所狭し
木曜日は「YKITハウス」定例日 8月も残す所あと僅かとなった現場では、一気に材料が搬入され、所狭しと積み置かれています。
小さな現場の中は材料が一杯、移動にも身体を捩じらせながら隙間を縫って、あっちこっちと言った感じです。
台風の影響にも左右されそうですが、週末には足場が外される予定です。
2階には天井用の石膏ボードが
そして1階にも石膏ボードを中心に床材、壁材、パーテーションに使用するパネル材などなど、高く積み上げられる訳ではないので圧迫感はありませんが、広くべたっと面積を占めています。
1階で生活の殆どが完結する事を目指したプランですので、2階面積は僅かですが、その僅かの部分に少し拘りを感じる住まいとなります。
ここが山場
先週来、喉の調子が悪い日が続いています。 夏風邪との診断を受けましたが、熱はないので平常通り業務の毎日です。
先週中に気合で完治の予定でしたが、しつこい夏風邪であります。
皆様におかれましても季節の変わり目、御自愛下さいませ。
さて、「YKITハウス」工程表には足場撤去の文字が出てくる時期になりました。
この時期、現場はザワザワ色んな工種の職人さんたちが現場にやってくる事になります。
こちらも、完成へ向けていよいよ山場を迎える事になりそうです。
そして「哲学の家」も先日、予算調整の打合せ、住まいづくりの中では一番辛い段階かと思いますが
誰もが通る道、これを乗り越えなければ住まいづくりは進みません。
こちらも、一つの山場を迎えています。
山を越えれば、楽な道。
山があるから登るんだ、と言う言葉もあるように何事も平坦に楽に済んでしまうと感動も何もありませんし、家への愛着も違ってくると思います。
少しの坂道も楽しみながら登る事を心掛けることで、随分と気持ちも違って見えます。
景色を楽しむ、小鳥のさえずりを聞いてみる、小川のせせらぎに耳を傾けてみるなどなど、住まいづくりは長い坂道を見ているだけでは、つまらない事ばかりです。
ちょっと周囲に目を向けて楽しい事を探す事で、気持ちの上でも楽になります。
さて、ゴールに向けて一歩ずつ確実に歩んで行きましょう!
温度測定結果(続編)
前回に続き、今週も屋根面の温度測定を実施しました。 足場の加減で比較出来るのは、恐らく今回が最後と思います。
今回は、測定器の記録を公開します。
先日の、計測時間帯のアメダス観測ポイント(福崎、三木、西脇)における平均気温は29℃~30℃の間でした。
さて、結果は
少々見づらいですが、青が気温、赤が湿度。
縦軸に温度、湿度を示す値で最高値が60、以降1横線ごとに数字が10ポイントずつ下がります
横軸は時間の経過で午前11時頃計測開始、以降1縦線ごとに1時間経過していて、15時頃に計測終了しています。
最初は、黒に近い色の屋根から計測です。
湿度(赤線)が気温を逆転している所からスタートしていますが、車から機械を取り出した瞬間に機械が反応したのかもしれませんので、その辺りは無視して、気温にして40~50℃の間をウロウロしているのが分ります。
ここで計測をストップさせると、新たな計測結果が上書きされるので、計測を続けたまま車に積み込み、12時過ぎから13時頃まで移動及び昼食。
再び13時過ぎから計測開始、シルバーの屋根では開始と同時にぐんぐん温度が上昇し、ついには60℃を超える時間もあります。
日が照ったり曇ったりでしたので、随分とばらつきのあるデータとなりましたが、その差はおよそ10℃前後と、前回の終日好天の計測と大して変わらない結果が出たのではないかと思います。
2回の計測で同じような結果が出ましたので機械の異常ではなく前回の考察通り、反射温度を拾った結果が出たのだと思います。
上のグラフが少し見辛いので、PDFファイルを公開します。 → 130718温度測定
さて、そんな「縁望の家」のオープンハウス日程が決まりました。
詳しくは、 こちら からご覧下さい。
屋根面温度測定結果
先日いずれも現場進行中の2つの現場において、屋根面の温度測定を実施しました。 そもそも、この2つの現場の屋根には同じ厚みの鋼板を使用しており、しかもどちらもほぼ南へ下った勾配屋根の形状、周囲の障害物による影響を受け難く、建築地域も加西市と西脇市、車移動でおよそ30~40分程度の距離にあり、ほぼ地理的差異が少なく、比較の上でも好条件と言う事で実施した測定です。
おまけに、両現場共に未だ足場が設置されているとあり、屋根までは支障なくアプローチ出来ます。
唯一、違うのは屋根に使用した鋼板の色、片やギングロと呼ばれる、黒に近い色、片やシルバー色で、屋根の上ではやや照り返しが強く感じます。
メーカー発表の熱線反射率にしてシルバーの方が40%ほど高く、さてこの数字がどのように測定結果に現れるのか、興味津々でした。
さて、その結果や如何に、皆様はどう思われますか?
