須磨壱の家(マンションリノベーション)(2013年)
築37年、約75㎡、コンクリート造壁式構造のマンションリノベーションです。
予算1000万円前後、あこがれのカフェのようなインテリア、お気に入りの本に囲まれて生活をしたい、暖かい陽射しが降り注ぐ終の棲家へ、このようなキーワードに基づき行ったフルリノベーションはでは、予想以上の温熱成果も出て、冬も薄着で過ごせるとの事です。
所有されていた大量の書籍は住まいのメインスペースに置かれ、ブックカフェのようなインテリアが誕生しています
建築場所 兵庫県神戸市
リノベーション面積 75㎡ (22.69坪)
玄関の広さは大きく変わりませんが、横にクロークを設けたことで以前よりも広がりを感じるようになっています
北側に設けた寝室はウォークインクロゼットを隣接させワークスペースも備えています
写真右 洗面脱衣 浴室位置が変更出来ずに奥行きの深いスペースとなっています
写真中 トイレ パイプスペースによって位置が固定化されています
写真右 廊下
キッチンもパイプスペースによって位置が固定化され独立キッチンとしましたが背後に設けた家電棚等により回遊動線を確保しています
南側には二間あった部屋を一部屋にしリビングダイニングとしています
ここで最も多くの時間を過ごすされるので快適性が重視されました
大量の本を床から天井まで目一杯に棚を設け収納しています
Before
上段左から
◆玄関
◆工事後に寝室となった部屋
下段左から
◆建物の中央の区画にあったキッチン
◆正面の右側の開口の向こう側がキッチン、左側の開口は廊下 この位置関係は変わっていません
Under construction
上段左から
◆北側の区画 壁式構造の建物なのでコンクリート躯体を触ることは構造的に出来ません
◆中央の区画 お風呂やトイレ、台所などの水回りのためのパイプスペースが集中して配管されていました
◆南側の区画 二間あった部屋の木製の壁を取り払いました
下段左から
◆南側の区画 外気に面する壁面、天井面、1階なので床全面にきちんと断熱を施しています
◆同上
◆中央の区画 キッチンを設えるために木組の下地を工事中
施工 / 有限会社 あかい工房
撮影 / 中村写真工房