建て方
霧の朝、晴れを期待した今日でした。 現場に到着すると1階は、ほぼ骨組みが組み上がった状態で晴れ間も覗き、何とか持ち堪えてくれ、と言った天候でした。
午前中に棟木まで上がり大屋根の登り梁までが掛かりました。
その頃には、冷たい雨がしとしとと、降っていたのですが昼食を終えて午後の作業が始められる頃になると小康状態に夕方には屋根の断熱工事までが済み1回目のシートが被った所で日没。
最後は、ライトアップした訳ではありませんが、ライトに浮かび上がった建物が少し幻想的に
都合により、上棟式の式典は越年となりましたが無事に今日の日を迎えられ良かったです。
年内、あと少しありますので現場の無事の進捗を願います。
刻み見学
快晴に恵まれた先週末、作業場での刻み作業が始まったとの事で住まい手さんをお誘いして見学に訪れました。 プレカット全盛の業界にあって、ウチの現場は毎回手刻みで対応して頂けるとあり、住まい造りの過程を見て頂くには絶好の機会ですので、お誘いしない訳にはいきません。
10月末の材料検査で選別した材それぞれに墨をつけて、刻む所、穴を開ける所、形状を加工する墨などが描かれています。
大工さんから挨拶を受け、説明に聞き入る住まい手さんご家族
自分たちの家の材料が1本ずつ丁寧に仕事されている様子に感動されていたようでした
写真ちょっとピンボケですが、腰掛蟻継ぎの男木です
そして、こちらは未だ加工はされていませんが、同女木(受ける側)です
赤マジックで矢印や数字が書かれているのは尺杖(検竿などとも呼ばれる)と呼ばれる、材料に墨付けする上で必要な長さの墨を入れた物差しの役割をするものです。
12月20日頃棟上げの予定ですが、さて今年の雪はどんなものか?やや気がかりですが楽しみに準備に勤しみます。
アンカーボルト等 検査
寒くなるとの天気予報に覚悟を決め、スタートした月曜日。 久々に日本海方面へ向け出発、北へ向かうと共に天候も荒れ始め、到着の頃には荒れる海と物凄い風に冬を感じた先日でした。
丁度、先日蟹漁が解禁された模様ですが、ここの蟹を口に出来る事は、まあ無いと言っても過言ではありません。
漁に出たその日に持って帰って販売される程、新鮮ですが量が少なく希少性も高い(他の漁港では漁に出た数日後に市場に出るそうなので自ずと冷凍保存となるようです)ので、超高級ブランドになっているそうです。
風が吹き付け、波しぶきが高くあがっています。
午後、工事中の「哲学の家」へ
綾部まで戻ってくると、流石に強い風は吹いていませんでしたが、どんより空は残っていました。
先週打ったベースコンクリートに引き続き、次は基礎の立ち上がり部分のコンクリート打設になります。
その前に、基礎と土台を緊結するアンカーボルトの設置検査です。
土台の継手位置や柱、耐力壁の位置も予め分かっていますのでアンカーボルト等は、それらに干渉しない位置に設置されている事が必要です。
そして、ホールダウンボルトの設置も忘れてはならない部分です。
今回のホールダウンボルトは計5本、規模にすると適切な本数と思いますが、他社さんに比べると少なめかな?と思います。
金物でがんじがらめにしてしまうと、木のしなやかさが損なわれますので、ホールダウンボルトは極力減らすように、計算によって根拠を算出しています。
さて、今週末から材料の刻みが始まるとの事です。
プレカット全盛の時代にあって、今回も手刻みをして頂きます、又見学に伺うことにします。
配筋検査
先週、無事地盤改良工事を終えた「哲学の家」、順調に進み今週はいよいよ基礎です。 天候にも恵まれたと言える今週、幸い今日も心地良い快晴でした。
カメラを構える私の影も長く延びています。
13時過ぎでこの長さですので冬の太陽高度の低さが実感できますね。
基礎を造るだけなら何も問題は無いのですが、家の中で行われる生活。その生活と言う行為には必ずインフラが必要になります。電気であったり、上下水道であったりする訳ですが、建物の中と外を結ぶ物が、このような配管類です。
