DIYについて その3(怪我にご注意を)
折角DIYについて書き始めましたので、 もう少しDIYのお話にお付き合い下さい。
最近では、女性も丸鋸を使ってDIYを
される方がいらっしゃると聞きます。
一つあると大変便利な工具ですが、
丸いとはいえ刃物を扱っているんだ
と言う事を忘れないように
取り扱っていただきたいものです。
安全カバーもついているので一見、
安全なように見えますが
色々と切り進めていくと場合によっては
思うように進まなくなり丸鋸が
反発する時があります。
その時、そこに自分の身体の
一部があれば、どうなりますか?
若しくは、そこに人が立っていたら
どうなりますか?
想像するだけでも、ゾッとしますね。
正しい作業姿勢で作業すること
周りに人が居ないかを確認すること
特にお子さんを近づけないように
などを忘れないように、
安全に作業をして下さいね。
万が一、刃に触れないといけない時や
その場を離れる時は、一旦コンセントを
抜く、くらいのことをしておいて
丁度良いくらいと思います。
今日御紹介するのは、そんな危険事例が
紹介された YOUTUBE です。
DIYは、安全で楽しくを心掛けて下さい。
趣味で怪我してちゃあ元も子もありませんからね。
https://www.youtube.com/watch?v=3XbywQ8zdUg
DIYについて その2(断線に気を付けて)
先日、折角DIYについて書いたので、 もう少し触れてみようと思います。
丸鋸を自由に扱えるほどの腕は未だ
無いと書いたばかりですが、実は
買ったばかりの丸鋸のコードを
断線しかけました。
薄い板を調子にのってスイスイと
切っていたのですが、丸鋸を前後
させる内に、いつの間にかコードが
刃の内側に巻込みかけていたのです。
幸い防護カバーのゴムが少し
切れただけで済みましたが、
気付かずに切り進めていたら
間違いなく購入即、断線と落ち込んで
しまっていたでしょう。
現に、やってしまった直後は、
かなり落ち込みましたよ。
大工さんに聞いても、
よくあることなんだそうです。
そんな声を反映してか、刃の真後ろから
出ているコードを刃から遠ざける位置に
出すことで巻込み予防策を
講じているのだそうです。
写真の青い突出部分がモーターの
ようですが、巻込み予防策を講じた物は、
そちら側からコードが出ていました。
皆さんも、購入直後はお気を付け下さいね。
さて、そんなDIYファンに朗報です。
と言っても偶然見つけただけですが、
神戸にある竹中大工道具館では
「大人のための木工教室 角材編」と
題した教室が開催されるようで角材を
使ったスツール作りが経験出来るそうです。
全6回で20,000円とちょっと気合の要る
お値段ですが、興味のある方は
行かれてみては如何でしょうか?
3月14日~のようです。
詳しくは → こちら から御確認下さい。
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◆編集後記
新年より 「すまいなんなりと」 と題した、
メルマガをはじめています。
「なんなりと」と言う言葉と私の
名前「なりと」が掛かっています。
先日、第6号を発刊したばかりですが、
現在は
「中古住宅を視野に入れる際に気を付けたいこと」
として連載しています。
1話完結式としていますので途中から
お読みいただいても分かり易く
書いているつもりです。
住まいづくりには本当に幅の広い知識が必要です。
15年の経験から得られた、そんな方法があるのかぁ
と言ったこと、又メルマガ読者だけのお得な
情報を発信していく予定にしています。
ニックネームでの登録も可能にしています。
無料メルマガです→ 登録は コチラ からどうぞ。
添景(てんけい)
添景(てんけい)とは、写真のような模型の 木や人、備品など、建築の主役では無いけども
脇に添えて色を加える、景色やシーンをつくる
そのような役割を果たすものです。
これは模型だけでなくパースと呼ぶ
立体的な図を描く上でも非常に貴重な
パーツとなります。
3次元模型は画材屋に行けば販売している
ことはありますが、紙の添景があることを
知り実際に、どのような物かを確認するために
購入してみました。 テラダモケイ
