の粘りを生かし軟らかく組む。そんな組み方の一例です。

そして、こちらは離れから母屋へ工事のステージが移動した「2世帯3動線のリフォーム」の現場。
左のフスマの向こう側は仏間、床の間のある和室。今回そちらは手をつけません。
田舎ではこのような続き間は非常に良くある間取りです。今回、その続き間の半分をLDKの一空間に変えます。
残す柱、取り去る柱、残さざるを得ない柱、付け加える柱などなどリフォーム特有の難しさと醍醐味。
手強い、けど面白い。
それが建築なのかも知れません。
まつりごと
民主、圧勝で明けた8月31日。
何と言っても、今日はこの話題でしょう。
日本の政(まつりごと)もいよいよ、チェンジなんですね。
直ぐには結果は出ないでしょうけども、良い方向に動いてくれる事を期待しております。
さて、そんなこんなで、すっかり季節もチェンジしたのか、半袖ではもう寒い、ここ丹波の夏から秋です。
このブログ、否ウチの事務所も少しずつチェンジしていきます。
そこで、第1段として思いっきり変化球の料理ネタなんてUPしようと思ったのですが、写真ボケボケなので、今回は見送ります。
豚キムチ作りました。実は冷蔵庫の残り物で料理するの、結構得意なんですよ。(多分、いやきっと)
別に隠していた訳ではありませんが、ここで紹介するまでもないか~と思い、今まで一度もUPしていませんでしたが、でも良く考えてみるとキッチン周りの事って生活に直結しますもんね~。
て事で、暫く増えていなかったカテゴリーも一つ増えそうです。
所で、現場の方ですが
「2世帯3動線のリフォーム」も足繁く現場に通っておりますが牛歩な進行です。少しペースアップして頂かないといけませんね。

手前は親世帯の主寝室、そして間仕切りの向こう側は書斎。
なんか壁にボードを張っていないこの状態も結構綺麗です。
さて、ここが終われば次はいよいよキッチンそして、子世帯部分へと移ります。

で、こちらの写真、何だか分ります?
田舎では良く見る光景です。
もう収穫の秋なんです。早いでしょ~。
稲を刈って脱穀し籾殻を吹き飛ばし、吹き飛ばされた籾殻が青い袋にどんどん送り込まれているそんな作業風景です。
殆どの作業を機械がやってくれるそうなんですが、それでも人手が必要な部分もあり、機械に付きっ切りでないといけないようです。
日照不足が心配された今年ですが後半は比較的好天の日が多かったために収穫は平年並みだそうです。
先日のニュースでも収穫は平年並みと言ってましたので、又輸入米出回るの?と心配したほどでもないのかな?
さてさて、秋本番になると、今度は地域の祭り事(まつりごと)ですね。
と落ちがついたところで、今日はこの辺で・・・。
醍醐味
少し前、「リフォームの難しさ」と言うタイトルでエントリーしましたが、何も難しい事ばかりが起こるのがリフォームではありません。
ちょっとした思い出の品が出てきたり、創造意欲を掻き立てる事が起こったりもするのです。
そんな時、私たちはちょっと頭のトレーニングにと色々と試行錯誤してみる事もある訳ですが、それはそれで上手く行く事ばかりである事を願うばかりですが
さて、今回もそんなクエスチョンが出てきました。

床柱(とこはしら)として使われていた材料ですが
いざ、とばかりに切ってみた所、何と本物の無垢材でした。
てっきり、集成材などの張り物かなあ?と思っていただけに、ちょっと驚きでした。
これ何かに使えないか?と言うリクエストです。
ポン、ポン、ポン、チーン!(一休さんのあれです)
ひらめいた。
まあそんな大層なものではありませんが、さて何に生まれ変わるかは出来てのお楽しみ~!
リフォームの難しさ
前回、構造体のみとなったとお伝えしえしていました「2世帯3動線のリフォーム」の現場では、浴室の組み立てが始められていました。
今回はシステムバスの採用ですので、メーカーさんが来て段取り良くあれよあれよと言う間に組みあがっていく様は面白いものです。
そして前回、スケルトンとなった状態で浮上した問題点がいくつかあり、今回はその解決策の一つを紹介します。

写真の緑の線の位置には以前柱があり、その上の材を支えていたのですが思わぬ所に現れた継ぎ手と材自体の細さを危惧し、急遽鉄骨で補強しました。
柱を抜いた位置は入り口が干渉する事となるので、何とかこれで入り口の幅を確保する事が出来そうです。
このようにリフォーム工事では想定していなかった出来事が頻繁に表沙汰となる事があります。当時請け負った方の考え方や認識などもそこに現れて来る訳で、それが評価できる内容なのかそうではないのか、そこに現れた答えを見れば即、判断が出来ます。
事前にそう言った内容への対策を講じようにも、建築当時の正確な図面や資料などが残っているならば問題はありませんが、この築年数の物件では極、稀な事でしょう。
床下や天井裏全て事前調査できれば何も問題なく対処できるのですが、そのような特殊な機械も装置も持ち合わせておりませんので、目で見える範囲を確認して、後は想像で検討を進める程度しか方法は無いように思います。
考え方を変えれば、そのようなハプニングはリフォームにはつきもの、「オレに任せとけ~」的に現場に望んでみるのもいいかも知れませんね。
但し、某リフォーム番組のように、私たち設計事務所の人間が職人さんに交じって現場で作業をする事って稀な事です。
むしろ私たちの現場での仕事は現場と図面を確認し、実寸のスケールで仕上がりを想像しながら職人さんの腕を信用し、対話をし、想像をかきたてながら、その後の方向性を打ち出す事、そして現場をレコーディングする事が主な仕事です。