後でコンクリートに穴を開ける事も出来ますが、その場合はこの無数に入っている鉄筋を切断してしまう可能性はかなり高く、後で穴を開ける事は当事務所としては原則禁止です。
外径が10cmを下回る管の基礎貫通には開口補強筋と言うものは設けていませんが、1枚上の外径が10cm以上のパイプには補強筋を設けています。
地盤改良工事
先週、地鎮祭を迎えました「哲学の家」、本日から工事開始です。 地盤調査の結果、自沈層が見られる箇所もあり補強工事が必要と言う事で今回で3度目の採用となりました、砕石パイル工法(Hy speed工法)。
掘った穴に砕石を締め固めながら埋めていく、ごく単純な方法です。
1.8m程度の深さを1箇所施工するのに、およそ20分前後、用いるのはヴァージン砕石、沢山の砕石が穴に投入されました。
液状化や土壌汚染が無い特徴を持つ比較的新しい工法ですが従来から行われてきたセメント系固化材で固める方法と相見積をしても、遜色ない程度に落ち着いています。
さて、明日には補強工事も完了の予定。
そして次週からは基礎配筋です。
材料検査と選木作業
先週、地鎮祭を終えた「哲学の家」 本日は、材料検査と選木作業の日でした。
材料検査と選木作業の違い、厳密には、ほぼ並行作業なので大きな違いはありませんが、材料検査では含水率を測ったり、重要な材料欠損や大きな割れなどのある材料は跳ねさせて頂いています。
連日の雨模様で、やや含水率の高い材料もありましたが、今回は手刻みと言う事もあり乾きすぎているよりも、含水率20%を少しだけ超えるぐらいの方が刻み易いそうです。
このようにサイズに関係なく詰まれた木材を一通り見やすいように広げて1本ずつチェックするのが選木作業&材料検査なのです。
これは既に作業を終えた状態ですが、このように材料の元末、背に腹と呼ばれる方向を揃えて1本ずつ、木の表情を見ていく訳です。いわゆる品定め、料理で言うなら下ごしらえ、のような作業です。
当然、その中には「うーん」と首をひねりたくなる材料もある訳でして、今回はそんな材料が2本ほどありましたので交換して頂きました。交換といいましても直ぐに出てくる訳ではありませんが、既成サイズの材料であるなら、倉庫から出して貰い、このようにプレナー掛して、その場で材料を交換して頂けるのです。
作業が終わった材料には、このように番付けと呼ばれる材料の行き先が書かれます。文字が横書きだったり、縦書きだったりしますが、その向きにも意味があるんですよ。
それにして、手作業で材料をあっちやこっちに移動させたり、運動不足の身にはかなり堪えます。多分、明日は筋肉痛、決定ですね。
ここが山場
先週来、喉の調子が悪い日が続いています。 夏風邪との診断を受けましたが、熱はないので平常通り業務の毎日です。
先週中に気合で完治の予定でしたが、しつこい夏風邪であります。
皆様におかれましても季節の変わり目、御自愛下さいませ。
さて、「YKITハウス」工程表には足場撤去の文字が出てくる時期になりました。
この時期、現場はザワザワ色んな工種の職人さんたちが現場にやってくる事になります。
こちらも、完成へ向けていよいよ山場を迎える事になりそうです。
そして「哲学の家」も先日、予算調整の打合せ、住まいづくりの中では一番辛い段階かと思いますが
誰もが通る道、これを乗り越えなければ住まいづくりは進みません。
こちらも、一つの山場を迎えています。
山を越えれば、楽な道。
山があるから登るんだ、と言う言葉もあるように何事も平坦に楽に済んでしまうと感動も何もありませんし、家への愛着も違ってくると思います。
少しの坂道も楽しみながら登る事を心掛けることで、随分と気持ちも違って見えます。
景色を楽しむ、小鳥のさえずりを聞いてみる、小川のせせらぎに耳を傾けてみるなどなど、住まいづくりは長い坂道を見ているだけでは、つまらない事ばかりです。
ちょっと周囲に目を向けて楽しい事を探す事で、気持ちの上でも楽になります。
さて、ゴールに向けて一歩ずつ確実に歩んで行きましょう!





