1枚ほど、ちょっとお遊びの物もありますが
ご愛嬌と言う事で(^^
最初は建築の添景のつもりだったのかも
しれませんが、今ではバリエーションが増え
それが商品となり様々なシーンの物が
販売されているようで何だか楽しげです。
紙と言う平面を組み合わせたり加工したりすることで
3次元を表現しているのが実にユニークです。
しかし縮尺が1/100と言う事で
かなり細かな作業が予想されます。
ROGAN’Sには辛いかもしれませんが
時間のある時に気長に楽しみたいと思います。
真っ直ぐの意識
先週末、ちょっとだけDIYをしてきました。 DIYと呼ぶには、ちょっとハードル高かったんですが・・・。
年末に完成した、お住まいの塀に
ポストを付けてきました。
既に出来上がっている状態に加工を施すのって
意外に難しいんですよ。
通常は材料を組み上げる前に材料を
切り易い位置に持って行き、楽な作業姿勢で切るから
作業が出来るのですが、一旦組み上がった物を
後から切ろうと思うと、思うような作業姿勢が取れなかったり
ノコギリを自由に引けるスペースが無かったりします。
実は今回も、そうだったんです。
そして材料に対して直角に水平に切ることさえ難しくなります。
写真は、苦労して水平を保ちながら切った塀の間柱です。
立ったままの状態で水平を意識して、最初は簡易のガイドを
添えていましたが、ある程度すれば自分の感覚で切れました。
丸鋸を自在に操れる腕は、未だないので手鋸での仕事でした。
一度、体験された方は良くお分かりかと
思うのですが、材料を組む前の普通の
状態でも直角を保って木を切ること
意外に難しいんですよ。
切った断面を見ると、よーく分かるのですが、
やや斜めに切れている、ややで済めば、ましな方で、
かなり斜めにしか切れないはずなんです、最初はね。
大工さんのやっているのを見ていると
簡単にやっているように見えますが、
長年培われた感覚があるのでそのように
見えるだけなんです。
真っ直ぐに切ることを補助するような
商品も出ていますが、どの程度使えるのかは不明です。
紹介しているYOUTUBEがその商品です。
https://www.youtube.com/watch?v=B4EbmAaut84
御引渡し
2月4日 晴天の今日、引渡しをさせていただきました。
思い起こすには、結構な時間が経ちましたが
資料を辿って行くと、2011年9月に一番最初の
提案をさせていただいた記録がありました。
4年と思っていましたが、そこからカウントすると
5年半になりますね~。
まあ、実質プランが固まってから足掛け4年ほど
と言う解釈ですが、ようやくこの日を迎える事が
出来ました。
何よりも、住まい手さんが、一番ほっとされている
ことと思います。
おめでとうございます。(^^
完成を迎えることが出来たこと、
皆で喜びを分かち合うことが出来た
瞬間かと思います。
これからは、この家で暖かく、そして伸び伸びと
お暮しいただければと思います。
1枚目・・・今日は最高の青空でした
2枚目・・・取扱い説明中
3枚目・・・1月中に荷物を入れたいからと先に鍵をお渡ししていましたので、お子さんの部屋は既に遊び場と化していました。
測定結果発表
先日の見学会が終わってから、 竣工写真撮影の日までの間、
温熱測定の機械を設置させて頂きました。
期間にして1月22日から26日の間です。
雪が降り寒い期間に、これをすることは非常に
意味のあることなんですが
言い訳になるかもしれませんが、
この住まいは4年前に設計を済ませています。
訳有って工事時期がずれてしまったのですが、
断熱などの仕様は予算の関係もあり
当時のまま変える事が出来ませんでした。
但し、気密層は確保しています。
その当時のグレードと言う前置きを
させていただいた上で温熱測定結果を
発表させていただきます。
測定期間中、作業などのために建物に
人が入る時間はありましたが、それ以外は
未だ入居されていないために無人の
状態でニュートラルな状態と言えるでしょう。
1枚目が測定データです。
小さすぎて見えませんね。
縦軸(青囲み)が温度湿度を示し
1本目から10、20と10刻みの罫線です。
横軸(赤囲み)は日時の経過です。
計測開始が1月22日の夕方4時頃から
計測開始だったと思います。
