6月スタート
今週も無事終えて、今日から6月。 はやいものです、今月が終わると1年の半分が過ぎたことになります。
ここで年始に立てた目標が早くも崩れつつあるので、一度立て直しを図らないと、このままズルズルいきそうでコワイ今日この頃です。
さて、現場もそれぞれ動いておりますが
まずは「縁望の家」
外部の大工工事は、ほぼ終えており内部へと場が移っています。
サッシも取り付き、縁側の屋根も完成しています。正面は既にサッシが入っていますが、フレームレスに見える納まりとしています。ガラスだけ割らないように気を付けてもらわないといけません。
次に「YKITハウス」は基礎の立上りコンクリート打設に向けて型枠が組まれていましたが、この時期雨によって1日だけ作業が出来なかったそうです。
続いて「須磨区のマンションリノベーション」も設計は大詰め、見積前の打合せを終えて少し図面を修正です。
「発展する家」工事スタート待ち
「桜・天空の家」見積内容調整中が続いています
「哲学の家」設計進行中
と続きます。
くじら
先週末、「桜・天空の家」の打合せを終え、その足で向かった先は「くじら」
「くじら」とは愛称で、実態は市民プールです。
大きく波打った屋根の形が、くじらのように見えるから、と言う事でしょう。
こちらの建物は大型の公共建築では珍しくもなくなりましたが、併設する図書館共に木造で、その内部も木の雰囲気を生かした設計でした。
その図書館も屋根面緑化されているなど、さも最近の建物なのかなあ?と思い聞いてみると平成17年に完成した施設のようで、完成後8年を経ている事になります。
くじらの中に入ってみると受付前を通り、写真のスペース、1階はそのままプールへ、階段を上がるとプールを見下ろす事が出来る観覧席に、
写真は、その階段からのもので、大きなボリュームの壁面には木の小口断面を見せるように薄くスライスされた角材が貼り詰められています。ボリュームの成せる技かなあ?と思います。
そして図書館の壁面にはやっている事は同じですが、かなり小さな断面の木材が貼り詰められていました。
上段の縦格子、平板貼り、小口を見せる貼り方、すべて木なのですがバリエーションを変える事で野暮ったくならないような工夫が凝らされています。
さてと、「桜・天空の家」は、次のステップ見積へと移ります。
光熱費シミュレーション
先日、エネルギー性能のチェックを済ませた「桜・天空の家」ですが1次エネルギーの算出までの過程を終え、引き続き2次エネルギーの計算から光熱費シミュレーションへと進んでみました。 光熱費が多くなる月、少なく出来る月がある訳ですが1年間を平均して均してみると、一月平均4000円程度(照明、給湯、暖房、冷房、換気は全て電気がエネルギー源とした場合)と言う結果が出ました。
このシミューレーションでは仮に、更にQ値を良くした仮想計算もしてみましたが、結論としましては光熱費に大差は無い事も判明しました。
これは、その世界の研究では既に分っている事だそうですが、いくら数値を上げても大きな空間が存在するなど、プランに依存する部分が大きいと言う事ですが、実際手を動かし計算してみる事で、その研究結果を納得出来た訳です。
このように頭の中だけで分ったつもりになるのでは無く、先ず自分の手を動かしてみると言うのは新しい試みにトライする中では非常に重要で、便利な計算ソフトをいきなり使うのでは無く、まずは地道に手計算してみて初めてその過程が理解できます。
基本を知る事は、後にソフトを使った時にでもエラーが発生した場合の対処がスムーズであると言ったメリットもあり、地道な作業は決してバカには出来ません。
建築って色んなソフトがありますが、まずは全てが手作業を経験してみて分る事が多いんです。
設計だけでなく、実は現場も手仕事を経験して頂くのがいいのですが、最近はプレカット全盛で現場では一切加工仕事はしないと言う工務店さんも珍しくないそうです。
しかし夢を抱いてこの世界を目指す、若い大工予備軍の中にはそう言った手仕事の現場に憧れを強く持っている子達が多いのも知っています。
もう少し、そのような子達が働ける場を創造する国の施策も必要かと思うこの頃です。
意外に高性能
「桜・天空の家」先日のエネルギー性能の裏付け作業の結果、理論上は意外に高性能な事になっています。 おそらく、建物の2階に居を置く事も大きいのだと思いますし、ALCと言う多孔質な材料に断熱をプラスする事も作用しています。ALCは断熱性能が高いと言う方もいらっしゃいますが、比較する対象が性能の低い物とされているだけでALC版単体で断熱なしの建物になると、現在の省エネ基準をクリアする事なんてとても叶わないと思います。
そして、住宅用サッシと違いバリエーションの数が少ないビル用サッシ、出来るだけ既成サイズで抑えられる部分は抑えながら、どうしてもここはと言う所にオーダー寸法品を入れます。
それでもデティールがまずければ、ぱっとしないので、そこは、よ~く考えないといけません。
昨日、聞いてきた話もよく復唱し、我が事務所には設計以外の部分でも未だ沢山手を入れないといけない部分がある事に気付きます。