私の予想に反し意外な事が判明しました。
と言うか思い込みが招いた無知と言うべきかもしれません。
一般的には黒の方が熱をより吸収し熱くなるので当然、黒の方が温度が高いとイメージされるかもしれません。
間違いではないのですが、測定結果では逆の結果が出ました。
と言うのも、温度計は屋根表面の温度を測りますので鉄板に当り、照り返した後の温度を拾ったようで、反射率の高いシルバーの方が測定結果が高いと言うデータが得られました。
上がギングロ(黒に近い) 午前11時10分頃から約40分間測定
下がシルバー 午後12時30分頃から約40分間測定
出来るだけ条件を整えるために測定時間帯の差も少なくしました。
温湿度センサーはケーブルの先にある物で、鋼板の上に直接置いています、滑り止めのためにタオルの上に載せているのはレコーダーです。
この時間帯の両測定ポイントから最寄のアメダスデータでは、この時間帯どちらも、ほぼ外気温約33℃、現場最寄の測定ポイントの風速、上4m/s、下2m/s
上ギングロの現場、体感ではやや心地良い風が吹いていました。
又測定機械の特性上、下シルバーのデータしか残りませんでしたが、測定時間内には最高59℃位まで温度が上がっている時間帯がありました。
上も同じように記録が残っていればもう少し正確な事が言えたのかもしれませんが、先日の結果では、およそ7~15℃の温度差が生じた事になります。
しかし、この温度差をそのまま読み込んでしまうと誤った解釈になりますので、ここからが結論になりますが
鋼板外側ではこれだけの差が生じましたが裏側では、この差が逆転すると解釈しておかないといけません。
つまり、シルバーは熱を反射させ、黒は熱を吸収するために室内に侵入する熱の量も多くなると言う事だと思います。
それらの事も鑑みながら、屋根面の断熱計画を進めるが必要となります。
幸い、上のギングロの現場では屋根面に太陽光パネルを載せますので、何も載せない場合に比べ、太陽光パネルが室内に侵入する熱を遮る、副効果とでも言うべきかもしれjませんが、屋根に近い2階の温熱環境が断然良くなります。
これは既に前例があり、私も体感済みですので、はっきり断言出来ます。
さて足場がもう少しの間、存在しますので天気が良ければ後1~2度、この測定を試みてみようと思います。
6月スタート
今週も無事終えて、今日から6月。 はやいものです、今月が終わると1年の半分が過ぎたことになります。
ここで年始に立てた目標が早くも崩れつつあるので、一度立て直しを図らないと、このままズルズルいきそうでコワイ今日この頃です。
さて、現場もそれぞれ動いておりますが
まずは「縁望の家」
外部の大工工事は、ほぼ終えており内部へと場が移っています。
サッシも取り付き、縁側の屋根も完成しています。正面は既にサッシが入っていますが、フレームレスに見える納まりとしています。ガラスだけ割らないように気を付けてもらわないといけません。
次に「YKITハウス」は基礎の立上りコンクリート打設に向けて型枠が組まれていましたが、この時期雨によって1日だけ作業が出来なかったそうです。
続いて「須磨区のマンションリノベーション」も設計は大詰め、見積前の打合せを終えて少し図面を修正です。
「発展する家」工事スタート待ち
「桜・天空の家」見積内容調整中が続いています
「哲学の家」設計進行中
と続きます。
進行中と養生中
「縁望の家」と「YKITハウス」共に工事は始まっていますが、進捗状況では「縁望の家」が先に進んでいます。 工事が始まれば、常に現場が動いているか?と言うと実はそうではなく、特に基礎工事などコンクリート工事が関係する場合は養生期間と呼ばれる、現場が動かないように見える期間があります。
コンクリートを打てば直ぐに強度を発するか?と言うと実は使うコンクリートの種類や打設時期、外気温などによって所定の強度に達するまでに時間は変わります。
一般的には気温の高い夏場の方が早期に強度が出やすいと言われていますが、夏場のコンクリートを打った後では、外気の暑さ+コンクリートが硬化する時に発する水和熱と言う熱によって、気温以上の暑さになります。
ですので、夏場コンクリート造の建物の現場ではサウナ状態を覚悟しないといけません。
かと言って、半袖半パンと言ったラフな格好は怪我の元ですので絶対に禁止です。
現場とは、それほど過酷なものなんですよ。
上写真は「縁望の家」外観
そして、こちらは敷地造成中の「YKITハウス」。
擁壁のコンクリートが打たれた後、養生中です。
大きいなぁ
5月と言うのに未だ寒い、おまけに未だストーブが出ている当事務所です。 毎年、そろそろストーブは仕舞って空焚きなどしている頃ですが、いつまで必要になるのでしょうね?