見学会時はエアコンを作動させていましたが
翌日の昼ごろに掛けて徐々に温度が下降し、
7℃くらいまで下がりました。緑丸あたりです。
そこから又温度が急に上がるのは人が入って
作業をしたのか日が射して暖かくなったのかは
不明ですが、急に上昇している所を見ると
誰かが作業の為に建物に入りエアコンを
稼働させたのかな?と判断します。
横軸の1本目の縦線が1月23日、
次の縦線が24日です。
一番、参考に出来るのが
3本目と4本目の縦線の間、つまり1月25日ですが、
室内最高室温8℃程度、最低室温6℃程度、
屋外最高気温6.7℃、最低気温-3.7℃
最高温度こそそんなに差はありませんが、
最低温度は屋内外で約10℃の差があります。
生活が始まれば、もう少し温度の下がり方の
カーブが緩やかになり、潜熱や蓄熱の影響で
最低室温も上がることが想像されます。
又、現在の当方の仕様になれば
もう少し差が出ることと思います。
参考までにPDFデータが下記です。
小さな隙間も
先日、他の方のFacebookのタイムラインで 見かけたので、ここでも少し触れます。
そこで見かけた現場では、断熱材の
施工が無茶苦茶でした。
断熱材が入ってさえいればいいと
言う施工です。
30~40年前の住宅では無断熱と
いうことが普通にあります。
それに比べればマシかもしれませんが、
折角入れた断熱材が機能しない
のであれば支払ったお金も無駄になります。
又エネルギーロスも大きくなります。
私どもが設計監理し昨年完成した、
こちらの住まいでは隙間を徹底的に
埋めるように伝えました。
又、私自信も断熱材の切れ端を持って
隙間を埋めてまわりました。
小さな隙間も、それぞれを足していくと
大きな穴になります。
写真が小さすぎて分かり難いですが
1枚目赤丸の辺りに微妙な隙間があります。
2枚目は、その隙間を埋めています。
このようにしっかりと施工していても設備配線の
施工時などに断熱材が乱されてしまうことがあります。
ですので最後までしっかりとチェックする
必要があります。
しっかりと監理業務が出来れば、
是正指示も出来ます。
らしさ
先日、引渡しの日を除けばおそらく この現場では最後になるであろう
打合せを監督さんとしました。
監督さんからうかがった、お話で
興味深かったことがありますので、
少し紹介させていただきます。
こちらの工務店さんには何度か
工事でお世話になっているのですが
この打合せの数日前に工務店さんの
社内検査があったそうです。
こちらの工務店さんは他に数々の
設計事務所の仕事もされているのですが
検査に見える方々には、設計事務所の
仕事ではあるけども誰の設計とは
伝えていなかったそうです。
しかし見た途端に、
「あっ、これは芦田さんやな!」との
返答があったそうです。
見れば分かるんですよね、
良いか悪いかは別にして
「芦田らしさ」をお感じ頂けたようです。
どこにでも、ある家ではないと言うことで
「らしさ」って必要ではないか?
と思った次第です。
好きか嫌いかはあるけども、
良いか悪いかではではありません。
「芦田らしい」設計をこれからも
心掛けたいと思います (^^
シリアルナンバープレート
とある住まい手の発想で始まった企画 シリアルナンバー
「芦田さん、ウチで何軒目ですか?」
実は、それまで考えた事もなかったんです
多分、二十数軒目だったと記憶しています
「ウチの家にも芦田さんに建てて貰った証みたいなのが欲しいなあ」
そのような感じの会話だったと思います。
厳密に言えば、私は設計監理をするだけで
私が建てる訳ではありませんが・・・
この際、それは置いておき
当時、とあるデザイナーさんの椅子には
シリアルナンバーが打ってたのです。
それに習い、「じゃあウチも、それでいこう!」と
では、何で作ればいいのか?
建物に直接シリアルナンバーを打つのか?
住宅に、ビルの竣工銘板みたいなのは大袈裟だなあ
と考えてたのですが、当時も現場から出る廃材を貰っては
何かに使えないかなあ?と思案していました。
現場で使うには寸足らず、持って帰ると大き過ぎ
今も、そんな材料がちょっとずつ事務所に増えてはいます。
厚めで節の無い綺麗な材料の殆どは
階段の材料であることが多いのですが
一体、何に使えばいいんだろう?
