梅雨、明けるんかなぁ?
ウチの事務所は、震災以前より節電は出来ているとは思います。 といいますのも、窓さえ開けておけば風が通り、扇風機さえ要らない事もあり、今年も未だエアコンの稼働時間はゼロ。
窓開け+扇風機で充分なのです。
しかし仕事柄、紙が多いので風で飛ばされないようにしておく事に神経を遣います。
雨も良く降りましたが、期間を通しての雨量ってそうでもなかったような今年の梅雨ですが
もう直ぐ梅雨明けなのかなぁ?
明けると一気に真夏なのでしょうね。
そんな梅雨明け前の季節感をウチの庭から
南庭のあじさいは、既に一部が枯れつつあり、汚い事になっています。
かろうじて綺麗な部分を1枚
又北庭、は未だ綺麗な状態
真ん中の丸い玉のような部分を見ていると、出店の飴玉を連想して、思わずごっくん、です。
ひとえに、アジサイと言いますが、調べて見ると沢山の種類があるんですよね。
全部、分る人いるのかな?
さて、事前協議交付前に建築確認申請及びエコポイントの申請を受付けてもらえる事も分かりました。
急ぐので、遅い神戸市の対応を待たずに、「ありがとうの家」の書類提出は月曜日。
Q値(熱損失係数) 2.67 < 2.7 (基準値)
μ値(日射遮蔽係数) 0.067 < 0.07 (基準値)
で不利側で判断しても次世代省エネ基準何とかクリア、着工に向けて更に前進です。
(上記についての詳しい話しは又後日とします)
連日神戸
昨日、今日2日連続で神戸へ。 おまけに今日は、書類の提出やら不足分を届けたりで、大変疲れた1日となりました。
しかし、しんどい思いをしただけあり、建築協定の協定書類を即日、交付して頂け、大変ありがたい事もありました。
建築協定とは地域の住人で協定委員会を組み、オリジナルのローカルルールのような取り決めを交わし、新たに建てられる家が地域にそぐわない物とならないように、睨みを効かそうと言う類いのものです。(そこまで、いかついものではないですけどね)
前回も書きましたが、「ありがとうの家」は今月末着工が条件のエコポイントを利用するために 非常に急ぐ旨を協定委員さんにも伝えたことで、協力的に対応して頂いた結果です。
一方、市に提出した事前協議は10日掛かると言われましたが、実際そんなに掛かるのだろうか?
多分、今日は1日、机の上で熟成してくれているだろうから、実質週明け対応でしょう。
仕事量の多さもあるでしょうけど迅速な市民サービスを期待しています。
まずは事前協議から
「シアタールームのあるライトハウス」、「ありがとうの家」ともに事前協議の提出と方や提出準備中。 「シアタールームのあるライトハウス」は長期優良住宅が条件となっている、通称、木のいえ補助金(8月末受付締切)を、「ありがとうの家」は7 月末着工が条件の、住宅版エコポイントを利用する予定もあり、書類の段取りとしては、かなりギリギリのタイミングです。
「シアタールームのあるライトハウス」は、仕様規定にて次世代省エネ基準をクリア、「ありがとうの家」は性能規定にて、基準をクリアしています。
違いは、前者が予め決められた仕様で、断熱性能をクリアさせるか、後者は仕様を独自で決めて計算により、基準をクリアさせるかとなります。
後者の方が手間は掛かるので、気合いが必要ですが、慣れの部分もかなり影響大です。
スケジュールの余裕は、心の余裕、何とか間に合う事を祈り、動くのみです。
少しずつ
何がなにやらで、震災以降、前が詰まってた感があったのですが、少しずつ巨体が動き出すイメージで全物件が進んでいます。 そんな中、今日ようやく「シアタールームのあるライトハウス」が一応の方向性が決まり、確認申請、長期優良申請へと向かえそうです。
以前なら見切り発車で確認申請を提出しても、建物のボリュームが変わったりなど大きな変更さえなければ、大して差し支えなかったのですが、耐震偽装事件以降くらいからでしょうか?書類審査も厳格化され、見切り発車で確認申請を出してしまうと二度手間(二度手間となると設計事務所の手間のみならず、検査機関へ納める審査手数料も二度必要になるなど、住まい手への金銭負担にもなります)となる可能性も高くなった事から、それ以降は予算もある程度フィックスされてから、確認申請を提出するようにしています。
ですので、金額が決まったから、即着工とはならないのが、ここの所のパターンでもあります。
最も、今回は当初予算との差額が大き過ぎたので、確認申請を提出する事自体をためらっていたのも理由ですが、長期優良の申請期間も含めると、着工がお盆月に入ってしまいそう。〔建築業界の慣習では、お盆月の棟上げを避ける傾向にありますし、人によっては着工(地鎮祭を着工としたり、基礎若しくは地業工事の開始を着工とするのが一般的です)自体をお盆月を外す、すなわち8月からの工事開始はあり得ない、と言った場合も御座います。〕
ですので、どうやら9月スタートとなりそうです。
変わって、「ありがとうの家」2度目のVE案を挙げて工務店さんにて金額確認の作業中です。
次に「TATAMIリビングの家」前回、リストと言うタイトルにて紹介させて頂いてからかれこれ2週間以上が経過し、図面も随分と進みました。残り図面を数える方が早いかな?しかし最後の整合性確認作業も少し時間が掛かりますので、もうひと頑張りです。
「ASHIDAプロジェクト」、11月までに図面が完成すれば良い、と言う事で一旦順番待ちの状態です。
その他、諸々ありですが、↑ これ食べて、まだまだ頑張ります!