そんな5月の始めは2つの現場で打合せと確認と
「縁望の家」では上棟後、順調に工事は進み、次回は中間検査を受けます。
中に居る時は、さほど感じませんが、一旦外に出て引き目に見ると、「この家大きいなあ」と感じるのは、屋根の長さが手伝っているのかな?と思います。
そして、もう一つの現場、「YKITハウス」では敷地の造成工事が進んでいます。
建物の規模はさほどでも無いのですが、敷地の造成作業を眺めていると、「どれだけ大きな家が建つんやろう?」と近所の人たちは思っておられるかも知れませんね。
竹やぶの向こう側は国道、かなりの交通量ですが1本道を外れると、このように長閑な景色の場所です。
実は、この2つの現場1本のルート上に存在するので、現場監理の上では非常に有難いんです。
ナイスタイミングで工事が始まっている、つまり、ついている事に感謝し又監理に励みます。
一つずつ前進
昨年来、設計と書類手続きを進めて参りました「YKITハウス」ですが、本日開発申請が交付されました。 こちら、市街化調整区域での建築と言う事で書類上の手続きがワンアクション増えるのですが、そのワンアクション目が結構手間がかかりまして住まい手さんに、ご用意頂くべき書類が沢山になります。
その、ご用意頂く物の殆どは市役所などの公的機関で、発行されるものです。
我々も仕事上、色んな行政に脚を運び調査などをしますが、その対応は各行政により本当にマチマチです。
最近、よく脚を運ぶK市は、職員の方、皆さん対応が丁寧で、中には違うフロアーにも関わらずエレベーターにまで一緒に載って、目的の課まで案内して下さる方もいらっしゃいますし、目的の課を案内板で探していると、通りがかりの職員さんでさえ、必ず「どちらをお探しですか?」と声を掛けて下さいます。
よく、教育されているのか、それとも心からの対応をして下さっているのか、このように親切に対応をして頂くと
こちらも 「ありがとうございます」 と心からお礼を言いたくなります。
全ての行政で、このように気持ちの良い対応をして頂くと、そこに住む市民が本当に幸せって思えるかも知れませんね。
もっと、こんな素敵な行政機関が増えて欲しいですね。
市街化調整区域に建てる
今日は、南へ向かうほど、どんより黒い雲に覆われ、小雪が舞い散る、そして北へ戻って来ると太陽が顔を覗かせ晴れ間が広がる、冬には珍しい逆転現象の日でした。
先週の「長い助走の末に」で触れていました書類提出は、あっさりと受領されましたが、交付された訳ではありません。内容の審査はこれからですが
こちらの場所は市街化調整区域に位置しています。
市街化調整区域とは文字通り、町が市街化するのを調整する目的で定められた地区ですので、そこに建築可能な建物の種類も限定されます。都会と田舎の丁度中間辺りでは、この指定を受けている場所が多く存在します。
そして、住まいを建てるにも、それなりに理由が必要でして、今回も理由書と言う書類を付けています。(但し、市街化調整区域全てで、この書類が必要と言う訳ではありません。)
建築基準法や都市計画法が難解なのは、法文があっちに飛びこっちに飛び、飛んだ先の法文を読んでいる間に、元の法文は何だったか分らなくなる点、や二重否定など、とにかく法文をきちんと理解しようとすれば、腰を据えて読み込む作業になります。
そんなややこしい法文を読みこなして、作成した書類や住まい手さんに、ご用意頂いた書類がわんさとなりましたが、とにかく1歩前進です。
年明けには、次のステップに移行できますように!
産地見学へ
既に一週間経過しましたが先週、住まい手さんと一緒に産地見学に行ってきました。 厳密に言いますと住まい手さんは前日乗り入れで観光され、我々は当日の朝出発したのですが飛行機で1時間、早いもんです。あっと言う間に到着しました。
当日、出発当初は丁度良かった初冬の服装では暑いくらいの天候に恵まれました。
神戸空港からは宮崎へ直接行く便が無い為に鹿児島へ飛び、後は陸路で宮崎都城へ車で1時間と言うルート。
上の霧島山をぐるっと一回りして空港へ降り立ちました。
時間の都合で山まで足を運ぶ事が出来ませんでしたが製材所とプレカット工場を見学していただきました。
宮崎は全国トップクラスの林産県でそこで働く人の数や機械の種類までも関西ではなかなかお目にかかれない物が多くあります。写真はその一つで仕組みを聞くのを忘れましたが、空気で吸いつけているのかもしれませんが製材した材料をまるでUFOキャッチャーのように吊り上げてあちらからこちらへと運ぶものです。両側に居る人は材料が回転するのを抑えたり、桟積みの所定の箇所に設置する時に必要なだけで運搬の時には手を添えているだけ、重労働もこれで軽減されます。
材料の集積、丸太の皮むき、製材加工と言う流れで段々と家の材料として使われる形に近付いてきます。
部長さんから説明を受ける住まい手さん。多くの方が関わって住まいの形が出来上がっていきます。
家造りはもうここから始まっています。
早足で駆け巡った今回の見学でしたが、こちらの住まいづくりも間もなく動き出します。
ご家族の住まいが無事完成する事を願って皆で頑張りましょう!



