と考えていた時の、このお話でしたので
現場廃材で作ることは、直ぐに決まりました。
あとは、それを使ってどのような形に仕上げるか
どうやってシリアルナンバーを打つのか
木にインクは載らない、じゃあ焼印かあ
そして、形と大きさの問題が一番迷いました
当初はもう少し簡単に四角形も候補としていた
と思います。
最終的には家型である、五角形に決まりましたが
大きすぎると置き場所に困る、小さすぎると作り難い
当初の物よりも少し小ぶりになりましたが
デザイン的にも良いサイズにまとまったと思います。
「40」とせずに「040」としているのは、多くのご縁に恵まれて
生涯で、三桁の住まいの設計を目指したいとの思いです。
実験用シンク
理科室に入ると薬品独特の 匂いがしていた記憶
おありではないでしょうか?
あれ、何の匂いだったんでしょうね?
1つの実験台を複数人のグループで
囲み、隣の実験台との間を
取り持つように据えてあるのが、
そう、実験用のシンクなんですよね。
白く深めのシンクの底にはお椀を
伏せた蓋ような物があったの
記憶にありませんでしょうか?
あれはトラップと呼ぶ物で
日本語にすると罠とかそのような
意味になるかもしれませんが
罠ではなく、下水管から上がってくる
臭いや虫の侵入を防ぐために
設けられています。
具体的には水を貯める構造に
なっていることが殆どです。
こちらのお住まいでは、この
実験用シンクを洗面台に埋め込む形で
採用しています。
但し、理科室にあったそのままの物なのか
どうかまでは理科室なる教室の記憶が
遥か遠くなった今では確証をもてません。
もう少し深かったような、椀トラップ(お椀型)
だったようなそんな記憶があるのですが
メーカーが実験用シンクとして
販売している製品を採用しています。
但し、理科室っぽい感じがしないのは、
水栓と呼ぶ吐水口(蛇口)の部分が
家庭用の物だからではないでしょうか。
畳めるんです
先日、内部の竣工写真を撮っていただいた 「27坪のワクワクしながら暮らせる家」
この家のタイトルの一部となっている、
ワクワクと言う感情は
回れる迂回する動線、
見通せないアイストップ
そして可変するベンチなどが
ワクワク感を生み出すのですが、
この可変とは何でしょうか?
実は、このベンチ畳めるんです。
小さな家なので空間を
固定するのでは無く、
可変させることで
変化をもたらせ、使い方を
限定しないことが、
ワクワクにつながるのではないか?
と、ここに設けたのです。
1枚目・・・ベンチの状態
2枚目・・・畳んだ状態
3枚目・・・背もたれであり、玄関からの目隠しにもなるアイストップ天は光るんです
4枚目・・・ベンチの脚はコタツの脚のように外せて、そして仕舞えるんです
高校生から学ぶ
先日、朝のニュース番組で観ましたが、 春の選抜高校野球21世紀推薦枠の
候補として京都の洛星高校が挙げられて
いるとのこと
同行は中高一貫教育の進学校で東大、
京大へ進学する生徒も多数、野球部員の
中にも東大、京大への進学希望者が
多くいるとのことでした。
運動部にも全国大会クラスの成績を
おさめる部もあるような、
いわゆる文武両道の学校だそうです。
そして野球部は中学の時には30人
居た部員が高校になった途端に10人と
野球をするには、ぎりぎりの人数
練習方法もユニークで全員が全ての
ポジションをこなせるように練習する
のだそうです。
そんな部員の一人が、進学の為に
多くの生徒が勉強に専念しているけども、
野球と勉強の両方ってしんどくないんですか?
とのインタビューにこたえ、
「今まで野球と勉強の両脚でやってきたのに、
急にどちらか一つになるのは考えられないんです」
と言った意味合いの答えをしていたんですよね。
立派な考えだなあと思いますよね。
彼にとって、両方を成立させることが
日常なんですよね。
現場で職人さんがやっている作業をみると
簡単に見えることってあるんですよ。
只、我々が同じことをやろうとしても
見ているようには上手くいかないこと
沢山あります。
プロと呼ばれる方や、何かに秀でている方々が
継続的に日常化している作業や習慣って
短時間で身に付くわけではありません。
私も、設計するプロとして
他人から見て、普通にこなせている
ように見えることがあるのか?
もう一度見つめなおさねば
と思いました。



