上の写真何か分りますか?
「たまねぎ」ではありませんよ。
1割のダイエット
「ありがとうの家」、「シアタールームのあるライトハウス」スタート時期は違えど共に同じ段階に差し掛かっています。 殆どの皆さんが必ずと言っていいほど通過する道、一度目の見積では要望を出来るだけ叶えたいがために、ある程度は私共で調整はさせて頂きますが出来るだけ内容を盛り込んだ図面に仕上げます。
そこから、最初の見積が出て、予算に近づけるためのダイエット作戦が始まるのですが、このダイエット、全体の1~1.5割程度は比較的、楽に進められます。(無駄な贅肉である脂肪を燃焼させる段階)
更に、そこから先はボクサーの減量のように、汗を搾り出すような段階に入ります。
ここでは頭に汗をかく作業となる訳ですが、出来る限り建物の性能は落とさずに金額を下げる工夫が必要となります。
次のダイエットメニューを仕立てるかぁ、うーん、もう一ひねりです。
Q値計算再び
5月も今日まで、今年は異例の速さで既に梅雨入り、今日は中休みか、暑すぎずの中々の天候でしたが 再び、「ありがとうの家」のQ値計算。
そして新たに「TATAMIリビングの家」も断熱スペックをざっくり掴むために、仕様を仮決めして事前のQ値計算。
Q値とは住まいから、どの程度熱が逃げていくのかを表す指標で、すなわち、住まいからのエネルギーロスを出来る限り抑えようとするには、どのような仕様を組み合わせていくかを検討すべきものです。
以前に、このブログで「ありがとうの家」のQ値計算の話を少しだけ触れていたのですが、今回は見積もりも出て、前回は仮決めの仕様で行っていたものを実際の仕様に合わせると、どうなるかを確認するためのものだったのですが、
おっと前回よりも性能が上がっているではありませんか?
と言うのも、減額のために窓面積を小さくしたり、減らせる部分の窓数量を減らしたりした事が要因かと思います。
で実際に窓から、どの程度熱が逃げて行っているかと言いますと
先ず、対象となる部分の面積を示しますと
外壁・・・152.99㎡
屋根、天井・・・60.51㎡
床、土間床・・・107.79㎡
窓・・・25.44㎡
換気による熱損失もありますので、単純に面積のみで比較できないのですが分り易くするために、ひとまず対象となる全面積を出しますと
全体で 346.73㎡
ですから、その内で窓が占める面積の割合は7.34% となります。
しかし、そのたった7.34%の面積の窓ガラスから、逃げる熱量の割合は、全体の37%とダントツのトップ、
その次が換気で23.8%、その次が壁で23.7%と、如何にマドガラスから逃げる熱の割合が大きいかが分ります。
すなわち、窓ガラスの面積の大きい家にしてしまうと、如何にエネルギーロスの割合が大きくなるかが、ここからも伺い知れます。
つまり、住まいの暑い寒いに直結すると言う訳です。
しかし、我々、建築家にとって、窓も重要な設計要素の一つである事には違いありませんので、省エネを意識しながらバランスの取れた内容が求められる訳です。
その上で、このQ値計算は私にとって必須項目となっております。
実際、この計算をやってみて分るのは、仕様規定(仕様規定とは次世代省エネ基準とするために予め決められた断熱仕様の事で、そちらの方法でクリアするか、計算して規定値をクリアするかどちらかの方法を選択出来るようになっています)で決められている程のスペックが必要なく、よってコストを必要以上に上げすぎる事無く断熱スペックを向上させる事が可能になると言う事です。
これらの計算ソフトも出回っていますが、そこに数値を掘り込んで単純に数字のゲームを楽しんでいると言う訳では無く、数度は全て手計算により経験してみて初めて、ソフトの成り立ちが理解出来、これらが使いこなせる様になる訳ですので、いきなりソフトを使って楽しようとされる方にはあまり、意味の無い行為であると思います。