色々リニューアルしたい事もありますが、一つずつ着実にやらなければ先は見えてきません。
少しずつ前進です。
ご契約後1週間
本日は、大阪へ行っておりました。気温差は多分2~3°違うと思います。コートを着て歩いている昼間の大阪では、ちょっと暑いくらいです。体感の2~3°ってかなり違いますね。 当然、これ家造りにも言えることで、外よりも10°も違えば服装も中と外では全然違います。
夕方帰路、大阪から三田辺りを越える頃からドアが開閉するたびに外の寒さがひしひしと感じられ、篠山口で降りる頃には明らかに寒い、となります。
さて先週「桜・天空の家」のご契約から1週間が過ぎました。
当然、設計が進んでいる訳ですが、ひとまず仮に色々な部分のスペックを設定しました。
例えば、窓や断熱の仕様などです。
次に、そのまま設計を進めるのが普通の設計事務所ですが、ウチではこの仮に決定しているスペックが本当にこれでいいのかの裏付け作業に入ります。
エネルギー性能などのチェックです。
建物は一つ一つプランも違えば方位、窓の数や大きさ、規模も違います。
従がって毎回同じ仕様で良い訳がありませんので、毎回チェックが必要になる訳です。
安全側を見るならオーバースペック目に設計をすればいいのですが、予算もありますので性能をクリアしながらスペックを整えると言うことです。
これをする事で実はエアコンも過剰スペックな機種を選択する事もなくなりますし、1次エネルギー消費量も、どの程度抑える事が可能かの目安が付けられます。
即ち、後の電気代などのランニングコストにも影響します。
とかく、分りやすいが為に見た目のデザインだけに目が行き勝ちな世界ですが、そうではなく、住宅は耐震、温熱などの性能を含めたトータルデザインが大事です。
肝心な所を見落とさないように、住まいづくりをしましょう!
城を攻め落として参りました?
先週、「桜・天空の家」のご契約後、その足で帰り道にある竹田城跡を攻め落として参りました。 んっ、既に城はない?
失礼しました、城跡に登って参りました、が正しい表現ですね。
ここを知ったのは今ほど話題になってもいなかった、7~8年ほども前の事だったと思います。ふらっと寄ったこの辺りの道にあった看板をみて車で登ってみると、現在の駐車場まで辿り着けましたが、多分夏真っ盛りの頃だったので暑さで断念したのだと思います。
以降、車で30~40分のここへは、いつでも行けるやん、と言った感じで遠ざかっていました。
が、そうなると何かきっかけが必要で、今回近くの仕事の御契約記念にかこつけての城跡探索となりました。
当時は、現在の下山ルートから登った記憶がありますが、先週は完全に一方通行で狭い山道で車がすれ違う事はありませんでした。
その行き道、次のようなアーチが連続する高速道路の橋脚に出会いました。さしずめ、お出迎えと言った所です。
時間は既に夕方4時を廻り、間もなく日没と言うことで、かなり早足でのハイキングとなりました。
登り道の途中からようやく、城跡の石積みが見え始めましたが、先は未だ遠く息を弾ませながら先を急ぎました。
そして、この石碑から城跡の石段が始まります。ここから先の石段は1歩1歩がかなり大変ですので、それなりの装備で登られる事をお勧めします。
城跡の石積み越しに麓の街並みを眺めてみました。
天守閣があった場所から正門や二の丸、などがあった方向の見下ろしですが、この画ってポスターや写真でよく紹介されているんじゃあないでしょうか。
当日は平日の夕方にも関わらず、多くの若い人々や年配のご夫婦も訪れていました。
建築的には、城と言う要塞ですので、直線の動線が少なく、開けたように見えますが、割と動きが制限されます。
また階段は降りる時に、つま先下がりとならないような石の積み方をされているなど、当時の技術を実感できました。
駐車場から早足で10分ほどで到着、景色の堪能も程ほどに、何とか日没前に駐車場まで戻ってきました。
地元では有料化も検討されているようですが、これだけの観光客がありながら、地元には一向にお金が落ちないのだそうです。
と言うのも、その受け皿となる施設が無いためで、ようやく最近になり、その取り組みが始まっているようです。
地域活性化のためにも、是非成功される事を願いつつ、今度はもう少しゆっくりと滞在できる時間に来てみたいと思うのでした。
本日、ご契約 「桜・天空の家」
本日、御契約 「桜・天空の家」 と命名させて頂きます。 朝来市和田山町にて新規、リノベーションの設計スタートします。
高台の鉄骨2階建て建築物の2階の空間の中に、ご家族4人のための、住まいをつくります。
東には神社の階段参堂に沿って植えられた桜が見事に咲くそうで、北側は高台に建てられた建物の2階から、眼下に街並みを見下ろす事が出来ます。
そして、今日帰りに契約を祝して、近くの竹田城跡に登ってきました。
ここは360度のパノラマに展開する眼下の景色が最高で、ひらめきました。
竹田城跡の愛称から少しだけ名前を拝借して、「桜・天空の家」と名付けます。
竹田城リポートは又後日に回しますが、設計は本格スタートです。