そんなこんなで、「ありがとうの家」は仮仕様時と本仕様時の2度手計算をした事で、おおよそ掴めた感はあります。
そして新たに「TATAMIリビングの家」は全てソフトを使用してみましたら、なんと仮仕様段階では次世代基準には少しだけ及ばず、何らかの変更が必要ですが、私の中での結論は出ています。
窓からの熱損失が明らかに大きすぎて50%以上が窓から逃げていると言う事ですので、先ずは窓の計画を見直して、その上で断熱スペックを再考と言う順で進めてみようと思います。
御契約
先日は「TATAMIリビングの家」の設計御契約。 2週間後には住設関係のショールーム立会いと進めて参ります。
そして、先週末にあがった「ありがとうの家」の見積り、やや予算オーバーと言う事で、調整打ち合せ第1弾が本日行われました。
見積内容の確認と減額案を挙げ、約100の項目について、一つ一つOKかどうか、ここだけは譲れないと言う部分もあると思いますので、打ち合せと確認作業を行い、住まい手ご納得の元に進んで参ります。
小さな額が積み重なっての作業ですので、それぐらいだったら良いやんじゃあ無く、きちんと意味のある事をしないといけません。
そして、今週後半はもう一つ、大きな課題が
ですが、こちらは又その時に。
後2日、夜の講習も続きます。ハードな1週間となりそうです。
裏付け
「ありがとうの家」のQ値計算。 Q値とは熱損失係数の事で、建物の色々な部位(屋根、壁、床、窓、換気など)から逃げていく熱量を建物の床面積で割った値で、建物の省エネルギー性能を表現する方法の一つです。
このような概念で建物を考える事は、まだまだ浸透していないのかも知れませんし、多分建築業界の中でも数字で物事を考える事に、批判的な方もいらっしゃいますし、数年前までの私も実はそちら側の考えでした。
しかし、これは数字で物事を考えているのではなく、あくまでも漠然と設計を進める事を予防するための裏付けなのです。
例えば、断熱材を分厚くすれば、性能が良くなるのは当然ですが、しかしその分厚くとは「一体何㎜やねん?」
もしかしたら必要以上に分厚くし過ぎていて、過剰なのではないか?即ち余計なお金を掛けているのではないか?と言った事を予防するための過程でもあります。
又、意匠設計者が陥りがちな一例として、屋根を極力薄く見せたいがために性能をおろそかにして断熱材を薄くしすぎると、夏めっちゃ暑い家が出来てしまうと言った事もあります。
それを予防するためには屋根を薄くしたいけども、じゃあどこまですれば性能との両立を計れるのかと言った裏付けにもなります。
良い家、(住まいだけではありませんが)良いデザインにはちゃんと裏付けが必要なのです。
勿論、性能を担保するには、きちんと施工されているかを確認する監理と言う行為が重要な事は言うまでもありません。
新しい住まいづくりが始まります
「ありがとうの家」(神戸市)、住まい手自らが、みんなに感謝しながら臨む住まいづくり、と言う事で名付けられました。 大変、お若いご夫婦で、もう直ぐ待望のお子さんも誕生されると言う事です。
上棟の頃には、もうお生まれになっているかなあ?
お若いけども、しっかりと人生設計をされている事が書かれているブログからも拝見できます。
住まい手のブログは コチラ からどうぞ。
私が、この年齢の頃に何を考えていたのだろうか?と思いかえすと
うっ、うっ、・・・ とても言えません。 お恥ずかしい限りです・・・。
およそ30坪のコンパクトな住まいですので、シンプルに暮らす事が求められます。
この大きさの住まいですと、当然所有される物の量も限られますが、より多くを所有する事が、即ち幸福と言う訳でもありませんので、本当に必要な物を選りすぐって長く愛着を持てる物だけを限定して所有する、そのような考えが必要です。
そう考えると、家は小さくても充分に成立するのです。
年末、完成に向け設計進行中!
パースはプレゼン時のものです。




